くらし情報『村上虹郎、『孤狼の血 LEVEL2』の撮影現場は「怖くて熱い圧倒的な安心感があった」』

2021年8月20日 07:00

村上虹郎、『孤狼の血 LEVEL2』の撮影現場は「怖くて熱い圧倒的な安心感があった」

から日岡に引き継がれた血であるし、チンタと上林は親子ではないけど、もっと違った意味の血があるんだ」と話してくださって。上林がなぜああいう人間になったのかにも関わることですし、これは今回の裏テーマでもあるのかなと思っていますね。

――鈴木亮平さんが演じた組長の上林は、まさに“日本映画史に残る悪役”という感じの強烈なキャラクターでした。

村上その肩書き、ずるいですよね。僕もそういうのが欲しかったです(笑)。どこか『太陽を盗んだ男』の菅原文太さんを思い起こさせる不死身キャラで、とにかく目の前にいたのは亮平さんじゃなかった。超越した何かがそこにそびえ立っている感じというか、存在そのものが凶器というか……。

上林に目をつけられたら、もう終わりですよね。
でもチンタがただ不運だったかといえばちょっと違うと僕は思っていて、お互いに惹かれあっているところもあったと思うんです。理解者であり、共鳴しているところもある。そこが面白いところですね。

村上虹郎、『孤狼の血 LEVEL2』の撮影現場は「怖くて熱い圧倒的な安心感があった」

『孤狼の血 LEVEL2』
――松坂桃李さんとはドラマ『この世界の片隅に』でも共演していますね。今回の現場ではどのようにコミュニケーションをとりましたか?

村上桃李くんは「ここのシーンはこうしよう」

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