2022年7月25日 10:00
鈴木拡樹×宮崎秋人、7年ぶりの共演に期待が膨らむ 『アルキメデスの大戦』バディ対談
お芝居一発目で分かるんです。
宮崎確かに意識している部分ではありますね。「まずはみ出してみてから、整えよう」と思っている部分があって、最初から枠内を狙わないようにしようと。稽古だったらとりあえずやってみる。怒られても死なないって思っているので(笑)。
鈴木確かに、その通り(笑)。分かっていてもなかなか一発目の芝居で思い切りやることって難しいと思うので、素晴らしい才能だなと思います。
――宮崎さんから見た、鈴木さんはいかがでしょうか?
宮崎気遣いの天才だと思います! 普段から気遣いが素晴らしいのはもちろん、それが舞台本番中にも続いていくことがすごいなと思います。
稽古が進んでいって、どんどん余裕が無くなっていくことが多いと思うんです。自分と向き合うだけではなくて、みんなが良いパフォーマンスが出来る様に気配りしてくれるので。あと、僕がすごく貧乏だった時代に、その時別現場にいた拡樹君から差し入れをいただいたことがあって。
鈴木そんなことあったっけ!
宮崎この覚えていない所がまた拡樹君っぽいんですよ。もうそれが今も忘れられなくて。コンビニ袋いっぱいに食べ物をたくさんいれて、「これ拡樹君から差し入れ」