永瀬廉オフィシャルインタビューが到着。『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』は「不思議と前向きになれる映画」
という気持ちにどこまでも素直になれる秋人は見ていて気持ちがよかったし、尊敬もできました。春奈も含めて、「生きている」ということを強く実感させてくれるふたりだなと思います。死が近くに常にあるからこそ輝くものがある……。それを体現しているふたりだなと。このふたりは普通の人よりもすべての事柄に対して、時間がないわけじゃないですか。だからひとつひとつの時間、事象、感情などに対してかける熱量が違うんです。ふたりともがそうだからこそ、見ている人の心がより動かされるんじゃないかなと思います。
──久々の高校生役でしたが、役作りなどで意識したことがあれば教えて下さい。
外見で言うと、少し幼く見えるように前髪はかなり短めにしました。確かに高校生役は久しぶりでしたが、衣裳合わせで制服を着た時「まだ高校生役いけるね」と周りの方々に言われたので、その言葉を信じました(笑)。
キラキラしたいい時間を過ごせた
──春奈役の出口夏希さんの印象は?
ほんまに透明感がすごくある方でしたね。春奈のちょっといたずらっ子っぽいところ、天真爛漫な雰囲気をすごく魅力的に引き出してくれたし、ふたを開けてみると秋人以上に感情豊かな春奈になっていました。