くらし情報『『Chim↑Pom展』森美術館にて開催中 17年にわたる活動で彼らが問いかけてきたこととは?』

2022年2月28日 18:00

『Chim↑Pom展』森美術館にて開催中 17年にわたる活動で彼らが問いかけてきたこととは?

のシリーズが並ぶ
「都市と公共性」のセクションに入ると、通常の森美術館とは異なる展示風景が広がっている。鉄パイプが張り巡らされ、上下2層にわかれた空間の下層部分には、《スーパーラット》の最新版、《スーパーラット ハッピースプリング》や、東京の空をカラスで埋め尽くした模様を綴った映像作品《ブラック・オブ・デス》、解体予定のビルを天井から床まで垂直にぶちぬき、ビル内にあった家具や家電などもまとめて固めた「ビルバーガー」のシリーズ作品など、都市を舞台にした作品、公共性を問いかける作品が並ぶ。

『Chim↑Pom展』森美術館にて開催中 17年にわたる活動で彼らが問いかけてきたこととは?

《スーパーラットハッピースプリング》(2022)
《スーパーラット ハッピースプリング》は、森美術館の展示のためにネズミの形態に変更を加えた作品。渋谷や新宿に棲み着いた野良ネズミたちの捕獲シーンの映像を含めた作品となっている。これらの作品が並べられている真上、二層にわかれた上層部分にあるのが「道」のセクションだ。アスファルトを敷き詰めた真新しい道は、世界中にある道とおなじように、人が歩き、自由に使うことができる空間だ。この展覧会中、道の上では様々なイベントやパフォーマンスが予定されているという。


『Chim↑Pom展』森美術館にて開催中 17年にわたる活動で彼らが問いかけてきたこととは?

美術館に作られた「道」

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