くらし情報『福島第一原発の最前線、中央制御室を“体験した”俳優・竹野内豊の覚悟。「この作品での自分の役割は“演じる”ことではなかった」』

2023年5月26日 17:00

福島第一原発の最前線、中央制御室を“体験した”俳優・竹野内豊の覚悟。「この作品での自分の役割は“演じる”ことではなかった」

竹野内豊 撮影:源賀津己

撮影:源賀津己



Netflixオリジナルドラマシリーズ『THE DAYS』が6月1日(木) から全世界で配信になる。本作が描くのは、2011年3月11日から始まる福島第一原発事故の真実。竹野内豊はあの日、中央制御室にいた当直長を演じたが、「精神的に“役者”という気持ちでこの作品に挑むのは失礼だと思った」と言い切る。

2011年3月11日、三陸沖を震源とする巨大な地震が日本を襲い、津波の直撃を受けた福島第一原子力発電所は甚大な被害を受ける。全電源を喪失し、全6基のうち4基もの原子炉が制御不能になる中、現場の作業員は決死の対応に挑み、発電所の外では電力会社、政府、そして国際社会を巻き込んだ事件になっていく。対応を間違えれば、日本は壊滅してしまうかもしれない。その時、あの場所で対応にあたった者たちは何を想い、どう行動したのか? 本作は資料や証言を丁寧に集め、再構成し、緊迫するドラマに仕上げた。

本作では、実際には複数いた人物を統合してひとりの人物にするなどの脚色はあるが、そこで起こった出来事、その顛末を徹底的に描き出していく。
竹野内はキャリアの中で幅広いジャンルの作品に出演し、そこで見せる顔もシリアスなものから、コミカルなものまで様々だが、本作の出演については「正直に言うと戸惑いはありました」

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