2024年2月15日 12:00
賀来賢人が大切にしている仕事のポリシー「ワクワクすることしかやらない」
(撮影:映美)
鬱々としたコロナ禍の空気の中で、コツコツと積み上げていたものが今、芽吹くときなのかもしれない。2月15日よりNetflixで世界独占配信がスタートする「忍びの家」もそんな作品だ。
主演兼原案=賀来賢人。自身で企画を持ち込み、クリエイティブ面にもがっつりと携わった今作は現代日本で忍びが暗躍していたら、という物語。忍びであることを捨てた最後の忍びの一族・俵(たわら)家が国家を揺るがす史上最大の危機に対峙していくというストーリー。
賀来自身の熱い想い、さらにデイヴ・ボイル監督という才能に出会い、物語は拡大していった。
役者として、作り手のひとりとして今作にかけた思い、こだわりを賀来賢人に聞いた。
「熱狂させるカルチャーがあるのに、日本は活かしきれていない」
――今回の作品は賀来さんご自身が企画を持ち込まれたとのことなんですが、どういったところから着想を得たのでしょうか。
コロナ禍で仕事がストップしてしまったときに、待つだけが仕事じゃないな、じゃあ自分で作ってみよう、という思いがスタートでした。夜な夜なZoomして。当時、してませんでした?Zoom呑み。
――してましたね(笑)。