【ライブレポート】「SUPER★DRAGON DRA FES 2024」絆の強さを確かめた3時間 「この9人とBLUEで9周年を迎えられた奇跡を抱きしめたい」
高まった熱とスピードはそのままに、最後の曲『Reach the sky』へ。
古川が「最後の曲です! いけるの? タオル振り回す準備できてるの?」とBLUEに呼びかけると、待ってましたと言わんばかりに客席中がタオル一色に。この時間、この場所で、この9人とBLUEたちで歌声を重ね合わせられることが、幸せでたまらない。そんなシンプルで真っ直ぐな感情が、メンバー全員から届けられるような空間だった。最後はタオルを投げ合ってフィニッシュ。「DRA FES 2024楽しんでいただけましたか? 俺たちに負けずに声出せました? 遊び足りないんじゃないでしょうか? また、俺たちと遊びましょう!」と古川が、「ありがとうございました!」とマイクを通さないジャンの生声が、異例だらけのステージを締め括った。
「9周年だからって、満足してません」
鳴り止まないアンコールの呼び声とクラップ。まだまだ遊び足りなかった様子のBLUEに誘われるように再登場したメンバーたち。アンコールで披露された2曲は『Younger Forevermore』と『BROTHERHOOD』で、どちらもスパドラとBLUEがお互いの愛を持ち寄り、絆を確かめ合い、これからも同じ場所で音楽を通して繋がっていけることを確信させるような曲だった。