2021年11月26日 15:40
【ライブレポート】HYDE、故郷の和歌山でツアー完走「死ぬんじゃないかと思うくらい、幸福な時間でした」
その濃密な展開に興奮を隠せない観客。
「L’Arc~en~Cielは結成30周年を迎えております。30年、長いですね。人生の半分以上がラルクです。」過去の思い出話を懐かしそうに語ったあとは、ピアノとウッドベースとアルペジオギターが絡み合うジャジーシックなアレンジの「flower」と、ビッグバンドジャズ風のアレンジによる「forbidden lover」と、L’Arc~en~Cielのナンバーを2曲続けて披露。もはやこれはオーケストラツアーの千秋楽というよりも、ソロと並行してL’Arc~en~Cielの30周年記念ツアーも行ってきた、「2021年度のHYDEワークの集大成」と言えるのではないだろうか……。
ここで、『黑ミサ 2021 Wakayama』だけの特別ゲスト、シンガーの玉置成実が登場。数駅違いの同じ沿線に住んでいたというHYDEと玉置。「生まれて初めて行ったコンサートが1999年のL’Arc~en~Cielの『1999 GRAND CROSS TOUR』の大阪公演でした」という玉置の地元のおすすめスポットが、HYDEが少年時代に通ったという、少林寺拳法の道場がある駅だったことが発覚するなど、地元話に花が咲く。