詩森ろばが「Yes Means Yes」の真の意味を問いかける serial number第12回公演の上演が決定
詩森ろばが作・演出を手がける「serial number12『Yes Means Yes』」が、2025年1月10日(金) から20日(月) に東京・ザ・スズナリで上演される。
2018年にスウェーデンで、「Yes Means Yes法」が施行された。これは「性的合意」のない性行為を禁じた世界初の法律である。しかし日本では、レイプなど悪質な性加害においてさえ、被害者側が泣き寝入りせざるを得ない現状がある。Yesと言えば奔放と言われ、Noと言うための教育も受けていない。この作品は、そんな過酷な日本の女性の状況を解像度高く描きながら、ひとりの女性が自分にとって望ましい性のあり方を模索する姿を通じ、「Yes Means Yes」の真の意味を問いかける。この女性を舞台・映像で活躍中の内田慈が演じ、それ以外のすべての役を男性キャストが演じる。
■詩森ろば コメント
「性的合意」という言葉はわたしが20代の頃には存在しませんでした。
なので当時のわたしは、不自由であることにも、侵害されていることにも、侵害したかもしれないことにも、気づきませんでした。「Yes Means Yes」「No Means No」