ベルマインツ新作『風を頼りに』インタビュー 12月にはバンドセットによるワンマンを開催
盆丸もともと僕自身、音楽を聴くときに歌詞だけを重視しているわけではなくて。メロディだったり、ベース、ドラムに耳がいくことが多いんですよ。ベルマインツを始める時に、じつはドラマーを探したこともあって。その条件が“歌心がある”“ブラックミュージックのビート感がある”“ロックもいける”だったんです。石若さんはまさにそういうドラマーだし、今回のアルバムにがっつり参加してもらった守真人さんも素晴らしくて。
――「摩天楼」「ミラーダンス」もそうですが、気持ちよく体を揺らせる曲もあって。
盆丸そうですね。直感的なノリの良さもあると思うし、まずはあまり考えず、ボーッと聴いてもらうのがいいかも(笑)。
なんとなく流していて、「この曲いいな」と思ったら、グッと集中して聴いてもらって。
――そして12月2日(金) 東京・新代田FEVER、12月9日(金) 大阪・心斎橋Pangeaでワンマンライブが決定。「風を頼りに」の楽曲をバンドセットで聴けるのは、本当に楽しみです。
前田僕らも楽しみですね。今回は守真人さん(Ds)、堀仁一郎さん(Key)に参加してもらって。アルバムの曲はバンドで録音したものが多いし、ワンマンライブで好きなように表現できるのはすごく贅沢な時間だなと。