2021年12月15日 19:18
最新作『すずめの戸締まり』はどんな映画に? 新海誠監督が語る3つのポイント
新海誠監督が12月15日、都内で行われた最新作『すずめの戸締まり』(2022年秋全国公開)の製作発表会見に出席。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーで、新海監督は「本来であれば、(ロケハンのために)全国各地に行きたかったが、それもコロナ禍でできない状況」と振り返り、「当たり前のことが、当たり前にできるようになればいいなという願いはこめている」と語った。
新海監督によると、最新作『すずめの戸締まり』には「日本列島をめぐるロードムービー」「扉を開くのではなく、閉じていく物語」「映画館に足を運ぶ理由になるような作品」という3つのポイントがあるといい、「ヒロインが戦うアクションムービーでもある。それも今までとは少し違ったアクションが盛りだくさん」とも。『君の名は。』『天気の子』との関連性を問われると、「アベンジャーズ的なものを期待されるファンの皆さんもいらっしゃるが、そこはそんなに……。過去のキャラクターが登場するかはわからない」と明言を避けた。
昨年1月から企画・脚本開発が始まったが、コロナ禍による表現的な影響については「登場人物がマスクをするかしないかも迷った。