くらし情報『「手に汗握りながら、ハラハラドキドキ楽しんで」 舞台『中村仲蔵』出演の髙嶋政宏にインタビュー』

「手に汗握りながら、ハラハラドキドキ楽しんで」 舞台『中村仲蔵』出演の髙嶋政宏にインタビュー

自分が今までデビューしてから培ってきた着物の着こなしや所作を信じて、なるべくそちらに気が行かずに芝居に集中できるようにしたいですね。

……そして正直、役以外のことも気になります(笑)。まだ舞台美術がどうなるか分かりませんが、團十郎がいる部屋は歌舞伎役者の中でも一番の重鎮がいる部屋だから、きっと舞台の上の方にある可能性が高いでしょう? そうすると階段の昇り降りが激しいでしょう? ここで上手から下手に移動するとなると、裏で渋滞が起きるかな? どこで水分補給やトイレに行けるかな? 劇場の構造を考えると、ここに人が溜まらないといいな? とね、考えることは山ほどあります(笑)。それほど嵌まり込む作品なのだと思います。

お客さんを飽きさせない工夫が満載

――改めてドラマ版でも舞台版でも、なぜこの題材に惹きつけられると思いますか?

まずは登場人物たちが実在した人物であるというところですかね。「事実は小説より奇なり」という言葉がありますけど、源さんによれば、脚本に書かれていることよりももっと生々しい現実があったらしいんですね。役者という同業者としても「ええ!こんなことがあったのか!」という興味はつきない題材です。

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