【おとな向け映画ガイド】ゲイカップルの旅路の先に-『スーパーノヴァ』、津軽・メイドカフェの青春『いとみち』をご紹介。
イラストレーション:高松啓二
【おとな向け映画ガイド】
ゲイカップルの旅路の先に-『スーパーノヴァ』、津軽・メイドカフェの青春『いとみち』をご紹介。
ぴあ編集部 坂口英明
21/6/27(日)
https://bit.ly/3gZUWsT
(C)2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
けっぱれ!三味線少女
『いとみち』
全編、津軽弁が飛び交い、字幕があれば助かると思うのですが、展開が理解できないわけでなく、観ているうちに、そのフランス語のような語感がかえって魅力的に聞こえてきます。
横浜聡子監督は、安田顕が主演した『俳優 亀岡拓次』を観て、注目するようになりました。テレビドラマの『バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』の演出も担当。次回作を楽しみにしていました。青森出身。『ウルトラミラクルラブストーリー』(松山ケンイチ主演)などを含め、これが4度目のオール青森ロケ作品です。
いと、という名の女子高生が主人公。津軽方言を研究する学者で東京出身の父と、津軽三味線の名手でもあるおばあちゃんと三人暮らし。
青森は早くに亡くなった母の郷里です。このおばあちゃんの影響で、いとは三味線の腕も確かですが、津軽弁もこてこて。「ご飯だよ、食べなさい」を「まま、けーっ」と言うのですから。クラスのみんなからあきれられるほど。そのいとが、なんと、人見知り解消とでも思ったのか、青森市のメイドカフェでアルバイトを始めるという、ある夏のドラマです。
いと役の駒井蓮を見ているだけで、幸せな気持ちになれる映画です。彼女も青森出身。発音は確かです。
おばあちゃん役の西川洋子は、『竹山ひとり旅』などで知られる津軽三味線の巨星、高橋竹山の最初の弟子とのこと。この人のセリフがまたすごい。よくわからないのだが、ハートにびんびん響きます。父親役は豊川悦司。宇野祥平、古坂大魔王といったくせの強い役者さんも活躍します。
「め」という一文字、その意味を、映画を観た翌日に調べました。娘のことを心配して店を訪れた父親が、帰りしなに書いて残したメッセージです。わたしの映画の感想も、こんな感じ。
【ぴあ水先案内から】
野村正昭さん(映画評論家)
「……『竹山ひとり旅』(77) や『夢の祭り』(89)『オーバードライヴ』(04) などの系譜に連なる津軽三味線の映画でもある。……」
https://bit.ly/2T0Hn4B
(C)2021『いとみち』製作委員会
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