2021年7月7日 14:00
「スポーツの力を信じ全力で戦い抜く」、東京五輪日本選手団結団式・壮行会で決意表明!
『アテネ五輪』体操団体金メダル獲得となる冨田洋之の鉄棒の着地が思い出される「栄光の架橋」を聞いた感想を問われると、「コロナ禍でなかったら、リオの時のように生で聞けたのかなと思いながら聞いていました。あの曲を聞くと体操、アテネという感じなので、体操選手はみんなやる気になるんじゃないかなと思います」と笑顔を覗かせた。
昨年11月の「できないではなく、どうやったらできるかに考えを変えてほしい。なんとかできるやり方は必ずあると思うので、どうかできないとは思わないでほしい」というメッセージについて改めて問われると、内村はこのように返答した。
「昨年11月にああいうことを言った時と今では状況が違います。ちょっと落ち着いていた時期だったと思うので、僕の中では『できなくはないのではないか』と思って、そのまま自分の気持ちを素直に伝えました。そこから状況が二転三転し、本当にできるのだろうかと思いながら選考会をやりながらも、(先を)考える必要もないかなと。目の前の試合を一つひとつやることしか僕にはできることがないので。
ああいうことを言ったことで開催してもらえたとは僕は思っていません。選手が何を言おうと世界は変わらない。