電気グルーヴ35周年ツアー、 圧巻のパフォーマンスで満員のフロアを魅了した、Zepp Haneda追加公演をレポート
が直後、“カニばさみ手袋”をズイッと前に出し「クラブミュージック!」と放ち、そこにいる全員を大爆笑させた。
ここからしばらく“カニばさみ手袋”ではしゃぐ卓球の姿があったが、割愛させていただく。手だけカニのまま「電気グルーヴ32周年の歌」をステージ中央でふたりが椅子に座って披露。爽やかな風が一瞬かけぬけた......かもしれないかな? 最後の最後は「人間大統領」。瀧はカニ手で投げキッス、卓球はカニ手でカニ歩きをして、ステージを後にした。石野卓球とピエール瀧のふたりがライブ中、がっしり肩を組んだ瞬間に、あぁ、電気グルーヴはまだまだ続く、そしてもっともっと面白い、ずっとずっとフィジカルで刺激的な“電気で作るグルーヴ”を体感させてくれるだろうと思った。
いや、体感させてくれるはず! 石野卓球さん、ピエール瀧さん、これからも最高で変えのきかない電気グルーヴをよろしく!
<公演情報>
『電気グルーヴ35周年ツアー“3594”』
10月6日(日) Zepp Haneda(TOKYO)
【セットリスト】
01.アルペジ夫とオシ礼太
02.Shangri-La feat. Inga Humpe
03.トロピカル・ラヴ
04.Slow Motion
05.DISCO UNION
06.Missing Beatz
07.ア.キ.メ.フ.ラ.イ.
08.Upside Down
09.Fallin’ Down
10.電気グルーヴ10周年の歌 2019
11.電気グルーヴ25周年の歌
12.電気グルーヴ34周年の歌
13.電気グルーヴ35周年の歌
14.マイアミ天国
15.ニセモノ フーリガン
16.B.B.E.(Bull Beam Express)