新海誠監督『天気の子』、今月公開もまだ完成せず「全力で作業中。損はさせない」
いろいろな疑問を投げかける内容になっている」と謎に包まれた全ぼうを垣間見せた。
この発言に『君の名は。』に続くタッグを組んだ野田は、「脚本を読ませてもらい、新海さんらしさと同時に、意外性も感じた。もうちょっとわかりやすくマスに向かうのかと思ったが、すごく攻めていて、賛否を巻き起こすんだろうなと。そこにグッと来たし、より好きになりました」と語り、「だからこそ、この作品を通して、僕が出せるものは全部出そうと決めた」と全幅の信頼を寄せていた。
「まだ完成した作品を見ていないが、愛について考えさせられ、家族や友人、身近にいる人を大切にしようと気づかせてくれる作品。プレッシャーもあったが、僕にとっては人生のターニングポイントになった」(醍醐)、「新海監督の優しい言葉に包まれながらのアフレコだった。自分も新海監督の作品の歴史に参加できたのかと思うと、うれしさがこみあげる」(森)とフレッシュな主演2人は感慨しきり。
本田は「アニメーションなのに、空気まで感じるのが新海監督の魅力。本当に細部までこだわり、(空気感を)醸し出しているのがすごいなと思いました」と話していた。本作は東宝初の試みとして、封切り日の7月19日午前9時から、上映全劇場359館にて初回一斉上映を実施。