C大阪が勢いそのままに優勝か? 名古屋のリベンジか? 天皇杯8強戦を経てルヴァンカップ決勝へ!
そこでオーストラリア代表FWは冷静にコントロールされたシュートでゴールネットを揺らす。これで勝負あり。C大阪はしてやったりの内容で『天皇杯』4強入りを決めたのだ。
ランゲラック(名古屋グランパス)(C)J.LEAGUE
殊勲の先制弾を叩き込んだ鳥海は「セットプレーで2点取れたのがデカかった。前で強いチアゴが潰れてくれたので、ボールが来ちゃって、自分は押し込んだだけ。進藤(亮佑)もチアゴもセットプレーに強い選手が多いので、ファイナルが控える中、3-0で勝てたのは大きい。(3日後のファイナルは)誰が出てもいいサッカーができると思う。いいサッカーをして絶対に勝って終わりたい」と胸を張った。
試合後、小菊昭雄監督は「直近のリーグ戦から中2日、次の『ルヴァンカップ』のファイナルへ向けて中2日。この日のメンバーを正直非常に悩んだ。この連戦を総力戦で乗り切りたいと思い、これまで試合に出ない中でも準備してくれた選手たちの試合に出たい、勝ちたいという気持ちを信じて送り出した。久しぶりの公式戦の選手たちも普段練習したことを100%発揮してくれた。内容の伴った勝利を掴むことができて誇りに思う」と選手たちを称えた。