Wienners企画『W Dutch 2024』東京公演、お互いのリスペクト全開!キュウソネコカミとのエモーショナルなツーマンライブをレポート
以前Wiennersのカバーを披露したこともある彼らだが、「あれは真似できない」とセイヤが言うと、ヨコタも「アサミさんのパートは二度と歌いたくない」と同調。「(アサミサエの声は)かわいい声だぞ!」となぜか逆ギレ気味に絶叫するセイヤに大歓声が送られる。そんなふうに今回のホストを立てながらも、「10何年やってますけど、俺たち今が一番かっこいいと思ってます」とプライドを覗かせ、最新アルバムからのアンセム「ネコカミたい」へ。10年前の「ビビった」をセルフオマージュしながらファンにまっすぐメッセージを送るこの曲には、まさに今のキュウソのかっこよさが詰まっている。
ここまでですでにコールド勝ちみたいなライブをやっているキュウソだが、終盤も抜かりはなかった。「DQNなりたい、40代で死にたい」でオーディエンスの上に立ったセイヤが、超能力だか照明さんとの阿吽の呼吸だかでミラーボールを点灯してみせると、その勢いのままラスト「ハッピーポンコツ」へ。最後まで盛り上げ切って、Wiennersへとバトンを繋いだのだった。
ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)
そして、転換を経ていよいよWiennersの出番。