山本彩、無観客配信ライブ開催　アンコールで初披露した新曲『愛なんていらない』がモスバーガーCM起用決定

続く『喝采』を歌い終え、短いMCを挟んで『unreachable』を披露。熱い楽曲が続いたが、そこからは一転し、『雪恋』ではしっとりとやさしい歌を聴かせ、『君とフィルムカメラ』では軽やかに弾けるパフォーマンスを見せた。

『feel the night』と『stay free』では、しなやかなダンスを披露し、セクシーな一面を魅せる。そして、バンドメンバーがそれぞれの個性を生かした演奏を聴かせた後は、デニム地を基調にした衣装に着替えた山本が再登場。『サードマン』の一節をアカペラで歌うと、そこにゆっくりとピアノとバイオリンの音色が重ねっていく。MCでは山本がファンへの思いを実直に語った。ミディアムバラードから疾走感のあるロックチューン、軽快なポップナンバーまで、6曲連続で多彩な一面を惜しみなく見せる。本編ラストソングの『Larimar』は、「あなたは笑えていますか」という歌い出しや「耐えることに慣れないでいて」という歌詞が今の状況に自然と重なり、多くの人が直面する問題へのメッセージにも聴こえた。本編終了後は、ファンからの鳴り止まない声と拍手に応えるようにアンコールがスタート。アンコール1曲目に山本の代表曲でありライブの定番となっている『JOKER』を披露した後、この日最大のサプライズをファンに送る。