くらし情報『10代の3人からなるバンド・ココラシカとは? ポップながらもどこかR&Bやシティポップのグルーヴを感じさせる注目バンド【オフィシャルレビュー】』

10代の3人からなるバンド・ココラシカとは? ポップながらもどこかR&Bやシティポップのグルーヴを感じさせる注目バンド【オフィシャルレビュー】

ドラムスのこたは、最初に触った楽器がフラをやっている母親からもらったウクレレであり、その後ギターを始め、高校でもギター&ボーカル志望だったが、軽音部内の事情でドラマーになり、それがココラシカの結成につながったというユニークな経歴を持つ。星野源を知って音楽に向き合うようになり、かなり幅広いジャンルを網羅しているというだけあって、彼のドラミングはひとつのジャンルに凝り固まるわけでなく、柔軟なイメージがある。

プレイヤーとしてはそれぞれ個性的な3人だけあって、個々のエゴが強くなるとちぐはぐになりかねない。しかし、そこはこうきが作る楽曲の吸引力もあって、バランスよく心地良いアンサンブルを聞かせてくれるのだ。新曲「溶けないで」は、そういった意味において完成されていると同時に、彼らにとっては大きなチャレンジでもあったのではないだろうか。前作「最後の花火」は緑黄色社会やAwesome City Clubなどを手掛けてきた横山裕章をプロデューサーに迎えていたが、今回の「溶けないで」には、SEKAI NO OWARIやOfficial髭男dismとの仕事で知られる保本真吾を起用。当初は’80sテイストのシティポップ・サウンドを作ろうとしていたようだが、保本氏の「僕とココラシカでしかできないことをやろう」

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