藤井道人監督のNetflix映画『パレード』より、主題歌を担当した野田洋次郎(RADWIMPS)の特別インタビュー映像が公開された。日本における週間映画TOP10で2週連続1位を獲得、Netflix週間グローバルTOP10(非英語映画)で10位となり、多くの感動の声が寄せられている本作。そんな本作をよりエモーショナルに彩るのが、野田洋次郎(RADWIMPS)が書き下ろした劇伴音楽、そして主題歌の「なみしぐさ」である。SNS上では「エンドロールと共に流れる野田洋次郎の『なみしぐさ』が良すぎてボロボロに号泣。この映画を観たら、あの人も見守ってくれてるかなって思えて優しい気持ちになれる」、「映画における音楽の大切さを痛感した。エンドロールで『なみしぐさ』が流れ始めた途端、ぶわっと感情が押し寄せてきて、自分事となって涙が自然と流れた」、「何度観ても余韻が残るし音楽が好きすぎる」など様々な絶賛の声が寄せられている。この度到着したのは、そんな楽曲を手掛けた野田さんの、本作への並々ならぬ想い、そして長きにわたる貴重な制作秘話を語る、特別インタビュー映像。野田さんと本作でメガホンをとる藤井監督は『余命10年』(22年)からの盟友でもあり、この再タッグは本作の企画段階から藤井監督のラブコールによって成立したという。野田さんは脚本を大絶賛した上で「監督に対する信頼と愛がないと劇伴は出来ない。監督をどれだけ喜ばせられるかな?感動させられるかな?という事を第一に考えているので、そう思える人とじゃないと出来ないからこそ、藤井君はそういう人」と、自身が映画音楽を手掛ける上で大切にしているポリシー、そして監督との相思相愛な関係性を明かした。また自身において初めての“配信作品”の音楽制作において「Netflixで流れる作品なので求められることがいくつかあると思った。家の色々な環境で、もしかしたらスマホで視聴されるとなると、ものすごい音響で流れる訳ではないからこそ、今までの劇伴とは違う作り方をした」と、彼ならではのものづくりへの徹底されたこだわりが垣間見えるエピソードも興味深い。そんな長きに渡る制作過程をふり返り、悔しさを滲ませながらもやりきったと話す野田さんは「凄くかけがえのない作品に出会えた。その一部になれた事が誇らしかった」ともふり返り、「これは誰にも任せたくなかったと思ったし、俺以外の誰がこの音楽作るんだよって出来上がった時に思ったし、これは一生自分にとっての誇りになる作品」と、作品への熱い想いを滲ませた。また、年齢を重ね焦燥感を感じていると話す野田さんは「あとどれだけ(音楽)を作れるんだろうか」と、音楽に対し貪欲でどこまでもひたむきな姿勢も覗かせた。「10代の頃から死を引き合いに出して、“生”を歌ってきた」と話す野田さん。そんな彼だからこそ生み出せる、唯一無二の楽曲たちが惜しげもなく散りばめられた本作とあわせて、注目してほしいインタビュー映像となっている。Netflix映画『パレード』はNetflixにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年03月13日シンガーソングライター・十明(とあか)の新曲「僕だけが愛」が、2023年12月6日(水)に配信リリース。十明の新曲「僕だけが愛」2022年公開のアニメーション映画『すずめの戸締まり』で、監督・新海誠と音楽を手掛けたRADWIMPSによって主題歌「すずめ」のボーカリストとして大抜擢された十明。野田洋次郎プロデュースによるデビュー曲「灰かぶり」では「すずめ」から一転、ダークかつミニマルなトラックをベースに、美しくも棘のある歌唱を乗せた独自の世界観を披露している。RADWIMPS・野田洋次郎がプロデュース新曲の「僕だけが愛」は、その「灰かぶり」と続く「Discord-disco」と同様に十明がソングライティングを手掛けた楽曲。野田洋次郎とmabanuaが再び共同アレンジで参加しており、静謐な音像の中にひりひりと迫りゆく歌唱が印象的なバラードに仕上げている。作品情報十明 新曲「僕だけが愛」配信リリース日:2023年12月6日(水)
2023年12月09日第36回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された小松菜奈・松田龍平W主演、富名哲也監督による『わたくしどもは。』の追加キャストが決定。また、野田洋次郎(RADWIMPS)が劇中の音楽を手掛けることが分かった。本作は、ヴェネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト、Biennale College Cinema 2018-2019においてインターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選ばれた企画。香港国際映画祭、昨年の東京国際映画祭など多くの国際映画祭でも映画化の期待と注目を浴びていた。企画から5年の月日を経て、10月23日(月)に開幕を迎える東京国際映画祭のコンペティション部門公式出品作品として念願のワールドプレミアを迎える。佐渡島の金山跡地を舞台に、不思議な世界観で送る本作。記憶を失った女(小松菜奈)を助ける金山跡地の掃除員キイ役に、日本映画界で唯一無二の存在感を放つ大竹しのぶ、ジェンダーに悩む高校生の透役に歌舞伎界ホープの片岡千之助、謎のバスガイドのムラサキ役に映画・ドラマ・舞台と多岐にわたって表現の幅を広げている石橋静河。あの世とこの世の狭間の番人をする館長役に舞踊家・俳優として幅広く活躍する田中泯、透の母親役にエッセイ本などの執筆や海外作家の絵本などの翻訳を手掛ける内田也哉子、爛れた男に国内外でジャンルを横断した活動が目立つダンサー・演出家の森山開次、そして能楽師役に重要無形文化財保持シテ方宝生流能楽師の辰巳満次郎。実に様々な分野から珠玉の表現者たちが集結し、観客を神秘の世界へと導く。そして劇中音楽は、日本を代表するバンド「RADWIMPS」のフロントマンとして活躍する野田洋次郎が手掛けている。野田洋次郎『わたくしどもは。』は2024年、公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:わたくしどもは。 2024年公開予定©️TETSUYA to MINA film
2023年10月18日ワーナー ブラザース ジャパン合同会社(東京都港区 社長 兼 日本代表 高橋雅美)の一部門であるワーナー・ブラザース テレビジョンは、2022年邦画実写No.1大ヒット*を記録した映画『余命10年』を10月20日(金)よる9時から日本テレビ系金曜ロードショーで放送します。本作品が地上波で放送されるのは、今回が初めてです。切なすぎる小説としてSNS等で反響を呼び、ベストセラーを記録している原作小説を、『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』などの藤井道人監督が映画化。ヒロインと同じく難病を患い、小説の文庫化を待たずして亡くなった著者の想いを引継ぎ、実力派俳優の小松菜奈と坂口健太郎がW主演で「10年」の物語を全身全霊で演じました。また、人気ロックバンドのRADWIMPSが劇伴音楽を書き下ろし、映画全編を彩ります。約一年に渡る撮影により、四季の移り変わりとともにかけがえのない一瞬一瞬を鮮明に映し出し、誰もが経験する「大切な人たちとの日々」の素晴らしさを伝えてくれる『余命10年』。10月20日(金)よる9時から、金曜ロードショーでぜひお楽しみください。(C)2022映画「余命10年」製作委員会<作品紹介>■『余命10年』について本作品の映像化を担ったのは、『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』など、透明感のある映像美の評価が高い監督・藤井道人。音楽は、実写映画の劇伴を手がけるのが初となるRADWIMPSが、主題歌「うるうびと」も書き下ろし、10年にわたる二人の物語に音で寄り添いました。そして、キャストには数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知りもう恋はしないと誓いながらも和人に惹かれていく主人公・茉莉(まつり)役に小松菜奈。その茉莉と恋に落ち、茉莉を変えていくきっかけを作る若者・和人(かずと)役に坂口健太郎がW主演で初共演を果たしています。原作小説は、現在累計発行部数80万部を超えるベストセラー。子どもの頃から小説を書くのが好きで、プロの小説家を目指していた原作者、小坂流加の紡いだストーリーは今も生き続けています。■あらすじについて数万人に一人という不治の病で余命が10年であることを知った二十歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人。別々の人生を歩んでいた二人は、この出会いをきっかけに急接近することに―。もう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。―「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」。思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。二人が最後に選んだ道とは……?■放送情報2023年10月20日(金)よる9時から日本テレビ系金曜ロードショーで地上波初放送 ■書籍情報『余命10年 memorial edition』小坂流加2022年2月 文芸社刊余命10年 memorial edition『映画 余命10年 写真集』2022映画「余命10年」製作委員会2022年2月 文芸社刊映画 余命10年 写真集(C)2022映画「余命10年」製作委員会(C)2022映画「余命10年」製作委員会(C)2022映画「余命10年」製作委員会*興行通信社調べ(2022/3/4~5/2)■ワーナーブラザース・ディスカバリー:ワーナーブラザース・ディスカバリー(Nasdaq:WBD)は、テレビ、映画、ストリーミングなどあらゆるポートフォリオを埋めるたくさんの作品とユニークなブランドを持つ、世界をリードするメディアでありエンターテイメントを提供する企業です。我々が制作し配給する番組やサービスは220以上の国や地域、50以上の言語に対応しており、代表的なブランド、ネットワークを通じて世界中の皆さまに情報やインスピレーションを与え、笑いと感動を提供しています。ワーナーブラザース・ディスカバリー傘下の主なブランド、ネットワークは以下の通りです。ディスカバリーチャンネル、discovery+、CNN、DC、Eurosport、HBO、HBO Max、HGTV、Food Network、OWN Investigation Discovery、TLC、Magnolia Network、TNT、TBS、truTV、MotorTrend、アニマルプラネット、Science Channel、ワーナー・ブラザース映画、ワーナー・ブラザーステレビジョン、ワーナー・ブラザースゲームス、ニュー・ライン・シネマ、カートゥーン ネットワーク、MONDO TV、旅チャンネル、Adult Swim、ターナークラシック映画、Discovery en Espanol、Hogar de HGTV 他 詳細については、 www.wbd.com をご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月12日11月11日の「ベースの日」にライブイベント『THE BASS DAY LIVE 2023』が、4年ぶりにSpotify O-EASTで開催される。4つの「1」をベースの4本の弦に見立てたことから記念日登録されており、今年で9年目を迎える「ベースの日」。今回イベントでは、11月10日(金)・11日(土) の2DAYSでパフォーマンスを披露。日本の音楽シーンを牽引するベーシスト、草刈愛美(サカナクション)、武田祐介(RADWIMPS)、須長和広、井上幹(WONK)、秋田ゴールドマン(SOIL&“PIMP”SESSIONS)、あきらかにあきら(THE ORAL CIGARETTES)、高木祥太(BREIMEN)、TOKIE、MISA(BAND-MAID)が出演する。また、それぞれのベーシストが迎えるゲスト出演者も発表。11月10日は、草刈愛美がDJ・ボーカルYonYonとドラムmabanuaを迎えて、各シーン最注目のメンバーの共演が実現。須長和広は、ウッドベース・トリオとしても共に活動する安ヵ川大樹、古賀圭侑と、さら休日課長(ゲスの極み乙女)を迎えて4人のベーシストでの共演。井上幹と秋田ゴールドマンは、今回ツインベースでの初共演でガムラン川村亘平斎と打楽器奏者の角銅真実を迎えて、ジャンルレスでボーダレスな音楽を。武田祐介は、今までとはまったく違ったかたちでソロでの演奏を予定だ。11月11日は、あきらかにあきらがKEYTALKのギター小野武正とフレデリックのドラム高橋武を迎え、高木祥太はドラム田中航とマルチプレイヤーのふたりTENDRE、MELRAWを、TOKIEはギターJake Cloudchairとドラム城戸紘志というベテラン勢でのセッションを披露予定。MISAは、ベースに吉田一郎不可触世界、ドラムに前田遊野をむかえてワールドワイドなメンバーでの共演となる。チケットは、本日10月7日(土) 10時より一般発売がスタート。<イベント情報>『THE BASS DAY LIVE 2023』11月10日(金) 開場 18:00 / 開演 19:0011月11日(土) 開場 16:30 / 開演 17:30会場:東京・Spotify O-EAST【11月10日(金) 出演】■草刈愛美(サカナクション)guest:YonYon、mabanua■武田祐介(RADWIMPS)■須長和広guest:休日課長(ゲスの極み乙女 / DADARAY)、安ヵ川大樹、古賀圭侑■井上幹(WONK)&秋田ゴールドマン(SOIL &“PIMP”SESSIONS)guest:川村亘平斎(滞空時間)、角銅真実【11月11日(土) 出演】■あきらかにあきら(THE ORAL CIGARETTES)guest:小野武正(KEYTALK)、高橋武(フレデリック)■高木祥太(BREIMEN)guest:TENDRE、MELRAW、田中航■TOKIEguest:Jake Cloudchair、城戸紘志■MISA(BAND-MAID)guest:吉田一郎不可触世界(DOVVNTIME)、前田遊野MC:クリス・ペプラー(両日)【チケット料金】2日間通し券(1F立見):15,000円(税込 / 入場時ドリンク代各日600円別途必要)1F立見:7,700円(税込 / 入場時ドリンク代各日600円別途必要)1F立見(学割):5,500円(税込 / 入場時ドリンク代各日600円別途必要)チケットはこちら:
2023年10月07日Suchmos(サチモス)のギタリスト・TAIKING(タイキング)の新曲「SUNNY WAVES」が、2023年8月1日(火)に配信リリース。TAIKINGの新曲「SUNNY WAVES」2021年8月にソロプロジェクトをスタートさせて以降、藤井風やRADWIMPSのワンマンライブのサポートアクトや、Vaundy、RADWIMPS、Sexy Zone、オカモトコウキ作品へのレコーディング参加など、ギタリストとして多岐に渡る活躍を見せているTAIKING。ソロデビュー記念日でもある8月1日にリリースされた新曲「SUNNY WAVES」は、デビュー曲「Easy」で描かれていた世界観から3年経った様子を垣間見れる、TAIKINGらしい爽快なギタープレイが光る楽曲となっている。作品情報TAIKING 新曲「SUNNY WAVES」配信リリース日:2023年8月1日(火)
2023年08月04日ドラマ、アニメ、映画の主題歌や挿入曲、 TikTokなどのSNSでも大人気の曲から2023年上半期ヒット曲を集めました。株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役社長:堤 聡)は、新刊「ピアノソロ ベストヒットランキング ~2023年上半期編~」と「ピアノソロ やさしく弾ける ベストヒットランキング ~2023年上半期編~」を、2023年7月25日に発売いたします。ピアノソロ ベストヒットランキング ~2023年上半期編~ピアノソロ やさしく弾ける ベストヒットランキング ~2023年上半期編~2023年上半期も話題曲がいろいろありました。ぷりんと楽譜などのさまざまなランキングから、ドラマ、アニメ、映画の主題歌や挿入曲、TikTokなどのSNSでも大人気の曲が揃いました。登場から早くも新記録を次々と樹立している、YOASOBIの「アイドル」(アニメ「【推しの子】」オープニングテーマ)や「美しい鰭」 (劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」主題歌)をはじめ、3月に惜しまれつつ亡くなった世界のサカモトこと、坂本龍一の代表作の一つ「Merry Christmas Mr. Lawrence」(映画「戦場のメリークリスマス」)、実写版が公開されたディズニーの名作『リトル・マーメイド』からアリエルが熱く歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」など、話題曲が目白押しとなりました!ピアノソロ ベストヒットランキング ~2023年上半期編~フルサイズ、原曲と同じKEYで弾きごたえのある中級の楽譜集です。【収載曲】アイドル(YOASOBI)/絆ノ奇跡(MAN WITH A MISSION × milet)/コイコガレ(milet × MAN WITH A MISSION)/Soranji(Mrs. GREEN APPLE)/ケセラセラ(Mrs. GREEN APPLE)/美しい鰭(スピッツ)/タペストリー(Snow Man)/あいことば(Snow Man)/心得(Uru)/愛の花(あいみょん)/DEAR MY LOVER(Hey! Say! JUMP)/会いにいこう(UA)/オトナブルー(新しい学校のリーダーズ)/LADY(米津玄師)/アイラブユー(back number)/silent snow piano(得田 真裕)/Subtitle(Official髭男dism)/ビリミリオン(優里)/新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)(Ado)/すずめ feat.十明(RADWIMPS)/ただ声一つ(ロクデナシ)/酔いどれ知らず(Kanaria)/可愛くてごめん (feat. かぴ)(HoneyWorks)/パート・オブ・ユア・ワールド(アラン・メンケン)/Merry Christmas Mr. Lawrence(坂本龍一)-全25曲-【商品詳細】定価:2,310円(10%税込)仕様:菊倍判縦/160ページ発売日:2023年7月25日ISBN:978-4-636-10891-0商品コード:GTP01101260 amazonにてご予約受付中! : ピアノソロ やさしく弾ける ベストヒットランキング ~2023年上半期編~1コーラス、弾きやすいKEYで気軽に楽しめる初級です。【収載曲】アイドル(YOASOBI)/美しい鰭(スピッツ)/絆ノ奇跡(MAN WITH A MISSION × milet)/コイコガレ(milet × MAN WITH A MISSION)/心得(Uru)/あいことば(Snow Man)/タペストリー(Snow Man)/怪獣の花唄(Vandy)/愛の花(あいみょん)/LADY(米津玄師)/ドキメキダイアリー(asmi feat. Chinozo)/Paradise(NiziU)/Subtitle(Official髭男dism)/silent snow piano(得田 真裕)/新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)(Ado)/すずめ feat.十明(RADWIMPS)/SOUVENIR(BUMP OF CHICKEN)/アイラブユー(back number)/シンデレラガール(King & Prince)/Special Kiss(なにわ男子)/リンジュー・ラヴ(マカロニえんぴつ)/可愛くてごめん (feat. かぴ)(HoneyWorks)/酔いどれ知らず(Kanaria)/パート・オブ・ユア・ワールド(アラン・メンケン)/Merry Christmas Mr. Lawrence(坂本龍一)-全25曲-※アレンジの都合上、一部の楽曲はフルサイズで掲載しています。【商品詳細】定価:2,200円(10%税込)仕様:菊倍判縦/112ページ発売日:2023年7月25日ISBN:978-4-636-10892-7商品コード:GTP01101261 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または各オンラインショップまで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月19日シンガーソングライター・十明(とあか)が、野田洋次郎プロデュースによるデビュー曲「灰かぶり」を、2023年7月5日(水)にリリース。シンガーソングライター・十明のデビュー曲「灰かぶり」2022年に公開されたアニメーション映画『すずめの戸締まり』において、監督・新海誠と音楽を手掛けたRADWIMPSによって主題歌のボーカリストとして大抜擢された十明。RADWIMPS・野田洋次郎がプロデュースシンガーソングライターとしてのデビュー曲となる「灰かぶり」は、野田洋次郎とknoak/Nobuaki Tanakaによる共同編曲で制作された楽曲。「すずめ」から一転、ダークかつミニマルなトラックをベースに、美しくも棘のある十明の歌唱を乗せた一曲となっている。野田洋次郎コメント彼女の歌を聴いていると湧き上がってくる不思議な形の感情。彼女が持つ歪んだ、でもまっすぐな、怖いくらい純真な感情。この気持ち、自分も知っている。かつてたしかに自分の中にもあった。ドロドロと美しい、悍ましい感情。いつの間にか蓋をした。平気な顔がうまくなった。でも彼女は違う。彼女の蓋は小さすぎてとても塞ぎきれない。溢れ出てくる。彼女の歌は叫んでいる。あんなに聞き心地のいい軽やかな声が、叫びとして響いてくる。「私を見て」。自分の凡庸さを、美しさを、劣等感を、強さを、見て。そんなふうに聞こえてくる。すごい歌だなと思う。今も次から次に歌が生まれています。その度にえも言えぬ興奮を覚えます。「灰かぶり」は十明という物語の入り口。ぜひ、この先も楽しみにしていてほしいです。作品情報シンガーソングライター・十明 デビュー曲「灰かぶり」配信リリース日:2023年7月5日(水)
2023年07月09日RADWIMPS(ラッドウィンプス)の新曲「大団円 feat.ZORN」が、2023年7月4日(火)に配信リリース。RADWIMPSの新曲「大団円 feat.ZORN」ラッパーのZORN(ゾーン)をフィーチャリングアーティストとして迎えた「大団円 feat.ZORN」は、Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)の開幕30周年を記念して制作された新曲。リリースに先立ち、5月14日(日)に56,020人の観衆が集結した国立競技場のピッチで初披露され、話題を呼んでいた楽曲だ。Jリーグ創立30周年を記念したアンセムRADWIMPSの重厚なバンドサウンドを下地に、ZORNのラップと畳みかけるようなリリックの応酬、そしてアンセムにふさわしい大合唱を想起させるサビが印象的な一曲となっている。各地完全ソールドアウトの海外(北米・ヨーロッパ)ツアーを巡ったRADWIMPSは現在23年7月現在、約8年ぶりとなる国内ライブハウスツアー「BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR 2023」を立て続けに敢行中。作品情報「大団円 feat.ZORN」配信リリース日:2023年7月4日(火)
2023年07月07日8月5日(土)・6日(日)・11日(金・祝)・12日(土)・13日(日) に千葉・千葉市蘇我スポーツ公園で開催される『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』の全出演アーティストが発表された。『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』は2000年からスタートした日本最大の大型野外音楽フェスティバル。2022年に開催地を同所へと移し、ふたつの巨大ステージが広大なエリアの両側に向かい合い、さらに隣の広大なエリアにも2つステージが立つという、巨大ながらもコンパクトで快適なフェス空間へと生まれ変わった。このたびアナウンスされたのは、5日に出演するSuperfly、back number、ゆず、6日に出演するAdo、ポルノグラフィティ、マキシマム ザ ホルモン、Little Glee Monster、11日に出演するいきものがかり、HYDE、ももいろクローバーZ、RADWIMPS、WANIMA、12日に出演するあいみょん、関ジャニ∞、櫻坂46、13日に出演するASIAN KUNG-FU GENERATION、Vaundy、YOASOBIといった面々。なお同イベントには5日間で全110組が登場する予定だ。公式アプリ「Jフェス」では、チケットの第2次抽選先行受付を6月19日(月) 12:00まで実施中。<イベント情報>『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』8月5日(土)・6日(日)・11日(金・祝)・12日(土)・13日(日) 千葉・千葉市蘇我スポーツ公園開場9:00 / 開演11:50 / 終演20:40(各日とも予定)※雨天決行(荒天の場合は中止)【出演アーティスト】『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』全出演アーティスト■8月5日(土)ACIDMAN / エレファントカシマシ / オレンジスパイニクラブ / 神はサイコロを振らない / KEYTALK / ゲスの極み乙女 / SHE’S / 湘南乃風 / SUPER BEAVER / Superfly / スキマスイッチ / ストレイテナー / Chilli Beans. / TETORA / Novelbright / back number / ハルカミライ / Hump Back / Mr.ふぉるて / 優里 / ゆず / 緑黄色社会■8月6日(日)Ado / ano / THE ORAL CIGARETTES / KANA-BOON / KALMA / キュウソネコカミ / Kroi / go!go!vanillas / Cocco / 東京スカパラダイスオーケストラ / ハンブレッダーズ / 04 Limited Sazabys / フジファブリック / フレデリック / ポルノグラフィティ / My Hair is Bad / マキシマム ザ ホルモン / MONGOL800 / UNISON SQUARE GARDEN / Lucky Kilimanjaro / Little Glee Monster / リュックと添い寝ごはん■8月11日(金・祝)いきものがかり / indigo la End / おいしくるメロンパン / キタニタツヤ / クリープハイプ / SAKANAMON / -真天地開闢集団-ジグザグ / なきごと / NEE / ねぐせ。 / HYDE / THE BACK HORN / BE:FIRST / Base Ball Bear / THE BAWDIES / マカロニえんぴつ / MUCC / め組 / ももいろクローバーZ / ヤバイTシャツ屋さん / RADWIMPS / WANIMA■8月12日(土)あいみょん / 秋山黄色 / 新しい学校のリーダーズ / [Alexandros] / 打首獄門同好会 / 関ジャニ∞ / きゃりーぱみゅぱみゅ / 9mm Parabellum Bullet / Creepy Nuts / KREVA / Saucy Dog / 櫻坂46 / サンボマスター / the shes gone / ジェニーハイ / 女王蜂 / DISH// / 羊文学 / ポルカドットスティングレイ / MY FIRST STORY / マルシィ / ヤングスキニー■8月13日(日)アイナ・ジ・エンド / ASIAN KUNG-FU GENERATION / アンジュルム / imase / SHISHAMO / Juice=Juice / 鈴木愛理 / sumika / Da-iCE / This is LAST / 10-FEET / Vaundy / PEOPLE 1 / 平井 大 / Fear, and Loathing in Las Vegas / HEY-SMITH / モーニング娘。’23 / yama / YOASOBI / ROTTENGRAFFTY / WurtS / wacci■チケット第2次抽選先行受付:6月19日(月) 12:00まで関連リンク『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』公式サイト:公式アプリ「Jフェス」:「Jフェス」公式Twitter:「Jフェス」公式Instagram:
2023年06月07日数々のミュージカルで主演を務め、多くの観客を魅了する浦井健治が、3月15日に発売された3rdアルバム「VARIOUS」を携えたライブツアー「浦井健治 Live Tour 2023~VARIOUS~」を開催。2023年5月21日(日)には、LINE CUBE SHIBUYAで熱いライブを繰り広げた。今回のコンサートは、ソファやテーブルのセットがステージ中央に備えられ、観客も一緒にパーティーに参加している気分になれる演出が盛りだくさんだ。定刻ちょうどに幕を開けたコンサートは、浦井が長年、憧れていた松岡充(SOPHIA)が提供した楽曲「バナナココナッツセット」からスタート。客席にはペンライトが光り、ボルテージも一気に上がる。その勢いのまま、「You Can’t Stop the Beat!」(ミュージカル「ヘアスプレー」より)、「スパークル」(RADWIMPSカバー)へと続く。この日は、声出しも解禁されていたため、会場からは大きな拍手とともに歓声も上がり、観客も一体となって楽しんでいる様子が伝わってきた。最初のMCでは、松岡への憧れとレコーディングの裏話も明かされた。そして、「バナナココナッツセット」について「応援ソングになっています。人の暖かさ、人は一人じゃないというエールを松岡さんからいただいたと思います」と思いも語られた。ステージ上で衣装チェンジした浦井は、続いて、「デスノート」(ミュージカル「デスノート」より)、「俺の人生」(ミュージカル「GHOST」より)、「闇が広がる」(ミュージカル「エリザベート」より)と、これまで出演したミュージカル楽曲を披露。「デスノート」ではフードを頭からかぶり、一瞬で夜神月になる姿も見られた。その後、ダンサーたちからの“質問タイム”をはさんでJ-POPメドレーへ。アルバムにも収録されている「木蘭の涙」(スターダスト☆レビュー カバー)や「365日」(Mr.Childrenカバー)に加え、「桜坂」(福山雅治カバー)を聴かせる。さらに、「Go the Distance」(映画「ヘラクレス」より)などアルバム収録曲や、「ミッドナイト・レディオ」(「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」より)などの出演作品の楽曲、そして、これまでの浦井のアルバム「Piece」と「Wonderland」の楽曲が次々と届けられた。時にステージを右に左に移動しながら客席を盛り上げたかと思えば、ステージ中央でダンスをしながらのパフォーマンスも行った浦井。「今は子どものままで」(ミュージカル「二都物語」より)ではしっとりと歌い上げて、その優しく澄んだ歌声で会場を魅了した。また、今回のコンサートの構成・演出・振付を担当した桜木亮介がステージにサプライズ登場し、浦井とトークを繰り広げる場面も。ミュージカル「エリザベート」を始め、数々の作品で一緒に作品作りをしてきた二人。これまでの思い出や今回のコンサートについてなどの話題で盛り上がった。このほかにも、「民衆の歌」(ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)や「私は立ちあがる」(ミュージカル「キングアーサー」より)、植村花菜が作曲、浦井本人も植村とともに作詞した「キャッチボール」など、全18曲を圧巻のパフォーマンスで披露し、笑顔でステージの幕を閉じた。この日、最後のMCで「明日も頑張ろうという気持ちを一人でも多くの人に届けることが、我々エンターテインメントの世界の面々の責務なのかなと思っています。そうした思いを持って、皆さんに恥じることがないよう、これからも歌い続けていけたら」と熱い思いを口にした浦井。その思いを胸に、観客を心から楽しませるライブは、6月2日・3日に大阪・サンケイホールブリーゼでも開催予定だ。浦井ファンはもちろん、ミュージカルファンや音楽ファンも大満足のコンサートをお見逃しなく。【公演概要】浦井健治 Live Tour 2023 ~VARIOUS~<東京公演>5 月21 日(日)LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)※終了いたしました。<大阪公演>会場:サンケイホールブリーゼ日程:6月2日(金)17:30開場・18:00開演6月3日(土)昼公演:12:30開場・13:00開演※6 月3 日(土)夜公演はファンクラブ貸切公演となります。チケット:11,000円(税込・全席指定・未就学児入場不可)チケット取り扱い:●ぴあ: ●ローソンチケット(Lコード:51699): ◉イープラス: 問い合わせ:キョードーインフォメーション0570-200-888(平日11:00~18:00/日・祝休業)【CD情報】■タイトル:VARIOUS■形態/価格/品番:・通常盤:CD/3,300円(税込み)/PCCA-06185■CD収録内容:1.「バナナココナッツセット」作詞/作曲:松岡充2.「You Can’t Stop the Beat!」(ミュージカル「ヘアスプレー」より)3.「スパークル」(RADWIMPSカバー)4.「民衆の歌」(ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)5.「闇が広がる duet with望海風斗」(ミュージカル「エリザベート」より)6.「キレイは汚い、ただしオレ以外」(新感線☆RS「メタルマクベス」より)7.「未来予想図Ⅱ」(DREAMS COME TRUEカバー)8.「木蘭の涙」(スターダスト☆レビューカバー)9.「Go the Distance」(映画「ヘラクレス」より)10.「365日」(Mr.Childrenカバー)11.「Be the Hero」(ミュージカル「ビッグ・フィッシュ」より)12.「キャッチボール」作詞:浦井健治/植村花菜作曲:植村花菜公式サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月26日「これを聴けばtonunがわかる、自分のいろんな魅力が詰められた名刺となる1枚ができた。アルバムができたことで、これからよりいろんなことができそうな気がします」。ついにリリースとなる1stアルバム『Intro』を愛おしそうに語るのは、シンガー・ソングライターtonun(トヌン)。2020年10月、YouTubeに「最後の恋のMagic」を投稿したのをスタートに、楽曲の配信リリースを続け、2022年にはSpotifyが選ぶ次世代アーティスト「Spotify RADAR:Early Noise 2022」に選出され、リスナーを増やしていった。日常の温度にフィットする、またふとした日々のシーンを磨き上げて素敵なドラマに仕立ててくれるその音楽は、ソウルやR&B、ジャズをルーツに感じる。また、トム・ミッシュなどのジャズシーンからポップシーンも自在に行き来するアーティストの多彩で柔軟なセンスも感じられる。アルバム『Intro』では地盤となるものができたと語る。心地よいグルーヴを軸とし、詩的にメロウに、また濃密なバンドアンサンブルを感じられる晴れやかでダンサブルな曲まで幅広い内容が揃った。アルバムのリリースパーティを6月24日(土) に控える中、軽やかに日常をグルーヴするこのシンガー・ソングライターtonunとはどんな人なのか、迫ってみた。──2020年10月に初めてYouTubeに曲を投稿しtonunとして活動をスタートしてから、凄まじいスピードでリスナーを増やし、そしてデビューへと至っていますが。そもそものところで何がきっかけで、曲作りをはじめているんですか。曲作りは大学生の頃からやっていて。地元・広島で、ギターと歌だけでやっていたんです。でも弾き語りだけだと、自分の中ではこういう感じの曲なんだよねというのがあるんですけど、その世界観が届きにくいなという感覚があって。そこで自分でトラックメイクやミックスを学んで、ようやくひとつ、自分が表現できる作品ができたので。じゃあYouTubeに気軽にあげてみようというのが「最後の恋のMagic」だったんです。──そこに反響があったわけですね。頭の中の音を再現するということでは、ひとつの手段としてバンドで誰かと一緒に作ることもできるじゃないですか。そういう選択肢はなかったんですか。高校が軽音部で、大学時代もフォークソング部に所属していて一緒にやる仲間はいたんですけど。やってみるんですけど、どうしても自分の頭のなかにある音像とはちがうというか(笑)。それもあって、正式なバンドが組めなかったんです。──それなら、この頭の中にあるものを自分でそのまま抽出しようと。そうですね。やっぱり自分が納得したものでないと。もしバンドを組んだとしたら、一生続けないといけないじゃないですか。──できれば長く続けたいですよね(笑)。ずっと音楽をやっていきたいというビジョンは高校生のときから持っていたので。ただ、元々はギタリストになりたいなと思っていたんです。──そうだったんですね。でも、その片鱗は作品から感じます。でもギタリストとなると、いろんなアーティストのサポートをすることになってくると思うんですけど、そこは自分に向いてないなっていう。自分がやりたい音楽が強すぎるので。アーティスト、シンガー・ソングライターになればギターソロも弾けるし、そっちの方がいいんじゃないかなって思って(笑)。ジョン・メイヤーはギターめっちゃうまいけど、シンガー・ソングライターとしてデビューしてギターソロも弾いているし。こういう形でもギターは弾けるんだなって。何よりステージでソロを弾くのがいちばん好きなんです。──シンガー・ソングライターとしては歌というのも必要になりますが、そちらはどうだったのでしょう。歌は、遡れば小学生の頃からずっと好きでしたね。教室でよくみんなの前で歌ってました。あの頃は学校に携帯を持っていっちゃいけないから、紙に歌詞を書いて、それを持ってひとり、教室で歌って、みんなに聴かせていたんです(笑)。歌を歌うのがかっこいいっていうのは当時から思っていたんですよね。──子供の頃、誰か憧れの人はいたんですか。小5とか小6の時に、4つ上の兄にRADWIMPSを教えてもらって。野田洋次郎さんがめっちゃ好きで、教室にあったラジカセにCDを入れて歌ってました。目立ちたがり屋だったんですよね、すごく。──必然ですね、今の自分があるのは(笑)。小学校の卒業文集では、将来バンドを組んで有名になりたいと書いていたので。今はバンドじゃないですけど、こうなっているのは自然だったと思います。──文集に書いていた時思い描いていたのは、RADWIMPSのようなバンドで、ロックバンドじゃないですか。今のtonunさんの音楽に通じる、ソウルやR&B、あるいはジャズというものが出てきたのはどの段階だったんですか。中3のときかな?これもまた兄からだったんですけど東京事変を教えてもらったんです。はじめは難しすぎて理解できなかったんですけど、ずっと聴いているとかっこいいなと思ってきて。それでより音楽的にマニアックになっていったというか。長岡亮介さんのギターにめっちゃハマって、そこから歌よりもギターにのめりこんでいきました。それで軽音楽部がある高校に入学したんですけど、そこの軽音楽部は入ったときにひとつ楽器を選ばないといけなくて。ギターボーカルをやりたい気持ちもあったけど、歌かギターどちらか選ばないといけなかったので、ギターに決めて、バンドでずっとギターをやっていたんです。同時に楽器屋さんにギターを習いに行ったんですけど、その先生がバークリー(音楽大学)帰りのジャズやブルースが好きな人で。「どんな音楽をやるにもブルースとジャズは基本だから絶対やっておいたほうがいいよ」って言われて。それで、そういうものがどんどん好きになって。ブルース、ジャズ、ファンク、かっこよすぎる!っていう。──どんどん同級生たちとはちがう方向に(笑)。みんないわゆるロックサウンドが好きで、それこそRADWIMPSやELLEGARDENをコピーしていたので。そこで温度差を感じて、ずっと家でギターを練習してましたね。そこからですね、ずっとひとりが続いたかもしれないです。──実際、そのジャズやブルースというのはやってみて自分の肌に合うなっていう感じもあったんですか。そうですね、なんか気持ちよさが抜群に違うというか。ロックもロックで歪んだギターでジャーン!っていう、あれも、楽しいし気持ちがいいんですけど。ジャズやブルースのリズムの気持ちよさに気づいてしまったんでしょうね。そこから、グルーヴとかを大事にした方がいいのかなって。ジョン・メイヤーもバークリー出身で、あの人が弾き語りをする時はやっぱりグルーヴが出ているんですよね。押さえるコードもジャジーだし。高校3年の時にジョン・メイヤーの弾き語りの感じにはまって、いかにひとりでグルーヴを出すかを大学時代もひたすら突き詰めていって。というのをやっていたんですけど、あそこまでたどり着くのは難しいし、日本人にこういうのをやりたいんだって弾き語りでやっても、なかなか伝わらないのもあって。これは、ほかの楽器も混ぜた方がより伝わるのかなっていう。その頃にちょうどトム・ミッシュとかケシ(Keshi)とか、ひとりでトラックメイキングする人が出てきたんですよね。時代はトラックメイキングだ!って。そこでまたシフトチェンジをしたんです。──でもそういったルーツをただトレースするだけではなく、日本人がやる日本語でのグルーヴが意識されていたり、日本人が聴いても馴染みある世界観や身近な物語が浮かぶ感じがあるものになっていますよね。そこはすごく意識していますね。今はネットでいろんな音楽が聴けるし、日本でもR&Bやネオソウルが好きで音楽に詳しい人がめちゃくちゃいる中で、ここに入ってもダメだなっていうか。人と同じことをしたくないなっていうのは昔からあったので。コアな音楽好きの人って、それをポップスに消化するのが苦手というか。──ただマニアックになってしまうのは意味がないわけですね。子供の頃に聴いていたRADWIMPSとかJ-POPの感覚を呼び戻しつつ、それをいい具合にミクスチャーしたら、聴いてくれる人も増えたんですよね。マニアックな音楽を、あまりそういうのを聴いたことがない人に伝えるというのは、自分的にもうれしくて。少し入口をわかりやすくするだけで、その気持ちよさやグルーヴを感じてくれるのはあると思うんです。とくに今の若い子とかはよりこういう音楽を新鮮に感じてくれるのかなって思うので。今はtonunの、誰にもできない音楽を突き詰めていってるところです。──YouTubeのコメントを見ていても、聴いている方は自分の日常の中で聴いてくれている感じですよね。自然と日常に溶け込んでくれているというのは、うれしいですよね。──ひとりの制作を重ねながら、ポップで、でもいかにマニアックな音楽団の心もくすぐるかという塩梅を見つけていった曲はもちろんですが、一方でバンド形態でのライブも増えて、昨年2本のツアーを行いました。バンドでのミュージシャンとの関わりやアンサンブルの面白さや、ライブでの熱量を体感した影響というのも、今回のアルバムではいい反応として出ているなと感じます。ベッドルームミュージックとして、自分の部屋で作っていたんですけど。いざ、ライブをやろうという時にさすがにベッドルームミュージックだけ10数曲をやるのは、自分もテンションが上がらないし(笑)。グルーヴィといっても、メロウなものからアッパーなものまであって。ブルーノ・マーズやジャミロクワイとか、アップテンポでグルーヴィなものも元々好きだったんですけど、それをひとりで作るのは難しいんですよね。だから、必然的にベッドルームミュージックになっていたというのもあったんです。でも今はライブで、各楽器のプロフェショナルがいるバンドがあって、これなら再現できるっていう感覚があったんですよね。それで、バンドのみなさんの力をもらいながら徐々に進化をしていってるというところですね。といっても、tonunとしてのわかりやすさのバランスは保ちつつ、ポップスとしても保ちつつという感じで。──ツアーやライブをすることによって生まれてきた曲もあるんですか。本当に最近の「Sugar Magic」「Friday Night」「merry-go-round」はまさにそうですね。自分の曲は基本的に横ノリなものだったんですけど。「Friday Night」とかは4つ打ちで、手拍子で乗ってくれたり、ハンズアップしてくれたり、そういうノリの曲もほしいなと思ってできた曲だったんです。──躍動感がいいノリですよね。「Friday Night」などはバンド感、グルーヴ感がまさにダイレクトに感じられる曲で。こういう曲はノリやすいんだろうなっていうのは、お客さんの手の上がり方とかを見ても感じましたね。最初はこういう曲をやろうと思ってなかったので冒険でしたけど、でもみんな応えてくれるからありだなっていうのは思いましたね。いろんなプレイヤーとやる中で、進化の過程を経てできたグルーヴ感だなって思います。──ギターの話がありましたけど、この「Friday Night」ではギタリストなんだなっていうのを認識させてくれる曲でもある。そうなんです。元々あんなにギターは入っていなくて。プロデューサーの方と一緒にやっていくなかで、2サビの後くらいにカッティングが入っていたんですけど、これをメインにしたほうがいいかもって思ったので。それでイントロからずっとそのカッティングを引っ張っていく形にしたんです。それが意外とハマって、よりディスコっぽさが出ましたね。最初はもう少しEDMとかエレクトロっぽいイメージだったんですけど。あのカッティングのギターで一気にディスコサウンドになって。めちゃくちゃハマりましたね。──生音の良さが際立ってます。そうですね、打ち込みと生音のバランスがいい感じになったなと。──その打ち込みと生音のバランスは、意識的に作っているところですか。意識的ですね。どちらかに偏ってしまうと、本物になりすぎるというか。ドラムも、生ドラムだと本物のソウルミュージックになりすぎてしまうから。より現代的にするにはベースかドラムを打ち込みにしていますね。今回のアルバムでは、割合的にはドラムは打ち込みの方が多いですね。生のドラムは2曲くらいで。ベースは生のものが多いかな。生のベースの方がグルーヴを出しやすいし、ちょっとスウィングしてる感じとか、スラップの感じがあるものがいいなっていう。──今回新曲もたくさん入っていますが、「how many times」などもいいですね、この高揚感っていうのはこれまでの中でも初めてのパターンかもしれない。この曲は隙間が多い中に歌が入っているという感じで。こういう隙間、空白があるグルーヴが好きなんですよね。「Friday Night」ほどわかりやすくないですけど、より日常に溶け込むグルーヴ感があるなと思います。──一転して「rendez-vous」は華やかで、リズミカルなトランペットが印象的です。「rendez-vous」は一緒にやっているプロデューサーのknoak(Nobuaki Tanaka)さんがブラス好きで。ブラスの使い方に関しては、knoakさんから学んだところが大きいですね。最近はリモートでの作業も多いですけど、最初の頃はknoakさんのスタジオで昼から夜まで一緒に組み立てていく曲もありましたね。knoakさんとは昨年の4月に出会ったんですけど、だいぶお互いの好みもわかってきて、音の足し算引き算にしてもいいところができるようになっています。──思ったものがちゃんと形になっているんですね。物語的だったり映像的に想像できるような歌詞が多いですが、歌詞についてはどのように考えていますか。歌詞は、最初は苦手でした──今でもそんなに得意じゃないですけど。作り出した頃は、メロディを考えるときに出てきた言葉を適当につけていたんです。言葉を音的に捉えていた感じで。でもそれだと全然、聴いている人に響かないんですよね。最初の「最後の恋のMagic」という曲を出した時、それまではあまり恋愛の曲を書いてなかったんですけど、恋愛にフォーカスをしたものを書いて、タイトルもわかりやすいものにしたら、たくさんの人が聴いてくれて、反響が大きくて。ああ、歌詞って、大事なんだなと(笑)。そこからは、恋愛模様とかよりわかりやすい言葉を使うようになりました。今の時代にあった言葉の組み合わせ方は意識して作っているかもしれないですね。──そのいまの時代ならではっていうと、どういう感覚ですか。いわゆる、“エモい”っていうものですよね(笑)。キュンとくる感じというか。その感覚は大事に世界観を作り込んでいるかもしれないです。──話を聞いていると、音楽にしてもそうですが、客観的に世界観を作りあげるプロデューサー的な目線がありますね。ちょっと自分の音楽を俯瞰的に見ているかもしれないですね。ソロ・プロジェクトとして、tonunというアーティスト像を自分で作っているというか。でも恋愛の曲ということで言えば、学生時代から恋愛ドラマや映画も好きだったので。シチュエーションがいろいろ頭にあるんです(笑)。それを書き出してるのかもしれないですね。自分のことじゃなくても、こういう恋愛いいよねみたいな。だから、それに共感してキュンとしてくれる人がいるのかなっていうか。──6月24日(土) には、Zepp Shinjukuでアルバムのリリースパーティとなるワンマンライブが決定しています。どんなライブにしたいですか。みなさんアルバムを聴いてきてくれると思うんですけど、今考えているのはその再現性というか。やっぱり音源のまま聴きたいという人もいると思うんですけど、それだと個人的には面白くないなとも思うので。その再現性とアドリブのバランスを突き詰めているところですね。トランペットとかもシーケンスで出したりしているんですけど。いかに、再現しつつ、生のグルーヴを生かしつつ、というのを表現できたらなというのはありますね。──ギターも思い切り弾きたいですしね。そうですね(笑)。あとはいつかハンドマイクでも歌いたいなと思うんですよね。今はスタンドマイクで歌っているんですけど。ハンドマイクを持って、どれだけステージを動き回れるかという。そもそもtonunはそういうスタイルが合うのか?というのも、今後フェスやイベントでも確かめてみたいところですね。今後はライブに関しても試行錯誤しながら、いろんな形態で、いろんなステージでtonunを見せていきたいと思います。Text:吉羽さおりPhoto:中村力也<ライブ情報>tonun 1st フルアルバムリリースパーティー『One-man Live』6月24日(土) 開場16:00/開演17:00会場:Zepp Shinjukuチケット料金:1,500円(税込)※入場時ドリンク代が必要/特典付き5月24日(水) 12:00より発売開始<リリース情報>tonun ファーストアルバム『intro』6月14日(水) リリース【収録内容】1. Sugar Magic2. Friday Night3. 嘘寝4. 君は言うかな5. how many times6. rendez-vous7. 真夏の恋は気まぐれ8. eyes9. merry-go-round10. 気持ちの糸Pre-add / Pre-save:公式サイト:
2023年05月24日「1年半くらい前かな?このツアーを計画したときはこんなに多くのオーディエンスが来てくれるなんて想像もしていませんでした。たとえ会場に50人、100人くらいの人しかいなくてもベストを尽くそうと信じてこの北米ツアーを決めたんです。それが、結果的にこんなに素晴らしい光景をみんなが実現してくれました。初めてなのに完全ソールドアウトの北米ツアー。本当に信じられないよ」ステージ上で野田洋次郎は噛みしめるようにそう言った。RADWIMPSが現地時間4月29日と4月30日の2日間にわたり自身初となる北米ツアーのファイナルとしてニューヨーク公演を開催した。この北米ツアーは日本を代表するロックバンドが、掛け値なしに世界規模で自らの音楽を響かせるという夢が現実のものとなった物語の第一章であり、未来を生きる日本人アーティストたちがそれを叶える可能性と間口をも広げる旅だった。まず、記憶を2020年に巻き戻そう。本来、RADWIMPSはデビュー15周年を迎えたこの年に初のドーム公演を含む国内ツアーや北米を皮切りにワールドツアーを開催するはずだった。しかし、言うに及ばず新型コロナウイルスによるパンデミックが全世界を覆い尽くし、その全公演が中止となった。それでもバンドは折れることなく前進することを選び、間断なく新曲を発表し続け、2021年11月には10枚目のフルアルバムとなる『FOREVER DAZE』をリリースした。そして、2016年8月公開の『君の名は。』、2019年7月公開の『天気の子』に続き、2022年11月に公開された新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』のサウンドトラックも手掛けた。その後、同作は199もの国と地域で公開され、3月下旬に封切られた中国本土での興行収入は日本を上回る8億元(157億円)を突破するなど、世界中を席巻している。映画はメキシコで4月13日、北米では4月14日に公開初日を迎えた。4月16日にカリフォルニア州サンノゼからスタートしたRADWIMPSの北米ツアーはまさに絶好のタイミングで開催されたことになる。ちなみにこの北米ツアー中に出た全米映画ランキングで『すずめの戸締まり』は7位にランクイン。約1年半前から北米ツアーのスケジュールが組まれたことを思えば、このタイミングの重なりもまた奇跡的と言っていい。RADWIMPSの北米ツアーは、前出のサンノゼを皮切りに4月18日にロサンゼルス、22日にメキシコ、24日にシカゴ、26・27日にカナダのトロントと、タイトなスケジュールで進行し、そして29日と30日のニューヨーク公演へたどり着いた。特筆すべきは初の北米ツアーにして上記の全公演がソールドアウトになったこと。ほとんどが3000~4000人収容の会場で、中でもロサンゼルス公演の会場となったYouTube Theatreは約6000人キャパを誇るのだから、これは間違いなく快挙だ。さらにニューヨーク公演も当初は29日のみの開催予定だったが、早いタイミングでのソールドアウトを受けて、急遽30日も追加されたのである。もちろん、この快挙の理由として一連の新海誠監督作品がもたらした影響の大きさは計り知れない。ただ、RADWIMPSが今回の北米ツアーで自らに課したこと、そして達成したことは新海誠作品という巨大な扉から入ってきた現地のオーディエンスたちをその独立した音楽力をもって引き込み、またいつか絶対に彼らのライブを体感したいと思わせた点にある。筆者がニューヨーク公演で目撃した熱狂は、その揺るぎない証左でもあった。両公演を観たうえ、この稿では主に2日目の模様を記していきたい。会場のPalladium Times Squareはブロードウェイと44番街の角にあり、まさにニューヨークのど真ん中に位置するベニューだ。前方から中央にかけてスタンディングフロア、後方にはスロープ状に設置された椅子席がありライブハウスとホールが融合したような縦長の造りになっている。2200人収容キャパで、オープン前から長蛇の列を成していたニューヨークらしい多様な人種のオーディエンスたちによって埋め尽くされた会場の光景は壮観だった。開演時刻の20時を数分過ぎたころに日本で言うところの前説=間もなくライブが始まるというアナウンスからオーディエンスは歓喜の声を上げ、オープンニングのSEとともにメンバーがステージに現れると、その様相は叫びに近いものとなった。バンドの編成は野田洋次郎、桑原彰、武田祐介に森瑞希とエノマサフミのツインドラムを加えた5人編成。ここからヨーロッパ、日本国内のライブハウスツアー、アジアと続いていくためセットリストの詳細な記述は避けるが、新海誠作品の主題歌群を映像演出とともに要所要所に散りばめながら、RADWIMPSというロックバンドの肉体性を5人編成で際立たせるにはうってつけの構成だった。序盤で披露された「グランドエススケープ」(『天気の子』主題歌)や「前前前世」(『君の名は。』主題歌)、終盤の「カナタハルカ」(『すずめの戸締まり』主題歌)における、イントロの時点で示されたオーディエンスのヴィヴィッドな反応に新海誠作品の影響力をまざまざと感じた。それと同時に、海外で目撃するライブだからこそあらためてRADWIMPSの楽曲がいかに繊細なコードや旋律、重層的な生楽器のアンサンブルとシーケンスの組み合わせによって編まれているかを俯瞰的に思い知るという新鮮さもあった。あるいはRADWIMPSがここまで強靭なグルーヴをたたえたバンドであることに驚きを覚えたオーディエンスも少なくなかったかもしれない。自らピアノを弾く楽曲を除き自由なフォームでステージを縦横無尽に躍動する野田と、下手側と上手側でそれぞれダイナミックにギター、ベースをプレイする桑原と武田のアクションに対してダイレクトに呼応するように会場の熱量は右肩上がりに上昇していった。特に「おしゃかしゃま」で野田が指揮者となり各パートのソロバトルが繰り広げられる日本ではお馴染みのセクションでは、緩急自在のグルーヴを浴びてステージ横にいたセキュリティーさえも我慢できないとばかりに身体を大きく揺らしていて、非常に痛快だった。「音楽は言語や国境の壁を越える」という言説は疑いようのない真理だと思うが、バンドがオーディエンスと温度差なく交歓するうえで、野田がネイティブといって遜色のない流暢な英語でメッセージを届けられるのも大きなストロングポイントだったと思う。「昨日と今日のライブのこと、いや、この北米ツアーすべてのことを絶対に忘れません。こんなにオーディエンスの反応があることを想像していませんでした。僕らの想像をはるかに超えてます。本当に夢のようです。ありがとう。桑原と僕は22年前に出会ったんだけど、22年後にこうやってニューヨークでステージに立っているなんて、まったく想像してなかった。みんなのおかげです。これからも僕たちは音楽を作り続けます。その音楽でこれからもみんなを楽しませ続けたいと思うし、音楽とエンターテイメントで繋がっていけることを願ってます」この日、RADWIMPSは〈ロックバンドなんてもんを やっていてよかった 間違ってなんかない そんなふうに今はただ思えるよ〉という歌い出しから始まる「トアルハルノヒ」も響かせたが、そこに込められたバンドの思いはどこまでもリアルな温度で迫ってきた。オーディエンスが一体となった「ワン、モア、ソング!」の連呼に応えて、バンドは3曲のアンコールを演奏。ライブを終えると野田がフロア前方にいたオーディエンスからたくさんのメッセージが書き込まれたフラッグや星条旗を受け取り、メンバーは鳴り止まない歓声を背に名残惜しそうにステージをあとにした。終演後、ドレッシングルームで10分ほどメンバーに話を聞くことができた。北米ツアーを終えたばかりの彼らの言葉を残し、このニューヨーク公演のライブレポートを閉じたいと思う。──今日のニューヨーク公演を観てもあきらかですが、間違いなく今回の北米ツアーに特別な手応えを覚えていると思います。ライブ直後ですが、その思いから聞かせてください。野田最初から最後まで想像を超える体験でしたね。全公演ソールドアウトしたことも最初は信じられなかったし、今日もお客さんの期待にちゃんと応えたいなと思いながらステージに立ってました。武田ニューヨーク公演も当初は1DAYの予定だったのが、チケットがすぐにソールドアウトして2DAYSやることができて。これだけ僕らを迎えてくれる人たちがいて、実際のその人たちを目の前にしてあれだけの熱量を浴びると、本当にグッとくるものがありましたね。桑原本当に最初に予想していた形とは180度違う反応があって。こんなに温かく迎えてもらえるとは思ってなくて、演奏する側としてもものすごくテンションが上がりましたし、本当にまた来たいなと思います。──昨日と今日のニューヨーク公演はいろんな人種のオーディエンスが集まっていましたね。やはり各地でお客さんの層や反応に違いはありましたか?野田ニューヨークはやっぱり大都市なんだなって。今回の北米ツアーの中で日本人も含めて一番アジア系の人がいて、ヒスパニック系の人も多かったという印象です。逆にメキシコ公演はほとんどメキシカンのお客さんで。シカゴもアジア系の人もいたけど、8割は地元の人だったと思います。各地でそれぞれ異なる空気感があって、どのライブも印象的でしたね。──ツアー初日のサンノゼ公演はどうでしたか?野田前情報がなかった分、サンノゼが一番感動したかも。いきなりお客さんの熱量がすごかったから。武田サンノゼは野性的というと違うかもしれないけど、ダイレクトに「待ってました!」という反応を感じられて。そのあとのロス公演はまた都会的なお客さんだったという印象で、その違いも面白かったです。野田ロス公演はキャパが6000人というアリーナ級に広い会場だったから、余計に俺らも探りながらライブをしてる感じはありましたね。──本来であれば2020年7月に開催されるはずだった北米ツアーが、パンデミックを経て3年後の今、さらには『すずめの戸締まり』の北米公開タイミングと並走するように実現したことにも不思議な巡り合わせを感じていると思います。野田本当に。狙ってもできないタイミングだし、「そうか、こういうことだったんだな」と感じるところもあります。武田サンノゼに到着してからみんなで『すずめの戸締まり』を観に行ってね(笑)。桑原英語吹き替え版のほうをね(笑)。野田ライブのお客さんのリアクションからもすごいタイミングでツアーができてるなと思いましたね。あとは、バンドとしても映画から派生した以外の部分をしっかり見せたいという思いは今回のセットリストを作るときからあって。──それはすごく感じました。RADWIMPSというロックバンドのダイナミズムを体現するという気概を持ったセットリストだなと。野田アフターで会った関係者やロスだったらポーター・ロビンソンも来てくれたんですけど、いかに俺たちがフィジカルなバンドとして面白かったかということを伝えてくれて。今日も現地でインタビューしてくれた人が言ってくれたけど、アニメファンの人たちが知らなかったRADWIMPSの部分を出せて伝わったという手応えがあったし、それはすごくうれしかったですね。──今日もセキュリティーの人が音に反応してましたよ。野田受付の人も「めっちゃいいバンドだね」って言ってくれてたみたいで。武田うれしいなぁ。──ここから海外はヨーロッパ、アジアツアーと続いていきますが、この北米ツアーで得たものをどうアウトプットしていきたいですか。野田ヨーロッパとアジアはさらに映画の熱がものすごいことになっているし、アジアツアーはほぼ全会場、2、3時間で即完しているので。ライブを観られない人のほうが多い状況だから、北米とはまた違う熱量で迎えられると思うんです。そこでもしっかり次に広げる種を植えられるようなライブをやりたいですね。武田ライブでヨーロッパに行くのは8年ぶりで。だいぶご無沙汰してますけど、『君の名は。』以降でRADWIMPSの存在を知ってずっと待ってくれていた人たちもいっぱいいると思うので。ようやく来れましたという思いをしっかり届けたいですね。桑原ヨーロッパツアーはまだ行ったことのないスペインでのライブもあるし今からすごくワクワクしてます。──今後は日本と両軸で海外のオーディエンスと向き合う時間が増えていくと思います。そのうえでRADWIMPSとして実現したいことを最後に聞かせてもらえたら。野田「日本のバンドがここまでの規模で北米ツアーをやるのは奇跡的なことだよ」と現地の人が口々に言ってくれて。いろんなきっかけが重なって実現したツアーだったけど、こういうきっかけが繋がっていけば日本の音楽があたりまえに伝わっていくと思うし、それはものすごく大きなチャンスだと思うんですね。俺らはもう20代ではないし、40代に近づいていて。だから、RADWIMPSがどうこうというよりは、日本の音楽、日本の文化が持っている面白さをちゃんとした方法で提示すれば伝わるという前例になれたらいいなと思うんです。今はRADWIMPSがその役割の一端を担っているけど、ここから次々、ドバドバと日本のアーティストが世界に開いていくきっかけに確実になりたいし、そういう気持ちでこのツアーに臨んでますね。「日本を知ってくれてありがとう。ちょっと引っ込み思案で口下手だけど(笑)、面白い音楽やその他の文化がいっぱいありますよ」という感覚です。──バンドやシンガー、ラッパーも含めて海外のオーディエンスに紹介したい日本のアーティストもたくさんいるだろうし。野田本当にそうで。「RADWIMPSが好きだったら、このアーティストもどう?」という思いがめちゃめちゃある。そういうことを実現したいですね。──希望の間口が大きく広がる北米ツアーだった。野田うん。きっと「RADWIMPSができるなら、俺らも」って思ってくれる日本のアーティストはいっぱいいるだろうし、それってめちゃめちゃポジティブなことで。もしそのアーティストが20代とか、ましてや18歳くらいだったら俺はたまらなくうれしいです。20年前の自分が今のRADWIMPSの状況を見たら羨ましいと思うだろうし。だからみんなもどんどんチャレンジしてほしいし、俺らが伝えられることは全部伝えたいです。Text:三宅正一Photo:Takeshi Yao<配信情報>RADWIMPS「KANASHIBARI feat.ao」配信中RADWIMPS「KANASHIBARI feat.ao」配信ジャケット配信リンク:<番組情報>テレビ朝日系24局ドラマ『unknown』毎週火曜 21:00~21:54 放送中ドラマ『unknown』メインビジュアル公式HP::::『unknown』予告動画(120秒)<ライブ情報>RADWIMPS BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR 20236月13日(火) 愛知県・Zepp NagoyaOPEN18:00 / START19:006月14日(水) 愛知県・Zepp NagoyaOPEN18:00 / START19:006月21日(水) 神奈川県・KT Zepp YokohamaOPEN18:00 / START19:006月22日(木) 神奈川県・KT Zepp YokohamaOPEN18:00 / START19:006月26日(月) 大阪府・Zepp Osaka BaysideOPEN18:00 / START19:006月27日(火) 大阪府・Zepp Osaka BaysideOPEN18:00 / START19:007月4日(火) 東京都・Zepp Haneda(TOKYO)OPEN18:00 / START19:007月5日(水) 東京都・Zepp Haneda(TOKYO)OPEN18:00 / START19:007月11日(火) 福岡県・Zepp FukuokaOPEN18:00 / START19:007月12日(水) 福岡県・Zepp FukuokaOPEN18:00 / START19:00特設サイト: European Tour 20235月21日(日) London / Roundhouse5月24日(水) Barcelona / Paral·lel 625月26日(金) Cologne / Palladium5月28日(日) Paris / Salle Pleyel5月30日(火) Berlin / Columbiahalle詳細はこちら: Asian Tour 20237月21日(金) 韓国・ソウル / YES24 Livehall7月23日(日) 台湾・台北 / Zepp New Taipei7月25日(火) マレーシア・クアラルンプール / Zepp Kuala Lumpur7月27日(木) タイ・バンコク / Union Hall7月30日(日) インドネシア・ジャカルタ / Basket Hall Senayan GBK詳細はこちら: Official HP:
2023年05月10日RADWIMPSの新曲「KANASHIBARI feat.ao」が、4月18日(火) に配信リリースされることが発表された。本楽曲は、4月18日(火) 21時よりスタートするテレビ朝日系4月期新ドラマ『unknown(アンノウン)』の主題歌として書き下ろされ、「絶望的なラブソングを」というドラマサイドからのキーワードを起点に制作されたナンバー。絶望的かつ刹那的な愛を描くにあたり、フィーチャリングボーカルとして16歳のシンガーソングライター・ao(アオ)を迎えレコーディングされた。aoまた、クリエイティブユニットMargtが手がけた、ビビッドな色彩が印象的なジャケットビジュアルも公開された。ドラマ『unknown』 は、秘密(unknown)を抱えた夫婦の究極の愛を描く《本格ラブ・サスペンス》。高畑充希と田中圭のW主演、制作陣は『おっさんずラブ』のチームと、放送前から注目度の高いドラマとなっている。■RADWIMPS・野田洋次郎 コメント昨年夏ごろ、プロデューサーの貴島さんとお会いし話をさせてもらいました。心から楽しそうにドラマの中身をお話しくださる貴島さんが印象的でした。主題歌に関してたくさんの想いやキーワードをいただいた中で僕の中に強く残ったのが「絶望的なラブソング」という言葉でした。諦める理由がいくつ生まれようとも、二人で進んでいこうとするこころと虎松の姿に心動かされました。二人の、そしてこの物語に出てくる登場人物みんなの背中を大きな力で押せるような楽曲にしたいと思いました。音楽的にも、僕一人ではおそらく到達できなかったような面白い楽曲になりました。『unknown』に感謝です。これまでのキャリアの中でもまったく異質な面白い楽曲に仕上がったと思うので楽しみにしていてください。aoさんとは今作ではじめてご一緒させてもらいます。この曲の2番を誰かに歌ってもらいたいと漠然と思っていた時、YouTubeで彼女の歌声を耳にし、引き込まれました。まだ高校生と聞いて驚きました。今しかないその声で、この曲を彩ってほしいと思いました。素晴らしい歌をありがとう。いち早く脚本を読ませていただいた感想は、これでもかと観るものを振り回してくれる縦横無尽アトラクション型のドラマだなと思いました。きっと俳優の方々のお芝居によってさらに予測不能なエンターテインメントになることと思います。楽しみです。■ドラマ プロデュース・貴島彩理 コメントRADWIMPSは私の青春でした。学生時代、「有心論」「おしゃかしゃま」を仲間たちと熱唱したり、「なんちって」は自分の曲だと思い込んでみたり、「me me she」を恋人と別れた時に聞いて号泣したり(笑)。そんな、心から敬愛するRADWIMPSに主題歌を描き下ろして頂くなんて、今もまだ夢の中にいる気持ちです。初めてお会いしたとき、死ぬほど緊張しながら『unknown』を作った理由や最終話までの物語に込めたメッセージをお話したのですが、びっくりするくらい真摯に聞いてくださったことをよく覚えています。メンバーの皆さんが既に脚本を全て読んでくださっていたことにも感動しました。野田さんの音楽作りはセンセーショナルかつ独創的でした。デモがあがるたびに、楽曲と共に野田さんから熱いメッセージが届き、その言葉に毎回胸が熱くなりました。私の我儘なリクエストに対して頭が粉になるくらい考えてくださったことや、どんな想いでこの歌詞に辿りつき、どんな苦悩の末にこのメロディが舞い降りたか、メッセージから溢れ出す野田さんの“激情”が伝染してくるようで、そのとんでもない狂熱に心が震えました。このドラマもこの曲も「挑戦」だと思います。ドラマは3カ月で終わるけれど、音楽は永遠に歌い継がれる。「KANASHIBARI」は野田さんの言葉で紡がれるもう一つの『unknown』だと思います。この「愛」の歌が、多くの人の心に、ドラマと共に突き刺さりますように。<配信情報>「KANASHIBARI feat.ao」4月18日(火) 配信スタート配信リンク:「KANASHIBARI feat.ao」配信ジャケット<番組情報>テレビ朝日系24局ドラマ『unknown』ドラマ『unknown』メインビジュアル4月18日(火) 放送スタート毎週火曜 21:00~21:54監督:瑠東東一郎脚本:徳尾浩司音楽:河野伸ゼネラルプロデューサー:大江達樹(テレビ朝日)プロデューサー:貴島彩理(テレビ朝日)、岡美鶴(アズバーズ)【出演者】高畑充希、田中圭町田啓太、小手伸也、ファーストサマーウイカ、井上祐貴、曽田陵介、長田成哉新納慎也、石川禅、酒向芳、木野花、麻生久美子、吉田鋼太郎『unknown』予告動画(120秒)公式HP:::: Official HP:
2023年04月12日RADWIMPSの新曲「KANASHIBARI feat.ao」が2023年4月18日(火)、配信リリースされる。RADWIMPSの新曲「KANASHIBARI feat.ao」RADWIMPSの新曲「KANASHIBARI feat.ao」は、テレビ朝日系4月期新ドラマ『unknown』の主題歌として書き下ろされた楽曲。“絶望的なラブソングを”というドラマサイドからのキーワードを起点に制作した1曲だ。刹那的な愛を描く“絶望的なラブソング”高畑充希と田中圭をダブル主演に迎え、誰にも言えない秘密を抱えた夫婦の究極の愛を描く異色のラブサスペンス『unknown』。その絶望的かつ刹那的な愛を、16歳の気鋭シンガーソングライター・ao(アオ)をフィーチャリングボーカルとして迎え、楽曲に表現している。RADWIMPS・野田洋次郎コメント昨年夏ごろ、プロデューサーの貴島さんとお会いし話をさせてもらいました。心から楽しそうにドラマの中身をお話しくださる貴島さんが印象的でした。主題歌に関してたくさんの想いやキーワードをいただいた中で僕の中に強く残ったのが「絶望的なラブソング」という言葉でした。諦める理由がいくつ生まれようとも、二人で進んでいこうとするこころと虎松の姿に心動かされました。二人の、そしてこの物語に出てくる登場人物みんなの背中を大きな力で押せるような楽曲にしたいと思いました。音楽的にも、僕一人ではおそらく到達できなかったような面白い楽曲になりました。「unknown」に感謝です。これまでのキャリアの中でもまったく異質な面白い楽曲に仕上がったと思うので楽しみにしていてください。aoさんとは今作ではじめてご一緒させてもらいます。この曲の2番を誰かに歌ってもらいたいと漠然と思っていた時、YouTubeで彼女の歌声を耳にし、引き込まれました。まだ高校生と聞いて驚きました。今しかないその声で、この曲を彩ってほしいと思いました。素晴らしい歌をありがとう。いち早く脚本を読ませていただいた感想は、これでもかと観るものを振り回してくれる縦横無尽アトラクション型のドラマだなと思いました。きっと俳優の方々のお芝居によってさらに予測不能なエンターテイメントになることと思います。楽しみです。作品情報RADWIMPS 新曲「KANASHIBARI feat.ao」配信リリース日:2023年4月18日(火)[ドラマ情報]テレビ朝日系24局ドラマ『unknown』放送日時:2023年4月18日(火)スタート、毎週火曜21:00~21:54出演者:高畑充希 田中圭 ほか
2023年04月09日RADWIMPS(ラッドウィンプス)が、映画『君の名は。』『天気の子』のサウンドトラックのアナログ盤を、カラーヴァイナルで2023年4月14日(金)に再発売する。『君の名は。』『天気の子』サントラがアナログ盤で『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』と、新海誠作品の映画音楽を3度にわたって担当しているRADWIMPS。今回は、『君の名は。』『天気の子』のサウンドトラックのアナログ盤が、カラーヴァイナルで再発売されることが決まった。『君の名は。』のアナログ盤サウンドトラックには、主題歌「前前前世(movie ver.)」をはじめとする全27曲、『天気の子』のアナログ盤サウンドトラックには「愛にできることはまだあるかい」をはじめとする全31曲を収録。いずれも、ユニバーサルミュージックストア、ラリルレコード、ローソンHMVでの限定発売となるので、早めの予約をおすすめする。【詳細】■『君の名は。』アナログ盤(クリア・ヴァイナル仕様)発売日:2023年4月14日(金)取扱い店舗:ユニバーサルミュージックストア、ラリルレコード、ローソンHMV価格:5,280円仕様:重量盤2枚組(33 RPM)[収録楽曲]<side-A>01.夢灯籠02.三葉の通学03.糸守高校04.はじめての、東京05.憧れカフェ06.奥寺先輩のテーマ07.ふたりの異変08.前前前世 (movie ver.)<side-B>09.御神体10.デート11.秋祭り12.記憶を呼び起こす瀧13.飛騨探訪14.消えた町15.図書館16.旅館の夜<side-C>17.御神体へ再び18.口噛み酒トリップ19.作戦会議20.町長説得21.三葉のテーマ22.見えないふたり23.かたわれ時<side-D>24.スパークル (movie ver.)25.デート226.なんでもないや (movie edit.)27.なんでもないや (movie ver.)■『天気の子』アナログ盤(クリア・ヴァイナル仕様)発売日:2023年4月14日(金)取扱い店舗:ユニバーサルミュージックストア、ラリルレコード、ローソンHMV価格:5,280円仕様:重量盤2枚組(33 RPM)[収録楽曲]<side-A>01. 『天気の子』のテーマ02. 優しさの味03. K&A 初訪問04. 占秘館へようこそ05. K&A 入社式06. 風たちの声 (Movie edit)07. 陽菜、救出08. 晴れゆく空09. 空の海10. 御宅訪問<side-B>11. 初の晴れ女バイト12. 祝祭 (Movie edit) feat.三浦透子13. 花火大会14. 気象神社15. 芝公園16. 二つの告白<side-C>17. 首都危機18. 真夏の雪19. 天気の力20. 家族の時間21. 消えゆく陽菜22. 永遠の雲の上23. 晴天と喪失24. 帆高、逃走~子供達の画策25. バイクチェイス26. 陽菜と、走る帆高<side-D>27. 愛にできることはまだあるかい (Movie edit)28. グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子29. ふたたびの、雨30. 大丈夫 (Movie edit)31. 愛にできることはまだあるかい
2023年02月20日最新ヒットからスタンダードまで “弾きたかったあの曲” がきっと見つかるピアノマガジン月刊ピアノ2023年1月号月刊ピアノ2023年1月号は【効果の上がる 暗譜対策】と【2023年、あなたにHappyを運ぶ音楽は?】の2大特集です。【特集1】は「効果の上がる 暗譜対策」。効率よく確実に暗譜をするには、どんなことをしたらよいのか。暗譜に関する脳の仕組みや練習方法を、音楽と脳科学の研究者:古屋晋一さんに解説していただきました。【特集2】は「2023年、あなたにHappyを運ぶ音楽は?」。恋愛運、健康運、対人関係に加えて“幸運を呼ぶ音楽”“弾き初めの曲”を星座別に、立木冬麗先生に占っていただきました。【ピアニスト・インタビュー】はクラシック音楽に軸足を置きながらボーダレスな活動を展開される角野隼斗さん、超絶技巧やマッシュアップに定評のある演奏で人気のけいちゃん、現代のフランスを代表するピアニスト:ミシェル・ダルベルトさん、1年間一つのコンセプトを掘り下げていく「松本和将の世界音楽遺産」と名付けたリサイタルシリーズを展開される松本和将さん、【My Favorite Partner】の第10回は小川典子さん。【Catch Up!!】は2022年のロン=ティボー国際コンクールで優勝された亀井聖矢さん、第4位に入賞された重森光太郎さんの喜びの声をお届けいたします。楽譜は、テレビ朝日系オシドラサタデー『ボーイフレンド降臨!』主題歌「彩り」(King & Prince)、サンスター「オーラツー」キャンペーンソング「ハッピーサプライズ」(なにわ男子)、映画『ラーゲリより愛を込めて』主題歌「Soranji」(Mrs.GREEN APPLE)、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』主題歌「アイラブユー」(back number)、映画『すずめの戸締まり』主題歌「すずめ feat.十明」(RADWIMPS)、フジテレビ系木曜劇場『silent』挿入曲「silent snow piano」、映画『紅の豚』より「帰らざる日々」(久石 譲)、『ファイナルファンタジーⅩ』より「ザナルカンドにて」、映画『魔女の宅急便』より「やさしさに包まれたなら」(松任谷由実)、「夢を追いかけて~薫のテーマ~」(西村由紀江)、「スケーターズ・ワルツ」(ワルトトイフェル)、「宇宙戦艦ヤマト」、「アンダンテ・カンタービレ」(チャイコフスキー)、「白日」(King Gnu)、事務員Gさんの連載アレンジは「You Raise Me Up」、ずっしーさんのアレンジによる「歩いて帰ろう」(斉藤和義)、ござさんの連載は「雪(アルペジオ・アレンジ)」。今月も最新ヒットから人気の定番曲まで、魅力満載の楽曲を初級・中級・上級の幅広いアレンジでお届けします!【収載楽曲】●マンスリー・ピアノ・スコア・セレクション・彩り(King & Prince)*テレビ朝日系オシドラサタデー『ボーイフレンド降臨!』主題歌・ハッピーサプライズ(なにわ男子)*サンスター「オーラツー」キャンペーンソング・Soranji(Mrs. GREEN APPLE)*映画『ラーゲリより愛を込めて』主題歌・アイラブユー(back number)*NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』主題歌・すずめ feat.十明(RADWIMPS)*映画『すずめの戸締まり』主題歌●編集部オススメ!話題曲・silent snow piano*フジテレビ系木曜劇場『silent』挿入曲・帰らざる日々久石 譲*映画『紅の豚』より●いつか必ず弾きたい とっておきの1曲・ザナルカンドにて*『ファイナルファンタジーⅩ』より・やさしさに包まれたなら(松任谷由実)*映画『魔女の宅急便』より●事務員Gの名曲タイムトリップ・You Raise Me Up●ずっしーの Arrange Chips・歩いて帰ろう(斉藤和義)●月ピPremium! 上級アレンジで楽しむ極上のピアノ・夢を追いかけて~薫のテーマ~(西村由紀江)*フジテレビ系ドラマ『101回目のプロポーズ』挿入曲●ゆるく!楽しく!!カッコよく!!!みんなのプチJAZZ・スケーターズ・ワルツ(ワルトトイフェル)●ピンポイント解説付き!やさしくひける♪お・す・す・め初級アレンジ・宇宙戦艦ヤマト*アニメ『宇宙戦艦ヤマト』主題歌●アイ・ラブ・クラシック・アンダンテ・カンタービレ(チャイコフスキー)●ござさんの All that Goza’s Piano Arrange・雪(アルペジオ・アレンジ)●セロリの電Pパーク!・白日(King Gnu)商品詳細月刊ピアノ2023年1月号定価:880円(10%税込)仕様:A4変型判縦/116ページ発売日:2022年12月20日発売JAN:4910076250130商品コード:GTM01100842 amazonにて好評発売中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月20日今月の特集は、【2023新春メッセージ&12星座占い】と【タッチコントロールを楽しもう】月刊エレクトーン2023年1月号月刊エレクトーン2023年1月号は、【人気プレイヤー&アレンジャーetc.から新年のご挨拶~2023新春メッセージ&12星座占い】と【演奏表現の幅がさらに広がる~タッチコントロールを楽しもう】の2大特集です。第1特集【2023新春メッセージ&12星座占い】では、人気プレイヤーを筆頭に、本誌で活躍中のアレンジャーやイラストレーターなど、多彩な方々からいただいた新春メッセージと、毎年大好評の「12星座占い」を今年も掲載!2023年のラッキーミュージックも見逃せません。第2特集【タッチコントロールを楽しもう】では、エレクトーンをより表現豊かに、より魅力的に演奏する上で欠かせない5種類の“タッチコントロール”を、坂本有正さんを講師に学びます。力が伝わる際の変化がもたらす多彩なサウンドを、ぜひ研究してみましょう。「ピックアップアーティスト」は、待望のセカンド・ソロ・アルバム『BEST FRIENDS』をリリースした河野啓三さんにアルバムへの想いを語っていただきました。「ライブ&イベントレポート」は、渡辺睦樹さん&中野正英さんが出演し、札幌で開催された『Electone Concert Play On Passion 2022』や、おなじみの『月エレマンスリーライブ』や『LIVE AT MIKI』などをレポート。今月のスコアは、川口春奈主演、Snow Manの目黒蓮が共演する話題のドラマ『silent』主題歌「Subtitle(Official髭男dism)」、新海誠監督の最新映画『すずめの戸締まり』のオープニング曲「すずめ feat.十明(RADWIMPS)」、福原遥主演の“朝ドラ”『舞いあがれ!』主題歌「アイラブユー(back number)」。リクエストは、あいみょんの定番曲「マリーゴールド」の弾き歌いアレンジの再掲載のほか、テレビのフィギュアスケート中継のテーマ曲「BoleroⅣ~New Breath~(岡本知高)」。“2つのレベルから選べるスコア”は、公開30周年を迎えたディズニー映画『アラジン』より「ホール・ニュー・ワールド」の中級(6級)用と初級(9級)用を同時掲載。クラシックは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ニューイヤーコンサート」のアンコールで演奏される楽曲「美しく青きドナウ」、ジャズアレンジは、(K)NoW_NAMEによる大人気アニメ『SPY×FAMILY』劇中BGM「STRIX」。三原善隆氏による書き下ろしアレンジは、クラシックの名曲「ダッタン人の踊り」を、ソプラノサックスをフィーチャーした大人なバラードアレンジで。今回は、月エレWEBページから対応データが無料でダウンロードいただけます。初級アレンジは、人気のアニメ『ちいかわ』のテーマ曲「ひとりごつ~バンドVer.~」とイギリス発のクレイ・アニメーションの同名テーマ曲「ひつじのショーン」。SDGsこどもユニット「ミドリーズ」も参加するダンスナンバー「ツバメ」は2台のエレクトーンによるアンサンブルでどうぞ!最新ヒットからTV&シネマ、アニメ、ジャズとバラエティ豊かな全12曲です。エレクトーン唯一の専門誌として、役立つ講座やイベント情報、ヒット曲からスタンダードスコアまで、今月もエレクトーンを楽しむコンテンツ満載でお届けします。【収載楽曲】●マンスリースコア・Subtitle(Official髭男dism)*フジテレビ系木曜劇場『silent』主題歌・すずめ feat.十明(RADWIMPS)*映画『すずめの戸締まり』主題歌・アイラブユー(back number)*NHK 連続テレビ小説『舞いあがれ!』主題歌●弾き歌いにチャレンジ♪・マリーゴールド(あいみょん)●リクエスト・BoleroⅣ~New Breath~(岡本知高)●2つのレベルから選べるスコア・<6級>ホール・ニュー・ワールド*ディズニー映画『アラジン』より・<9級>ホール・ニュー・ワールド*ディズニー映画『アラジン』より●きれいに弾きたい!We Love CLASSIC・美しく青きドナウ●みんなが弾きたい JAZZ! JAZZ!! JAZZ!!!・STRIX((K)NoW_NAME)*TVアニメ『SPY×FAMILY』より●三原善隆の弾いておきたい スタンダードアレンジ・ダッタン人の踊り※対応データ無料ダウンロード対象●エレクトーン&エレクトーン アンサンブルスコア・ツバメ(YOASOBI with ミドリーズ)*NHK『ひろがれ!いろとりどり』テーマソング●かんたん初級アレンジ・ひとりごつ~バンドVer.~(ハチワレ(CV:田中誠人))*アニメ『ちいかわ』劇中歌・ひつじのショーン全12曲【参考演奏動画の試聴】 ※試聴は公開中です(一部楽曲を除く)。【別売レジストデータ】○対応機種:ELS-02C/ ELS-02/ ELS-02X/ ELC-02/ ELB-02/ ELS-01C/ ELS-01/ ELS-01X/ D-DECK○データご購入:(1)Muma(2)ぷりんと楽譜(PCサイト) (3)ヤマハミュージックデータショップ 商品情報月刊エレクトーン2023年1月号定価:935円(10%税込)仕様:A4判縦/116ページ発売日:2022年12月20日発売JAN:4910020610133商品コード:GTM01100898 amazonにて好評発売中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ< >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: ★月エレマンスリーライブ~月刊エレクトーン2023年1月号~月に一度、極上のライブが自宅にやってくる!豪華出演者による月エレ掲載曲の生配信ライブを開催!ヤマハデモンストレーターや、プレイヤーによる演奏と楽しいトークに加え、アレンジや演奏のポイント、記事の紹介など、他では聴けない内容が盛りだくさん。お見逃しなく!■配信日 :12/20(火)■時間:19:30~■料金:無料■配信: ■出演者:藤井 空、和田 侑記<お問い合わせ先>ヤマハミュージックジャパンELマーケティング課 TEL:03-5488-5443 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月20日新海誠監督 集大成にして最高傑作『すずめの戸締まり』から、 主題歌・BGMをピアノで楽しめる公式楽譜集の登場です!ピアノミニアルバム TVアニメ「SPY×FAMILY」第2クール Yamaha Music Entertainment HD国境や世代の垣根を超え、世界中を魅了し続けるアニメーション監督・新海誠。大ヒット上映中の最新作『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語です。今作の音楽は、『君の名は。』『天気の子』に続いて三度目のタッグとなるRADWIMPSと世界で活躍する映画音楽作家・陣内一真との共作となり、新海作品史上最強体制が実現しました。本楽譜集には、「すずめ feat.十明」、「カナタハルカ」の2曲の主題歌に加え、作品を深く、美しく彩るBGMをピアノ・ソロアレンジで収載。さらに、『すずめの戸締まり』サウンドトラックから、映画制作の過程で生まれた野田洋次郎が歌う「Tamaki」「すずめの涙」の2曲を加えた全11曲のラインナップです。巻頭には豪華カラー8ページ付!ぜひ映画の感動とともに、『すずめの戸締まり』の世界をピアノでもお楽しみください。【収載曲】手当て/夜のフェリー/ドライブ/自転車の二人/夢じゃなかった/丘上の要石/草太の元へ/カナタハルカ/すずめ feat.十明/Tamaki/すずめの涙-全11曲-商品詳細ピアノソロ中級 『すずめの戸締まり』music by RADWIMPS × 陣内一真 <公式楽譜集>定価:2,200円(10%税込)仕様:菊倍判縦/56ページ発売日:2022年12月20日ISBN:978-4-636-10686-2商品コード:GTP01100968 amazonにてご予約受付中! : 【関連商品好評発売中!】ピアノミニアルバム 『すずめの戸締まり』 music by RADWIMPS定価:1,320円(10%税込)仕様:菊倍判縦/16ページISBN:978-4-636-10673-2商品コード:GTP01100940 ギター弾き語りmini 『すずめの戸締まり』 music by RADWIMPS定価:1,320円(10%税込)仕様:B5判縦/20ページISBN:978-4-636-10672-5商品コード:GTL01100939 お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月09日2022年の音楽界をにぎわせた楽曲を厳選!音楽のトレンドを網羅する2冊!!ピアノソロ おさえておきたい!ベストヒット総集編~2022-2023~/ピアノソロ やさしく弾ける!おさえておきたい!ベストヒット総集編~2022-2023~話題のドラマ・映画主題歌はもちろんのこと、ヒットチャート常連アーティストのヒット曲が満載の楽譜集を2冊同時発売いたします!中級アレンジは原曲と同じフルサイズ&オリジナルキーの弾き応えの抜群!初級アレンジはやさしく弾きやすいワンコーラスのコンパクトサイズ!この2冊で2022年の音楽トレンドを楽しく振り返ろう!!ピアノソロ おさえておきたい!ベストヒット総集編~2022-2023~【収載曲】[1] SOUVENIR/BUMP OF CHICKEN*TVアニメ「SPY×FAMILY」第2クールオープニング主題歌[2] ミックスナッツ/Official髭男dism*TVアニメ「SPY×FAMILY」第1クールオープニング主題歌[3] 新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)/Ado*劇場版「ONE PIECE FILM RED」主題歌[4] 風のゆくえ/Ado*劇場版「ONE PIECE FILM RED」劇中歌[5] Replay/DISH//*第89回「NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部 課題曲[6] grace/藤井 風*NTTドコモ「KAZE FILMS docomo future project」CMソング[7] 雨燦々/King Gnu*TBS系ドラマ「オールドルーキー」主題歌[8] ベルベットの詩/back number*映画「アキラとあきら」主題歌[9] 人間ごっこ/RADWIMPS*TBS系ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」主題歌[10] しわくちゃな雲を抱いて/DISH//*TBSドラマ「ユニコーンに乗って」主題歌[11] 恋だろ/wacci*フジテレビ系ドラマ「やんごとなき一族」挿入歌[12] 左右盲/ヨルシカ*映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の主題歌[13] Partner/有華[14] レンズ/幾田 りら*TBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」主題歌[15] W/X/Y/Tani Yuuki[16] Habit/SEKAI NO OWARI*映画「ホリック xxxHOLiC」主題歌[17] シンデレラボーイ/Saucy Dog[18] ダンスホール/Mrs. GREEN APPLE*フジテレビ系「めざまし8」テーマソング[19] 栄光の扉/平井 大*「熱闘甲子園」テーマソング[20] 燦燦/三浦 大知*NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」主題歌[21] Fate or Destiny/Hey! Say! JUMP*フジテレビ系ドラマ「純愛ディソナンス」主題歌[22] 残響散歌/Aimer*TVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編 オープニングテーマ[23] Trust Me, Trust You./Sexy Zone*テレビ朝日系ドラマ「トモダチゲームR4」主題歌[24] ボクとキミと/Snow Man[25] 星の雨/ジャニーズWEST*テレビ東京系ドラマ「雪女と蟹を食う」主題歌[26] ダイヤモンドスマイル/なにわ男子[27] ツバメ/YOASOBI with ミドリーズ*NHK・子ども向けSDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」テーマソング[28] 鎌倉殿の13人 メインテーマ/Evan Call*NHK2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」メインテーマ[29] Far Away/Ken Arai*フジテレビ系ドラマ「ミステリと言う勿れ」オリジナルサウンドトラックより[30] アイデンティティ/Kanaria【商品詳細】定価:2,310円(10%税込)仕様:菊倍判縦/192ページ発売日:2022年11月22日ISBN:978-4-636-10665-7商品コード:GTP01100930 amazonにてご予約受付中! : ピアノソロ やさしく弾ける!おさえておきたい!ベストヒット総集編~2022-2023~【収載曲】[1] ミックスナッツ/Official髭男dism*TVアニメ「SPY×FAMILY」第1クールオープニング主題歌[2] 新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)/Ado*劇場版「ONE PIECE FILM RED」主題歌[3] 風のゆくえ/Ado*劇場版「ONE PIECE FILM RED」劇中歌[4] Replay/DISH//*第89回「NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部 課題曲[5] 雨燦々/King Gnu*TBS系ドラマ「オールドルーキー」主題歌[6] 人間ごっこ/RADWIMPS*TBS系ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」主題歌[7] ベルベットの詩/back number*映画「アキラとあきら」主題歌[8] しわくちゃな雲を抱いて/DISH//*TBSドラマ「ユニコーンに乗って」主題歌[9] 恋だろ/wacci*フジテレビ木曜劇場「やんごとなき一族」挿入歌[10] 左右盲/ヨルシカ*映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の主題歌[11] Partner/有華[12] レンズ/幾田りら*TBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」主題歌[13] W/X/Y/Tani Yuuki[14] Habit/SEKAI NO OWARI*映画「ホリック xxxHOLiC」主題歌[15] シンデレラボーイ/Saucy Dog[16] なんでもないよ、/マカロニエンピツ[17] 栄光の扉/平井 大*「熱闘甲子園」テーマソング[18] 初恋が泣いている/あいみょん*フジテレビ系ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」主題歌[19] 燦燦/三浦 大知*NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」主題歌[20] 残響散歌/Aimer*TVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編 オープニングテーマ[21] TraceTrace/King & Prince*日本テレビ系ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」主題歌[22] Fate or Destiny/Hey! Say! JUMP*フジテレビ系ドラマ「純愛ディソナンス」主題歌[23] オレンジkiss/Snow Man*映画「モエカレはオレンジ色」主題歌[24] ダイヤモンドスマイル/なにわ男子[25] 星の雨/ジャニーズWEST*テレビ東京系ドラマ「雪女と蟹を食う」主題歌[26] チグハグ/THE SUPER FRUIT[27] ツバメ/YOASOBI with ミドリーズ*NHK・子ども向けSDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」テーマソング[28] チキチキバンバン/QUEENDOM*TVアニメ「パリピ孔明」オープニングテーマ[29] アイデンティティ/Kanaria[30] ネット人気曲メドレー(PAKU~おとせサンダー~エジソン~わたしの一番かわいいところ)【商品詳細】定価:2,200円(10%税込)仕様:菊倍判縦/144ページ発売日:2022年11月22日ISBN:978-4-636-10666-4商品コード:GTP01100931 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月16日新海誠監督 集大成にして最高傑作『すずめの戸締まり』オフィシャル・ピースが ピアノ・ギターで同時発売です!ピアノミニアルバム『すずめの戸締まり』music by RADWIMPS/ギター弾き語りmini『すずめの戸締まり』music by RADWIMPS国境や世代の垣根を超え、世界中を魅了し続けるアニメーション監督・新海誠。全世界が待ち望む最新作『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語です。今作の音楽は、新海作品3度目のタッグとなるRADWIMPSと、日米で活躍する映画音楽作曲家・陣内一真との共作となり、新海作品史上最強体制が実現しました。本オフィシャル・ピースには、唯一無二の歌声で物語の世界を十明が奏でた「すずめ feat.十明」、RADWIMPSの「カナタハルカ」の2曲を収載。「ピアノソロ」「ギター弾き語り」の2商品でお届けします。RADWIMPSが手掛ける主題歌を、演奏でいち早くお楽しみください!【収載曲】すずめ feat.十明/カナタハルカ-全2曲-ピアノミニアルバム『すずめの戸締まり』music by RADWIMPS<公式楽譜集>定価:1,320円(10%税込)仕様:菊倍判縦/16ページ発売日:2022年11月15日ISBN:978-4-636-106732商品コード:GTP01100940 ★ご予約受付中! ギター弾き語りmini『すずめの戸締まり』music by RADWIMPS<公式楽譜集>定価:1,320円(10%税込)仕様:B5判縦/20ページ発売日:2022年11月15日ISBN:978-4-636-106725商品コード:GTL01100939 ★ご予約受付中! お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月02日ワーナー ブラザース ジャパン合同会社(東京都港区 社長 兼 日本代表 高橋雅美)の一部門であるワーナー・ブラザース テレビジョンは、小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務め、今年3月に公開し話題となった映画『余命10年』を11月4日(金)から動画配信サービスPrime Videoで見放題“独占”配信を開始します。本作品が動画配信サービスの見放題に登場するのは今回が初めてです。原作は、切なすぎる小説としてSNSを中心に反響を呼び、累計発行部数80万部を突破した小坂流加の恋愛小説です。実力派俳優、小松菜奈と坂口健太郎が小説の文庫化を待たずして亡くなった著者の想いを引き継ぎ、W主演を務めました。映画全編を大人気ロックバンドRADWIMPSの音楽で紡いでおり、今年の6月にはタイ・台湾の劇場でも公開されています。<作品紹介>(C)2022映画「余命10年」製作委員会■『余命10年』について監督を務めたのは、2019年に公開した『新聞記者』が第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を含む6部門を受賞した藤井道人。音楽は、本作で初めて実写映画の劇伴を手掛けた大人気ロックバンドRADWIMPSが映画全編を担当した。RADWIMPSはこの映画のために劇伴29曲と主題歌「うるうびと」を書き下ろした。さらに、W主演を務めたのは、映画『渇き。』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した小松菜奈と、映画『64-ロクヨン-前編/後編』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した坂口健太郎。原作者の小坂流加は、子どもの頃から小説を書くのが好きで、第3回講談社ティーンズハート大賞で期待賞を受賞。文芸社に自費出版として持ち込み、「余命10年」でデビューした。その後、本小説はSNSを中心に「切なすぎる恋愛小説」と反響を広げ、2022年に『余命10年』として映画化を果たした。■あらすじについて数万人に一人という不治の病で余命が10年であることを知った二十歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人。別々の人生を歩んでいた二人は、この出会いをきっかけに急接近することに--。もう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。--「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」。思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。二人が最後に選んだ道とは……?■配信情報2022年11月4日(金)から動画配信サービスPrime Videoで独占配信開始URL: (C)2022映画「余命10年」製作委員会(C)2022映画「余命10年」製作委員会(C)2022映画「余命10年」製作委員会■ワーナーブラザース・ディスカバリー:ワーナーブラザース・ディスカバリー(Nasdaq:WBD)は、テレビ、映画、ストリーミングなどあらゆるポートフォリオを埋めるたくさんの作品とユニークなブランドを持つ、世界をリードするメディアでありエンターテイメントを提供する企業です。我々が制作し配給する番組やサービスは220以上の国や地域、50以上の言語に対応しており、代表的なブランド、ネットワークを通じて世界中の皆さまに情報やインスピレーションを与え、笑いと感動を提供しています。ワーナーブラザース・ディスカバリー傘下の主なブランド、ネットワークは以下の通りです。ディスカバリーチャンネル、discovery+、CNN、DC、Eurosport、HBO、HBO Max、HGTV、Food Network、OWN Investigation Discovery、TLC、Magnolia Network、TNT、TBS、truTV、MotorTrend、アニマルプラネット、Science Channel、ワーナーブラザース映画、ワーナー・ブラザーステレビジョン、ワーナー・ブラザースゲームス、ニュー・ライン・シネマ、カートゥーン ネットワーク、MONDO TV、旅チャンネル、Adult Swim、ターナークラシック映画、Discovery en Espanol、Hogar de HGTV 他 詳細については、 www.wbd.com をご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月20日RADWIMPS(ラッドウィンプス)の公式ノンフィクション書籍第2弾『あんときの RADWIMPS 「人間開花」編』が、2022年11月18日(金)に発売される。RADWIMPSの公式ノンフィクション書籍『あんときの RADWIMPS』第2弾メジャーデビューから瞬く間に社会現象とも呼べる大ヒットを記録し、カリスマ的人気を獲得したRADWIMPS。本書は、その“青春期”を克明に記録したノンフィクション書籍『あんときの RADWIMPS 「人生 出会い」編』の続編だ。バンドの“開花”を知られざるエピソードと共に描く東日本大震災、ドラマー山口智史の無期限の活動休止という大きな喪失を経験したバンドが、野田洋次郎の俳優デビューや企業との大型タイアップ、アニメーション監督・新海誠らとの出会いを通して大きく“開花”していく過程を、知られざるエピソードとともに描いている。ベース・武田祐介による特別寄稿も著者は、前作に引き続き、レコード会社担当としてバンドとともに歩んできた渡辺雅敏。RADWIMPSの公式会員制WEBサービス「ボクンチ」で連載していた原稿に大幅な加筆修正を加えて書籍化されたもので、巻末にはベース・武田祐介が書き下ろした特別寄稿も掲載予定だ。書籍情報『あんときの RADWIMPS 「人間開花」編』発売日:2022年11月18日(金)※9月28日(水)より、全国の書店・ネット書店で予約受付開始。定価:1,870円著者:渡辺雅敏出版社:小学館仕様・ページ数:四六判仮フランス装・336ページ(予定)ISBN:978-4-09-388887-5
2022年10月01日『君の名は。』(2016年公開)、『天気の子』(2019年公開)に続く、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』が11月11日(金)に公開となる。この度、本作の音楽を新海作品3度目のタッグとなるRADWIMPS、さらに陣内一真が共同で務めることが決定。さらに謎に包まれていた主題歌「すずめ」の歌い手も解禁された。本作は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。ヒロイン・岩戸鈴芽役のキャスト・原菜乃華が発表となり、圧倒的かつ神秘的なビジュアルに惹きつけられる最新予告映像では日本各地の風景や“すずめの声”が解禁され話題となった。さらに宗像草太の声を務めるのは松村北斗。役どころは「閉じ師」として“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とし、日本各地の扉を探す旅をしている青年だが、とある出来事をきっかけに小さな椅子に姿を変えられてしまう。果たして、どの様な物語が展開するのだろうか。予告編での神秘的な音楽が話題を呼んでいたが、本作はRADWIMPSと映画音楽作曲家・陣内一真の共作となる。製作発表会見で「今作では映画館に足を運ぶ理由になるような作品作りをしたい」、「映画館のスクリーンで、人間の持っている“物語に没入する能力”を最も発揮できる絵作り、音作りをやっていきたい」と語った新海監督。そこで本作ならではの新たなる挑戦として、シアトルを拠点としながらハリウッド映画の音楽も手掛け、日米で活躍している映画音楽作曲家の陣内にRADWIMPSとの共作をオファーしたもようだ。これについて野田洋次郎(RADWIMPS)は、「映画音楽、そしてゲーム音楽など多岐に渡って長年創作をされてきた陣内さんとの共同作業は一言では言えないくらいの経験値と、新たな視野を与えてくれました」とコメント。一方の陣内は「RADWIMPSさんのすばらしい音楽と共存できる空気感や躍動感を見つける工程はとてもエキサイティングで緊張感がありましたが、この作品に求められる音楽としてひとつの形を示せているのではないかと感じています」と話す。また、アクションシーンの音楽は「ハリウッドでの音楽制作のアイデアを活かした」とも語り、“新海作品におけるアクションシーン”とは一体どのようなシーンになっているのか、期待が高まる。さらにレコーディングの一部は、新海作品初となる海外で行われ、これまでビートルズをはじめ、数多くのミュージシャンがレコーディングを行っている歴史的なアビー・ロード・スタジオ(ロンドン)でも実施された。野田と陣内が話し合いながら、演奏担当の海外オーケストラグループに英語で指示をしているシーンもあり、まさに、これまでと違う新しい劇場体験を創るための最強体制での音楽制作が進んでいるという。さらに予告映像で流れている主題歌「すずめ」を歌う、唯一無二の声の正体は神秘的な雰囲気と透き通る繊細な歌声が魅力的な、十明(とあか)。TikTokでその歌声を届けていた原石ともいえる存在だ。野田の希望もあり、楽曲の世界を表現するに相応しい歌声を探していた制作陣が様々な声を聴き、実際にオーディションも行ったなかで、新海監督とRADWIMPSの心を掴んだのだという。十明は「RADWIMPSさんの、繊細で耳に残るメロディと新海監督の美しく心動かす世界観の一部になれたことを嬉しく思います」と初々しく喜びを語った。「この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない結びつきを感じた」と野田が称する印象的な声、そして繊細に歌い上げる歌声が、本作に新たな感動をもたらすだろう。コメント全文<野田洋次郎(RADWIMPS)>最初にお話をいただいたのは2020年春ごろでした。日本がその後2年以上に渡り困惑と不自由に突入するまさにそのタイミングで脚本を頂き、想像力と空想を存分に羽ばたかせて音楽で何ができるかをひたすら考えはじめたのを覚えています。陣内さんとは、つい先日ロンドンのアビーロードスタジオで合流し、オーケストラをはじめとしたレコーディングをさせていただきました。映画音楽、そしてゲーム音楽など多岐に渡って長年創作をされてきた陣内さんとの共同作業は一言では言えないくらいの経験値と、新たな視野を与えてくれました。この先彼ともっと仕事がしてみたい、どんなクリエイティブが共にできるか一人勝手に楽しみにしています。女性ボーカルは、何人もの方にオーディションをさせていただきました。主題歌の『すずめ』冒頭の「ルールルルルルールー」を十明が歌い出した瞬間、彼女の声でこの歌は歌われなければいけないと感じました。瞬時に。この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない強い結びつきを感じたのです。きっと新海監督も同じように感じられたと思います。彼女が今の年齢で、今の姿だからこそ響かせられる声を、今この楽曲の中に収められたことを嬉しく思います。<陣内一真>『君の名は。』と『天気の子』での新海監督とRADWIMPSさんのタッグは、とても良い親和性を既に感じていましたので、『すずめの戸締まり』でお声かけいただいた時は正直驚いたのと同時に、「なぜ自分に声がかかったのだろうか」と素直に疑問が湧いていました。顔合わせミーティングで新海監督と川村プロデューサーのお話を伺った時、自分の役割は音楽を通して新海ワールドの体験を一歩先へ後押しする役割なのだと感じました。RADWIMPSさんのすばらしい音楽と共存できる空気感や躍動感を見つける工程はとてもエキサイティングで緊張感がありましたが、この作品に求められる音楽として1つの形を示せているのではないかと感じています。作品を俯瞰した時、ふたりがそれぞれ独自にメロディを次々と作っていくとテーマ性が薄れてしまいます。洋次郎さんが担当されたシーンにも、私が担当したシーンにも、それぞれ音楽的なテーマが必要でした。洋次郎さんの楽曲をアレンジさせていただく機会もありましたが、ビジュアルとメロディが自然と目的地へ連れて行ってくれるような感覚でした。こちらのアイデアにもとてもオープンに接していただき、音楽的なキャッチボールができたことは、作品の色を決める過程で重要な作業になったと感じていますし、今後の可能性も見えてくるような瞬間でした。また、今作のレコーディングやミキシングには数々の名作映画の音を作ってきた素晴らしい音楽チームに参加していただき、『すずめの戸締まり』ならではの音楽体験になっていると思います。ぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。<十明>主題歌を歌わせて頂けることになったと聞いた時、信じられませんでした。驚きと喜びと不安が同時に押し寄せてきて、頭がぼーっとしてしまう日が続きました。オーディションでは、初めてのレコーディングだったこともあり、不安と緊張で声が震え、ほとんど息の音のようになってしまったことを覚えています。この『すずめ』という楽曲を受け取った時、すんなりと自分がどう歌いたいのかイメージが湧いてきました。その感覚に頼り、本番レコーディングでは、音と言葉が一番響くようにのびのびと自分らしく歌うことが出来たように思います。予告映像から流れる自分の歌を初めて聴いた時は、今まで味わったことない震えを感じました。RADWIMPSさんの、繊細で耳に残るメロディと新海監督の美しく心動かす世界観の一部になれたことをとても嬉しく思います。『すずめの戸締まり』11月11日(金)公開
2022年09月20日『君の名は。』『天気の子』に続く、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』にて「RADWIMPS」が音楽を担当することが決定。世界で活躍する映画音楽作曲家・陣内一真との共作も実現した。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語となる本作。すでに公開されている予告編での神秘的な音楽が話題を呼んでいたが、『君の名は。』『天気の子』と2作続けて新海作品の音楽を担当してきた「RADWIMPS」が、今作で3度目のタッグ!新海監督は以前、製作発表会見で「今作では映画館に足を運ぶ理由になるような作品作りをしたい」「映画館のスクリーンで、人間の持っている“物語に没入する能力”を最も発揮できる絵作り、音作りをやっていきたい」と、これまでと違う新しい劇場体験を創り出すことへの並々ならぬ決意を語っていたが、新海監督と制作陣の本作ならではの新たなる挑戦として、シアトルを拠点としながら『名探偵ピカチュウ』や『ジュマンジ/ネクスト・レベル』などハリウッド映画の音楽も手掛け、日米で活躍している映画音楽作曲家の陣内一真氏に「RADWIMPS」との共作をオファー。陣内一真陣内さんとのタッグについて野田洋次郎(RADWIMPS)は、「映画音楽、そしてゲーム音楽など多岐に渡って長年創作をされてきた陣内さんとの共同作業は一言では言えないくらいの経験値と、新たな視野を与えてくれました」と刺激を受けており、陣内さんは本作への参加について「RADWIMPSさんのすばらしい音楽と共存できる空気感や躍動感を見つける工程はとてもエキサイティングで緊張感がありましたが、この作品に求められる音楽として1つの形を示せているのではないかと感じています」とコメント。RADWIMPSまた、アクションシーンの音楽はハリウッドでの音楽制作のアイディアを活かしたとも話しており、果たして“新海作品におけるアクションシーン”がどのようなシーンになっているのか、期待が高まる。さらにレコーディングの一部は、新海作品初となる海外で行われ、これまで「ビートルズ」をはじめ、数多くのミュージシャンがレコーディングを行っている歴史的なアビー・ロード・スタジオ(ロンドン)でも実施。野田さんと陣内さんが2人で話し合いながら、演奏担当の海外オーケストラグループに英語で指示をしており、まさに、これまでと違う新しい劇場体験を創るための最強体制での音楽制作が進んでいるようだ。予告映像で流れている主題歌「すずめ」を歌う、唯一無二の声の正体も今回、野田さんの希望もあり、主題歌「すずめ」の楽曲の世界を表現するに相応しい歌声を探していた制作陣。様々な声を聴き、実際にオーディションも行った中で、新海監督と「RADWIMPS」の心を掴んだのはTikTokでその歌声を届けていた原石・十明(とあか)。「この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない結びつきを感じた」と野田さんが評する印象的な声、そして繊細に歌い上げる十明の歌は本作に新たな感動をもたらす。主題歌「すずめ」を担当することが決まった十明さんは「RADWIMPSさんの、繊細で耳に残るメロディと新海監督の美しく心動かす世界観の一部になれたことをとても嬉しく思います」と初々しく喜びを語っている。野田洋次郎&陣内一真&十明&新海監督コメント全文■野田洋次郎(RADWIMPS)最初にお話をいただいたのは2020年春ごろでした。日本がその後2年以上に渡り困惑と不自由に突入するまさにそのタイミングで脚本を頂き、想像力と空想を存分に羽ばたかせて音楽で何ができるかをひたすら考えはじめたのを覚えています。陣内さんとは、つい先日ロンドンのアビーロードスタジオで合流し、オーケストラをはじめとしたレコーディングをさせていただきました。映画音楽、そしてゲーム音楽など多岐に渡って長年創作をされてきた陣内さんとの共同作業は一言では言えないくらいの経験値と、新たな視野を与えてくれました。この先彼ともっと仕事がしてみたい、どんなクリエイティブが共にできるか一人勝手に楽しみにしています。女性ボーカルは、何人もの方にオーディションをさせていただきました。主題歌の『すずめ』冒頭の「ルールルルルルールー」を十明が歌い出した瞬間、彼女の声でこの歌は歌われなければいけないと感じました。瞬時に。この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない強い結びつきを感じたのです。きっと新海監督も同じように感じられたと思います。彼女が今の年齢で、今の姿だからこそ響かせられる声を、今この楽曲の中に収められたことを嬉しく思います。■陣内一真(じんのうち かづま)『君の名は。』と『天気の子』での新海監督とRADWIMPSさんのタッグは、とても良い親和性を既に感じていましたので、『すずめの戸締まり』でお声かけいただいた時は正直驚いたのと同時に、「なぜ自分に声がかかったのだろうか」と素直に疑問が湧いていました。顔合わせミーティングで新海監督と川村プロデューサーのお話を伺った時、自分の役割は音楽を通して新海ワールドの体験を一歩先へ後押しする役割なのだと感じました。RADWIMPSさんのすばらしい音楽と共存できる空気感や躍動感を見つける工程はとてもエキサイティングで緊張感がありましたが、この作品に求められる音楽として1つの形を示せているのではないかと感じています。作品を俯瞰した時、2人がそれぞれ独自にメロディを次々と作っていくとテーマ性が薄れてしまいます。洋次郎さんが担当されたシーンにも、私が担当したシーンにも、それぞれ音楽的なテーマが必要でした。洋次郎さんの楽曲をアレンジさせていただく機会もありましたが、ビジュアルとメロディが自然と目的地へ連れて行ってくれるような感覚でした。こちらのアイデアにもとてもオープンに接していただき、音楽的なキャッチボールができたことは、作品の色を決める過程で重要な作業になったと感じていますし、今後の可能性も見えてくるような瞬間でした。また、今作のレコーディングやミキシングには数々の名作映画の音を作ってきた素晴らしい音楽チームに参加していただき、『すずめの戸締まり』ならではの音楽体験になっていると思います。ぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。■十明(とあか)主題歌を歌わせて頂けることになったと聞いた時、信じられませんでした。驚きと喜びと不安が同時に押し寄せてきて、頭がぼーっとしてしまう日が続きました。オーディションでは、初めてのレコーディングだったこともあり、不安と緊張で声が震え、ほとんど息の音のようになってしまったことを覚えています。この「すずめ」という楽曲を受け取った時、すんなりと自分がどう歌いたいのかイメージが湧いてきました。その感覚に頼り、本番レコーディングでは、音と言葉が一番響くようにのびのびと自分らしく歌うことが出来たように思います。予告映像から流れる自分の歌を初めて聴いた時は、今まで味わったことない震えを感じました。「RADWIMPS」さんの、繊細で耳に残るメロディと新海監督の美しく心動かす世界観の一部になれたことをとても嬉しく思います。十明■新海誠監督『すずめの戸締まり』の脚本の第1稿を書き上げた後、迷わずすぐに洋次郎さんに送りました。過去二作とははっきりと違う音楽が必要になる映画だと思いましたし、今までよりもずっと鮮烈な音楽体験を観客に与えたかったのです。そのための方法を一緒に探してくれるのは、やはり「RADWIMPS」だと思いました。二年以上の制作期間中に、十明さんの無二の歌声と出会い、どこまでも頼もしい陣内さんと出会いました。二人とも、映画の形をさらに大きく変えてくれました。音楽体験と呼ぶにふさわしいものを、劇場で体感していただけると確信しています。どうか楽しみにしていただけますように。新海誠監督『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
2022年09月20日RADWIMPS(ラッドウィンプス)が新曲「人間ごっこ」を2022年7月22日(金)に配信リリース。有村架純と中村倫也のダブル主演による金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の主題歌となる。RADWIMPSの新曲「人間ごっこ」2021年は、映画『キネマの神様』の主題歌「うたかた歌」のリリースや、菅田将暉やiriとのコラボ曲も収録したアルバム『FOREVER DAZE』の発売などで注目を集めたRADWIMPS。2022年には、小松菜奈&坂口健太郎主演の映画『余命10年』に主題歌「うるうびと」を書き下ろしたことでも話題となった。バンド初、連ドラ主題歌に書き下ろしそんなRADWIMPSの新曲「人間ごっこ」が、有村架純と中村倫也のダブル主演ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の主題歌に決定した。なお、RADWIMPSが民放連続テレビドラマの主題歌を書き下ろすのは今回が初。野田洋次郎がドラマの台本を熟読し、『アンナチュラル』など数々のヒットドラマを手掛けた演出家・塚原あゆ子らと打ち合わせを重ねたうえで主題歌「人間ごっこ」を完成させたという。“目”モチーフのジャケットを公開また今回、ジャケットビジュアルと楽曲のティザー映像が公開。「目」が印象的な今回のジャケットビジュアルは、野田洋次郎の目を撮影し、光彩などを合成加工してデザインされたもの。世の中を、自分自身を、そして物事の本質を見つめる眼差しを彷彿させる「眼球」をモチーフに、楽曲がもつ鮮烈な煌めきを表現したビジュアルとなっている。“人間模様”を表現したミュージックビデオまた、8月19日(金)21:00には、映像作家・演出家の山田健人が監督を務めたミュージックビデオも公開。楽曲の根幹のメッセージである“人間模様”を表現した映像に仕上がっている。テレビドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』は、有村架純と中村倫也がW主演するリーガル・エンターテインメントだ。4 回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石田硝子と、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、人々の生活の中に潜んだトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。<RADWIMPS 野田洋次郎コメント>このドラマは爽快で明るくテンポ感のある作品でありながら、今の時代の現実もしっかりと映す役割を果たしたいというお話を塚原監督との打ち合わせでお聞きしました。現実に今日本で起きている裁判などの話を聞き、それを頭で反芻する中で歌詞の断片を紡いでいきました。この曲がドラマ「石子と羽男」と一緒に育っていってもらえたら幸せです。音楽的にもふんだんに挑戦をさせてもらいました。是非週末の入り口に、頭をブンブン振りながら気持ちよく聞いてもらえたらと思います。【詳細】RADWIMPS 新曲「人間ごっこ」配信日:2022年7月22日(金)※TBS金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』主題歌。■テレビドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』放送日時:2022年7月15日(金)より毎週金曜よる22:00~22:54(初回15分拡大)※当初7月8日(金)予定だったが延期となった。放送局:TBS系主演:有村架純 中村倫也
2022年07月11日最新ヒットからスタンダードまで “弾きたかったあの曲” がきっと見つかるピアノマガジン月刊ピアノ2022年4月号月刊ピアノ2022年4月号の【特集】は「みんなの推し活!~ピアニストとの交流~」。ここ数年話題の「推し活」。ピアニスト推しのファンは、日々どのような「推し活」をしているのか? “沼”に落ちたきっかけや「推し」の“尊い”ところ、「推し活」の喜び、悩みを解決するマイルールetc.をご紹介いたします。また、ピアニストの「嬉しい推し活」はレ・フレールさん、西村由紀江さん、ござさん、石井琢磨さん、みやけんさんにアンケート取材を行い、「困った推し活」は編集部で独自に収集した情報をご紹介いたします。【コンサート・レポート】は東京国際フォーラムでツアーファイナルを行った角野隼斗さん、ブルーノート東京で初ライヴを行ったけいちゃん。【ピアニスト・インタビュー】は10周年記念アルバムを発表された金子三勇士さん、2020年日本音楽コンクールで第1位に輝きデビューリサイタルをされた山縣美季さん、これからの活躍が期待される桑原志織さん、連載【ネットシーンに光る逸材奏者】は、いりすさん、新連載【My Favorite Partner】の第1回は小山実稚恵さんでお届けいたします。【Catch Up!!】「音楽テレビ番組インフォ」では、世界一長寿のクラシック音楽番組から音楽好きな人のツボを押さえた企画満載の番組まで、より楽しい音楽ライフを送るためのきっかけとなるような音楽番組をご紹介いたします。楽譜は、フジテレビ系月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』主題歌「カメレオン(King Gnu)、「レオ」(優里)、映画『余命10年』主題歌「うるうびと」(RADWIMPS)、出光興産CMソング「Everlasting」(SixTONES)、「Fly High」(milet)、「なんでもないよ、」(マカロニえんぴつ)、「全力少年」(スキマスイッチ)、「優しさ」(藤井 風)、「からたちの花」、「世界の車窓から」、「Spring」(久石 譲)、「メリー・ウィドウ・ワルツ」(レハール)、「天体観測」(BUMP OF CHICKEN)、ござさんの連載は「線路は続くよどこまでも」(行進曲風)、ずっしーさんの連載は「アメイジング・グレイス」。今月も最新ヒットから人気の定番曲まで、魅力満載の楽曲を初級・中級・上級の幅広いアレンジでお届けします!【収載楽曲】●マンスリー・ピアノ・スコア・セレクション・カメレオン(TVサイズ ver.)(King Gnu)/フジテレビ系月9ドラマ 『ミステリと言う勿れ』主題歌・レオ(piano ver.)(優里)・うるうびと(RADWIMPS)/映画『余命10年』主題歌・Everlasting(SixTONES)/出光興産「企業」CMソング●編集部オススメ!話題曲・Fly High(milet)・なんでもないよ、(マカロニえんぴつ)●事務員Gの名曲タイムトリップ・全力少年(スキマスイッチ)/ディズニー / ピクサー映画『2分の1の魔法』日本版エンドソング●月ピPremium! 上級アレンジで楽しむ極上のピアノ・優しさ(藤井 風)●ゆるく!楽しく!!カッコよく!!!みんなのプチJAZZ・からたちの花●ピンポイント解説付き!やさしくひける♪お・す・す・め初級アレンジ・世界の車窓から●いつか必ず弾きたい とっておきの1曲・Spring(久石 譲)/ベネッセコーポレーション「進研ゼミ」CMソング●アイ・ラブ・クラシック・メリー・ウィドウ・ワルツ(レハール)●ござさんの All that Goza’s Piano Arrange・線路は続くよどこまでも(行進曲風)●セロリの電Pパーク!・天体観測(BUMP OF CHICKEN)●ずっしーの即わかり音楽理論教室・アメイジング・グレイス商品詳細月刊ピアノ2022年4月号定価:880円(10%税込)仕様:A4変型判/116ページ発売日:2022年3月19日発売JAN:4910076250420商品コード:GTM01100158 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月18日小松菜奈と坂口健太郎のW主演でベストセラー恋愛小説を映画化した『余命10年』。本作で監督を努めた藤井道人と、音楽を担当した「RADWIMPS」野田洋次郎の対談が実現し、本作について徹底的に語り尽くした。本作は、“涙よりも切ない”恋愛小説として、発売以来、SNSを中心に反響が広がり続けているベストセラーを、『新聞記者』『ヤクザと家族The Family』「アバランチ」の藤井監督が映像化。不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた茉莉(小松菜奈)と、生きることに迷いながらも茉莉と出会い、恋に落ちていく和人(坂口健太郎)。彼らの人生が交わるとき、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す――。著者の小坂流加さんは、茉莉と同じく難病を抱え、小説の文庫化を待たずして亡くなった。俳優陣とスタッフ陣が、“原作者・小坂流加さんの生きた証を残したい”という思いのもと作り上げられた本作は、3月4日に公開を迎え、週末動員ランキング初登場実写映画No.1を獲得、公開3日間で興行収入3億円超えの好スタートを切った。また本作は、実写映画としては初めて、「RADWIMPS」が全編にわたり音楽・主題歌を手掛けているのも注目ポイントだ。――主題歌「うるうびと」の歌詞は、和人の目線でつくられています。最初からそのような打ち合わせがあったのでしょうか?藤井監督:なかったですね。台本をお渡しして、その感想を曲にしてくださいとお伝えさせていただきました。野田:(藤井監督からは)最初から全幅の信頼を寄せていただいていたので、まずは思ったままにつくってみますとお伝えしました。ただ監督から「衣装合わせの前にデモがあると嬉しいです」と言われたので、一昨年の夏くらいにデモをお渡しました。――作品と音楽が密接になっている作品なんですね。藤井監督:音楽はもう一つの主人公だと思っています。野田さんが作ってくださった音楽が本当に見事に調和してくれたといいますか、野田さんがすごく作品に寄り添って、茉莉ちゃんに、和人に寄り添って曲を練りこんで作り上げてくれたから良かったんだと思います。野田:俳優でご一緒した時も、一番最初は撮影前に脚本打ち合わせを何ヶ月かやりながら作り上げていき、その後役者として合流していきました。そして、今回本作では音楽を担当させてもらって、作品との向き合い方みたいなものも含め、互いにすごく理解し合っていた気がします。僕も現場でいえば音楽監督、バンドで言えば監督的な立場でやっているので、そこら辺の視点みたいなもので通ずる部分があるんだなと、勝手に思っているわけですが、その心地良さみたいなものを感じながら曲を作れたという感じです。――お二人のお話しを聞いていて、考え方や感情の受け止め方が似ているのかなと思いました。野田:藤井監督が「シーンによってはもう少しこういうのも聞いてみたいです」と仰ると、基本的には一回全部を吸収して、飲み込んで受け入れて作っていきます。それでもどうしても僕がこっちの方が良いと思った時は僕も折れないですし、監督自身も折れないんです。でもそんなときは、譲ったり、お互い分かり合っていたと思います。藤井監督:お互い見えている図や想いは一緒ではありますが、音楽の細かい部分に関して僕は分からないので。「これが良い」と野田さんが信じてくれたものを自分は大事にしたい。僕が今回『余命10年』の音楽をやって欲しいと伝えて、承諾いただいた後「大体どれくらい曲数あるの?」と聞かれたときに、とっさに「15曲くらい…そんなに音楽多くないイメージなんですよ」とお伝えしたのですが、結果倍ぐらい作ってくださいました(笑)。野田:今回のサントラ30曲入りですね(笑)。こんなに音楽ばっかりで大丈夫なのかなって心配になりました。――撮影していく中で、この作品には音楽が必要だと監督ご自身が感じたということでしょうか?藤井監督:最初15曲とお伝えした時はそんなに考えていなかったのですが、劇伴音楽って“風”のような存在だと思うんですよ。野田さんの音楽もまさに“風”のようなもので、二人(茉莉と和人)はこんな“風”を受けているというような空気を作ってくださる。この映画をすごく多くの人に届けたいと思った時に、二人のお芝居が足りてないから、音楽を足すのではなくて、より豊かな空気の中で二人の芝居を良く見せたい。そこに野田さんの音楽がついてくださったというのが、一番曲が増えた要因なのかなと思います。――普段の楽曲作りと、本作での楽曲作りでの違いはありましたか?野田:僕は今回の方が個人的に自分として幸せが多いという感じがしましたね。今までは、自分が歌うために曲を作り、自分はこうなんだということを示して、それで多くの人に聞いてもらって、20年近くやってきました。でも今回は全く新しい違う喜びなんですよ。素晴らしい作品があって、そこに生きている瑞々しい登場人物と、監督の想いがあって。その人たちのために何ができるだろうと考えた時に、今回はもしかしたら喜びが強いと言うか、その人たちを喜ばせたい、監督を驚かせたいとか。そのために考えている時間がすごい好きですし、その両方があって音楽だと思いますね、すごく幸せでした。――野田さんの気持ちの変化があった時に、藤井監督がお声掛けをしたというのは何か縁を感じますね。藤井監督:今回、自分にとっても多くの人に観てもらいたいという想いが出てきた時に、野田さんに全ての音楽を直接お願いしに行きました。いつかやってもらいたいとずっと思っていたのですが、自分にとってやっとそういう時期が来たなと。――なぜ、“そういう時期”が来たと感じ、この作品と野田さんが繋がったのでしょうか?藤井監督:10代の頃から(RADWIMPSさんの)音楽を聴き続けてきて、野田さんの音楽の特徴というのは目に見えない、人が言い表せない心の感情の機微というものをずっと届けてくれていたような気がしていて。僕たちも“映画でしか表現できないもの”というものを追い続けてきましたが、“あと10年しか生きられない”という感情は言葉にはできないと思うんです。でも、小坂さんが生きた10年を野田さんの音楽で聞いてみたかったというところが一番大きな理由ですね。野田:嬉しいですね。結果こういう作品が出来上がってみて、監督の直感は正しかったんだなと思いました。――改めて楽曲制作ではなく、完成した作品を鑑賞したご感想は?野田:藤井監督も最初仰っていたように、“余命モノ”と言われる映画を作るのは、まずそれだけで覚悟が必要ですし、観る側にも一つバイアスやフィルターがかかって観られるものであると思うんですよ。だけど、それを遥かに飛び越えるくらいの、まっすぐさというか、情熱というか、真摯さみたいなものが映像を観た時に、画面から飛び出してくるように感じました。ずっと残っていくような作品だなと感じましたし、このような作品に、初めて実写映画に音楽をつけられて本当に幸せでした。一生大事にしたいと思える映画です。キャスティング含めて、本当にすごいですよね。みんなが一つの意志のもと繋がっている感じが、観ていてすごかったです。――藤井監督の作品にまた俳優として出演したいと思いますか?野田:こんな大御所の監督になられてしまって(笑)。あの時(ドラマ「100万円の女たち」)はまだ新人同士でしたからね、ピチピチでしたよね(笑)。藤井監督:僕は俳優としてもお願いしたいですね。例えばアクションとか。でもアクション練習を野田さんとやるのは緊張しますね(笑)。僕は野田さんといて一番気持ち良いのは、お互いが強制し合わないこと。いつかピタッと来るその瞬間を待てるから一番安心できるんです。野田:お互いが武者修行しているじゃないですけど、HP(ヒットポイント)をどんどん増やすみたいな、(藤井監督に対して)「次会う時までにお前かっこよくなってろよ」という感覚がどこかにあって。俺も絶対次なんかやるんだったら驚かせたいし、どんな冒険をしてきたのかということを伝えたいし、藤井監督も多分そうやって生きていくだろうし、そういう戦友みたいな心強さは感じますね。――お二人にとってこれまでの10年は、どのような10年でしたか?藤井監督:デビューが26歳で、メジャーデビューがワーナー・ブラザーズさんの映画でした。浮かれて頑張ったけど、全然ダメで。作品がというより、自分が監督として全然ディレクション出来ていなくて、人をまとめる力も技術もなくて。それで一回監督を辞めて、自主映画をまた撮り直し始めました。全部勉強し直してというのが二十代後半。ずっと録音の機材を勉強したり、CGの勉強をしたり、自分に体力をつけて戻ってきたいと思った一発目の作品が「100万円の女たち」で30歳の頃ですね。野田:27歳くらいで初めて映画の主演の話を頂きました。それまでは自分の中で閉じながら音楽を作っていたのですが、10年ぐらい前からいろんな人と繋がっていって、コミュニケーションを取りながら違う分野で“表現”というものをしてみようと思い始めたんです。それがあって今があります。バンドはバンドの“自分達だけ”という美しさもあると思うんですが、それだけだと息が持たなかったと思います。この10年はいろんな出会いを求めながら、新しいものを自分が作れている10年間だったと思いますね。――これからの10年はいかがでしょうか?野田:藤井監督は45歳くらいが一番カッコ良さそうですね(笑)。10年後もこのペースで作品を作っていそうです。藤井監督:本当ですか?このペースでやっていったらやばいかな(笑)。変わんないというのが人生の目標というか。例えば、お金をたくさんもらって、かっこよく使えればいいんですけど、そうなれる自信がないので。あまり飾らず、作品でちゃんと語ると言うか、そういう大人になれなくなったら辞めようというのはなんとなく自分の中では考えていますね。野田:藤井監督は変わらない気がする。多分自分の満足を、お金だったり名声だったりではダメで、自分の作品以外では満たせない気がします。そこは自分と通じるものがあるなと思いますね。間違いなく今より自分が表に立っていくというのは減っていくと思います。見られるような、見てくれじゃなくなっていくかもしれないですし(笑)。でもそれがすごい楽しみです。例えば、自分よりもずっと違う歌い手さんのプロデュースをしてみたり、映画の音楽だろうと、何の音楽だろうとそこに自分の何かを足したら面白いものになるだろうなというのに挑んでいるんじゃないかなと思います。『余命10年』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月13日RADWIMPSが、映画『余命10年』の主題歌「うるうびと」のMusic Videoを公開した。本MVは、同映画を手掛けた藤井道人が監督を務め、実際の映画スタッフが再集結。さらに映画で主演を務めた坂口健太郎が劇中の和人役として出演する。和人の目線で描かれた歌詞に沿って小松菜奈扮する茉莉と二人で歩んだ思い出の地を辿る姿が描かれており、10年を大切に巡る和人の姿と丁寧に紡がれるRADWIMPS・野田洋次郎の演奏シーンがシンクロし、まるで映画の続編を観ているかのような、映像美に溢れたMVとなっている。また、映画の本編で未使用の茉莉が映した10年間の映像や、映画の撮影監督を務めた今村圭佑によるスチール写真もインサートされ、すでに映画を観た人には堪らない演出も散りばめられている。RADWIMPS「うるうびと」MV映画『余命10年』は3月4日に公開され、週末動員ランキング初登場実写映画No.1、映画レビューサービスFilmarksの初日満足度でもNo.1を獲得。公開3日間で興収3億円越えの大ヒットを記録している。■坂口健太郎 コメント「うるうびと」を最初に聴いたときは、茉莉の隣にいれる存在としてちゃんと生きなくちゃ、と改めて思って気が引き締まりました。和人の内側の感情を作るのにこの曲にとても力をもらったので、ミュージックビデオに参加できたことは、締めくくりに相応しい……という言い方が合っているかはわからないですけど、そんな印象です。ミュージックビデオでは、エンドロールの続きの和人が見られたような、そのときの和人の気持ちに戻れたような気がして嬉しくなりましたし、茉莉ちゃんとの想い出の場所を辿ることで、どこか茉莉ちゃんが隣にいるような気もしました。撮影1日目に藤井監督が小坂さんのお墓の前で「うるうびと」をかけてくれたのですが、物語の中で小坂さんの生きた証明、茉莉ちゃんと生きた証明をするために<隣にいさせてくれてありがとうございました>という気持ちになったし、野田さんの実際に演奏している撮影シーンを見て感情が溢れそうになりました。もう一度藤井監督率いる余命チームで再結集して撮影ができたのは嬉しかったです。映画を観てくださった方もまだご覧になっていない方もこの曲を聴いて、もう一度茉莉ちゃんの生きた証を、映画を観ていただけたら嬉しいなと思います。■藤井監督 コメント野田さんが「うるうびと」のMVを僕に撮ってほしいと言っていただいたとき、本当に嬉しかったです。映画で描くことが出来なかった部分があるとは思っていませんが、この曲のように茉莉を思い続けている和人の生活は、スピンオフとしてふさわしいと思いました。スタッフは映画と同じチームで構成し、野田さんの演奏シーンは、16mmフィルムで撮影しました。フィルムの持つ、色褪せない表現が、野田さんの歌う「うるうびと」とシンクロすると思ったからです。坂口君演じる和人が歩いた道は、映画の中で出てきた場所で撮影をしています。夕焼けが見える坂や、花火を見た橋、和人の部屋など映画に登場するシーンとのシンクロする部分を意識しました。撮影から半年以上経ってからの和人の部屋の復元は、美術監督の宮守さんの素晴らしい技が光っています。野田さんには、海や山や三島や、和人のマンション。沢山の茉莉と和人の思い出の場所を巡っていただきました。その中でも、原作の小坂流加さんのお墓参りに行きたいと言ってくださったり、作品だけではなく、その全てへのリスペクトを忘れない姿勢に感銘を受けました。映画を一度観てくれた方が、このMVを見て、もう一度映画を観たいと思ってくだされば嬉しいなと思います。それとは真逆に、映画を観ていない人でも、坂口君演じる一人の青年が前を向いて生きている物語として見てもらえたら嬉しいです。■野田洋次郎(RADWIMPS)コメント今回「うるうびと」のMVを撮影するという話になり、「どうしても藤井監督に撮影してもらいたい」と僕からわがままを言わせてもらいました。『余命10年』とこの楽曲の2年間に及ぶ物語を違う監督の映像で結ぶのはどうも違う気がしてしまったのです。撮影では坂口君に映画本編後のストーリーというテーマで参加してもらい、撮影も実際の映画スタッフ陣が集結してくれました。僕まで映画の中を生きさせてもらっているようで、不思議な高揚がありました。和人が住んでいるマンションの屋上、そして実際の部屋に行かせてもらった時はこの映画ファンとして興奮してたくさん写真を撮ってしまいました。和人の部屋でのシーンはお気に入りがたくさんあるのです。撮影日直前に監督から三島での撮影を追加したいと言われ、原作者である小坂さんの地元に行ける機会にも恵まれました。撮影の合間お墓をお参りし、ご家族の皆様にもご挨拶できたのが本当に嬉しかったです。僕自身、きっとこの先何度もこのMVを見返してその度に映画『余命10年』を、茉莉と和人を、そして小坂さんを思い出すと思います。そして力を分けてもらいながらまた日々を進んでいけたらと思っています。ご覧くださるあなたの日々にも、寄り添う作品となったら幸いです。<サントラ情報>RADWIMPS『余命10年 〜Original Soundtrack〜』価格:3,300円(税込)発売中『余命10年』サウンドトラックジャケット【収録曲】01. Opening of [余命10年]02. 茉莉の現実03. 7年後の五輪04. タイムカプセル05. 最初のバイバイ06. 挫折07. 戸惑い08. 病室での吐露09. 小さなはじまり10. 時が止まって見えた11. 重なる四季12. 罪なき声13. スカイツリーと私14. 心の悲鳴15. 茉莉の嘘16. 二人の叫び17. 和人の告白18. 重ねる時間、残り時間19. 大丈夫、じゃない20. ゲレンデ21. 重ねる二人22. 行き止まり23. キッチンの涙24. お姉ちゃんがお姉ちゃんでいてくれて25. 消せない、消えない26. 茉莉の夢27. 涙袋28. 届いた声29. 君が止まって見えた30. うるうびと<作品情報>『余命10年』ポスター (C) 2022 映画「余命10年」製作委員会映画『余命10年』公開中【ストーリー】20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉。生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。同窓会で再会した2人は惹かれあい、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す。思い出の数だけ失われていく時間――彼らが最後に選んだ道とは?【スタッフ・キャスト】出演:小松菜奈 / 坂口健太郎 / 山田裕貴 / 奈緒 / 井口理 / 黒木華 / 田中哲司 / 原日出子 / リリー・フランキー / 松重豊原作:小坂流加『余命10年』(文芸社文庫NEO刊)監督:藤井道人脚本:岡田惠和 / 渡邉真子音楽・主題歌:RADWIMPS「うるうびと」(Muzinto Records / EMI)『余命10年』公式サイト:yomei10-movie.jp『余命10年』公式ツイッター:『余命10年』公式インスタグラム:<リリース情報>RADWIMPS New Album『FOREVER DAZE』Now On Sale●15th Anniversary Box(初回限定盤)【CD+Blu-ray+68p PHOTOBOOK】価格:11,000円(税込)【CD+2DVD+68p PHOTOBOOK】価格:11,000円(税込)RADWIMPS『FOREVER DAZE』15th Anniversary Boxジャケット●通常盤【CD Only】価格:3,300円(税込)RADWIMPS『FOREVER DAZE』通常盤ジャケット●完全受注生産限定 15th Anniversary Box(GOODS付)【CD+Blu-ray+68p PHOTOBOOK+GOODS】価格:16,500円(税込)【CD+2DVD+68p PHOTOBOOK+GOODS】価格:16,500円(税込)【CD収録予定曲】01. 海馬02. SHIWAKUCHA feat.Awich03. 匿名希望04. TWILIGHT(『ONE PIECE』コミックス100巻/アニメ1000話記念映像作品“WE ARE ONE.”主題歌)05. 桃源郷(ABEMA『恋する♥週末ホームステイ 2021秋 沖縄』主題歌)06. 夏のせい07. MAKAFUKA08. Tokyo feat.iri09. うたかた歌 feat.菅田将暉(映画『キネマの神様』主題歌)10. 犬じゃらし11. グランドエスケープ12. かたわれ13. 鋼の羽根14. SUMMER DAZE 2021【Blu-ray / DVD収録内容】●『15th Anniversary Special Concert』2020年11月23日横浜アリーナ公演を新たに編集・タユタ・グランドエスケープ・DARMA GRAND PRIX・新世界・シュプレヒコール・パーフェクトベイビー・NEVER EVER ENDER・おしゃかしゃま・G 行為・お風呂あがりの・やどかり・棒人間・螢・告白・トレモロ・有心論・ます。・バグッバイEncore・おあいこ(Guest:ハナレグミ)・いいんですか?・スパークル・DADA●「TWILIGHT」Music Video【PHOTO BOOK内容】ニューアルバムアートワーク+横浜アリーナライブ写真で構成【GOODS内容】15th Anniversary ビッグ T シャツ(フリーサイズ)/ ポスター(8つ折) / ステッカー※ラリルレコード / UNIVERSAL MUSIC STORE 限定販売RADWIMPS feat.菅田将暉「うたかた歌」MVRADWIMPS「SUMMER DAZE」MVRADWIMPS「MAKAFUKA」MVRADWIMPS「TWILIGHT」コラボMVRADWIMPS「TWILIGHT」MVRADWIMPS「SHIWAKUCHA feat.Awich」MVRADWIMPS「グランドエスケープ」ライブ映像RADWIMPS「トレモロ」ライブ映像RADWIMPS『FOREVER DAZE』全曲トレーラー『FOREVER DAZE』特設サイト:『FOREVER DAZE』配信リンク: Official HP:
2022年03月12日小松菜奈&坂口健太郎ダブル主演、音楽「RADWIMPS」で贈る藤井道人監督のラブストーリー『余命10年』より、本編映像が解禁された。自らの余命が10年であることを知り、生きることに執着しないためもう恋はしないと心に決めた茉莉(小松菜奈)。生きることに迷い自分の居場所を見失った和人(坂口健太郎)。本作は2人が惹かれ合い、お互いを想い合って生きた“10年間”が色鮮やかな四季の移ろいとともに描かれている。この度解禁されたのは、「RADWIMPS」の楽曲とともに、茉莉が和人や友人、家族たちと過ごす思い出の日々が映し出された本編映像(重なる四季編)。映像は、茉莉がビデオカメラを持ち撮影しているところから始まる。そのレンズの先にいるのは、晴天の空の下、海辺ではしゃぐ和人とタケル(山田裕貴)、そして沙苗(奈緒)。4人は桜の下でお花見をして、浴衣姿で花火大会に赴き、秋の紅葉やクリスマスにはホームパーティーで盛り上がり、移り変わるそれぞれの季節を楽しむのだった。また、茉莉が家族と和やかにおせちを囲むシーンや、幸せを噛み締めるような茉莉の表情が切り取られる。友人と無邪気に遊び楽しそうにはしゃぐ茉莉を映す一方、服薬しながら病と闘い孤独を感じている様子も描かれており、鮮やかな情景の中で生まれる何気ない日々が、忘れがたいかけがえのない思い出になっていくのだと感じさせる。本作の監督を引き受けるにあたって藤井監督は1年を通して撮影することにこだわったそうだ。「約1年間に劇中の10年間を置き換えるようにして、春夏秋冬の四季になぞらえ茉莉と和人の過ごした楽しくも切ない時間を丁寧に描きたかった」とその熱い想いを明かしている。その想いに呼応するかのように、「RADWIMPS」の美しい音楽が映像に寄り添い、観る者の心を惹きつける。この春一番の感動作だ。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月01日