くらし情報『モルゴーア・クァルテット 演奏活動30周年記念公演Vol.2は“ロック祭り!”』

2023年4月24日 12:00

モルゴーア・クァルテット 演奏活動30周年記念公演Vol.2は“ロック祭り!”

モルゴーア・クァルテット 演奏活動30周年 Vol.2 『モルゴーア・ロック祭』


日本を代表する弦楽四重奏団「モルゴーア・クァルテット」が結成30周年を迎え、記念演奏会を行っている。そのvol.2のテーマは、なんと「モルゴーア・ロック祭り」だ。「バロック祭」の間違いではないかと、一瞬目を疑いそうなタイトルだが、まさに正真正銘“オール・ロック・プログラム”が披露されるのだから楽しみだ。

クラシックの王道をゆくモルゴーア・クァルテットがロックに手を染めたのは結成から5年が経った1997年の秋だという。第1ヴァイオリンの荒井英治によれば「天からの啓示のように降ってきた企画『ディストラクション』のCD録音がその始まりだったという。

そこで彼らは、ドラムもワイルドなヴォーカルも無しでロックすることを成し遂げたのだ。その心は“ショスタコーヴィチの延長線上にプログレを置いている”というのも興味深い。

そう聞くと「ロックだからこそ表現されるものはあります。
それは『怒り』です。『怒り』というのはロックを定義するのに不可欠な根源的な要素です。社会の理不尽さに黙ってはいられない行き場のない憤り…それがロックを急速にクリエイティブに発展させました。なかでもプログレッシブ・ロックと呼ばれるジャンルは構成と緻密なアレンジを重要視します。

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