「Toshi伝説」を見逃すな!一柳慧 神奈川芸術文化財団芸術総監督就任20年記念
邦楽器と一柳の蜜月ぶりを体験する。そして第3部では、1959年から61年にかけて作曲された「ピアノ音楽1~7」をパフォーマーとしても多角的に活躍するピアニスト河合拓始が披露する。
上記2公演に先駆けて神奈川県民ホールギャラリーで開催される、チェンバロと笙による「音幻」公演(1月17日)では、一柳慧監修のもと、大山エンリコイサムのインスタレーションと、気鋭の音楽家、流尾真衣(チェンバロ)&三浦礼美(笙)の奏でる音楽が交錯するなど見どころ聴きどころ満載だ。
20世紀から21世紀にかけて進化し続ける音楽シーンの中に存在し続ける一柳慧。戦火の東京でピアノを弾いていた少年は戦後、世界のアートの最先端、NYにわたり、美術、舞踊、建築、文学など、あらゆるジャンルの芸術シーンに影響を与えてきた。今回遭遇する「Toshi伝説」は、今も息づく一柳慧のスピリットを一気に体験する絶好のチェンスだ。
●公演詳細: https://www.artspress.jp/posts/11348084/