くらし情報『真の友達は世界のどこかに必ずいる。ゴールデン・グローブ受賞作『ミッシング・リンク』監督が語る』

真の友達は世界のどこかに必ずいる。ゴールデン・グローブ受賞作『ミッシング・リンク』監督が語る

というバトラー監督は「世界のどこかには必ず、自分の真の友達がいるはずだ」と力を込める。「この映画と『パラノーマン』は舞台も物語もまったく違うけど共通項があって、僕の経験だったり、自分の居場所を見つけようとしてきたことに関連があると思うんだ」

死者と話す能力をもつ変わり者の少年が街を守るために奔走する中で奇妙ながら確かな友情を見つけていく『パラノーマン』。助手が逃げ出してもお構いなしで未確認生物の発見に執着する変わり者の英国紳士が謎の生物と冒険する中で真の友情を築いていく『ミッシング・リンク』。両作に共通するキーワードは“エンパシー(共感力/思いやり)”だとバトラー監督は説明する。

「相手を外見だけじゃなくて、内側も含めて理解すること。相手のことを本当に知るためには、その人の立場になってみなければならない、ということ。これを英語では“他人の靴をはく(put oneself in someone’s shoes)”って言うんだけど、この映画の中に足跡が何度も登場するのは、そういうことなんだ。いま世界はこんな状況で、僕が暮らしているアメリカも大変で、みなが葛藤している時期だよね? そんな時代に最も大切なのはやはり“エンパシー”だと思う。

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