2021年6月10日 07:00
明石家さんま、大竹しのぶの声優出演に「感謝」 映画『漁港の肉子ちゃん』を企画・プロデュース
常に頭の中のコンピュータがフル稼働していて、貪欲に面白いものを追求する熱量がすばらしい。特に「作り手が面白いと思うことが大事だから」という言葉が印象に残っています。
――第45回アヌシー国際アニメーション映画祭のオフィシャルセレクションから正式招待を受け、特別上映されることになりました。アヌシーといえば、世界のアニメーション作品の最高峰とされる国際映画祭ですね。
これも本当にうれしいです。コロナの影響もあり、例年に比べると開催規模は小さくなると思いますが、各国のバイヤーさんの目に触れる機会になりますから。「普通が一番ええのやで」という肉子ちゃんの言葉のように、普通の良さを感じてもらえる普通の映画です。日常を描くことに徹した挑戦的な内容なので、アヌシーの招待作品としては、異質といえば異質。
実は「まさか」という思いもあったんですが、これもさんまさんにいただいたチャンス。現地の反応が楽しみです。こういう状況ですが、やはり完成した作品を世の中に伝えたいし、いろんなことを感じてもらいたい。それこそが、さんまさんや大竹さん、携わってくれた多くの皆さんをねぎらうことになりますから。
『漁港の肉子ちゃん』
6月11日(金) 公開
取材・文:内田涼
フジテレビ新人アナ、地上波初登場 自己紹介でさんまから“まさか”のむちゃぶり【4人のプロフィールあり】