くらし情報『『TBSドキュメンタリー映画祭』企画・エグゼクティブPが映画祭の成り立ちから今後の展望を語る』

2024年2月27日 19:35

『TBSドキュメンタリー映画祭』企画・エグゼクティブPが映画祭の成り立ちから今後の展望を語る

そこでTBSのドキュメンタリー番組『解放区』で反響が大きかったものを中心に、作り手の熱量の高い作品を上映ラインナップとして選定していったのだという。

上映作品に応募してくる監督は、記者やニュース編集やドラマのプロデューサーまで実に様々。大久保プロデューサーは、「普段の仕事という意味での本業は別にある人たちですが、自分のライフテーマ、気になったことをどうしても世間に伝えたいという思いや熱意にあふれています。本当にいろんなテーマのドキュメンタリー作品が出てくるので、テーマが絞れないこともこの映画祭の特徴のひとつ。だから毎年、どうしても撮りたいものがあって熱い気持ちが感じられる作品を選定しています。今年上映する15本も力作揃いです!」と自信を覗かせている。

さらに、テレビとは違う映画ならではの強みとして、「表現の幅」について言及。「テレビで放送する時は、放送コードも意識しながら適宜映像を編集しますが、発信者にはジレンマがあります。
たとえばストレートニュースだと事件や事実を紹介するだけでも、映画ならもっと掘り下げられる。表現の幅が広がるし、自分の伝えたいテーマを深く掘り下げられるのも、映画祭の重要なポイントです」

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