くらし情報『『アール・ブリュット2023巡回展』渋谷公園通りギャラリーで開催中 “ものがたり”をテーマに独創性あふれる7名を紹介』

2023年11月17日 12:00

『アール・ブリュット2023巡回展』渋谷公園通りギャラリーで開催中 “ものがたり”をテーマに独創性あふれる7名を紹介

「公園」「語らいの場」をイメージしたという、木製のはしごのような什器を随所に使用した温かみのある空間で、7名の作家それぞれの展示スペースが展開されている。

『アール・ブリュット2023巡回展』渋谷公園通りギャラリーで開催中 “ものがたり”をテーマに独創性あふれる7名を紹介

展示風景よりミルカの作品左上:《ライラックニシブッポウソウ》(2017)、左下:《フキナガシフウチョウ》(2016)、右:《アオフウチョウ》(2017)
『アール・ブリュット2023巡回展』渋谷公園通りギャラリーで開催中 “ものがたり”をテーマに独創性あふれる7名を紹介

展示風景より松本寛庸の作品
サークル状に“はしご”が設置されたスペースに展示されているのは、色鉛筆で緻密に描かれた色とりどりの鳥と、無数の音符を敷き詰めた点描のような背景とで構成されるミルカの作品。美しい鳴き声、キレイな羽をもつ「鳥」はミルカにとって理想の生き物だという。「VOCA展」への出展経験もある松本寛庸は、本や図鑑などから得た知識からイメージを広げ、色鉛筆や水性ペンを使い緻密に描く。今回は「時間」「宇宙」「歴史」をテーマにした作品が紹介されている。
『アール・ブリュット2023巡回展』渋谷公園通りギャラリーで開催中 “ものがたり”をテーマに独創性あふれる7名を紹介

展示風景より鎌江一美の作品
滋賀県の「やまなみ工房」に通う鎌江一美は、15年ほどに渡って継続的に制作している工房の施設長「まさとさん」をモチーフにしたシリーズを展示。ときに「わたし」も登場するユニークな造形の土粘土作品のなかで表現されるのは、大好きな「まさとさん」

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