DENIMS×ジュースごくごく倶楽部「ロングコートダディの単独ライブで言ってくださった言葉はめっちゃ支えになっている」
──今回のアルバム『RICORITA』にもその思い強くを感じます。
釜中作るのはしんどいっちゃしんどいですけどね。僕らの曲を使っていただいたロングコートダディの単独ライブ「じごくトニック」の最後にも、制作とかはしんどいくらいがちょうどいいみたいなことを言ってはって。確かにって思って。あの単独ライブでのメッセージというか、言ってくださった言葉はめっちゃ支えになっているんですよね。今回のアルバム・タイトルが、利己的なRICOと利他的なRITAっていうことで『RICORITA』なんですけど。自分たちがやりたいことしかやってないけど、他者からの影響や他者の頑張りが、自分たちのやる気やエネルギーにもなったり。「じごくトニック」でのセリフが逆輸入的に、僕らの制作の勇気になったりという。
それもたまたまですけど、『RICORITA』というタイトルに沿ってるのかなとは思います。
──いい刺激になっていたんですね。
釜中めちゃくちゃおもしろかったんです。主人公が自殺をした後に死神と会話するんですけど。なんでお前自殺してんねんってなって、小説書いてたけど書かれんくなってしんどくなってって言うんですけど、死神がジムで鍛えながら、「ああ、しんどい!死のうってなるか!」