くらし情報『歌舞伎の多彩な魅力を。師走を彩る豪華ラインナップで上演 歌舞伎座新開場十周年「十二月大歌舞伎」』

2023年12月4日 12:00

歌舞伎の多彩な魅力を。師走を彩る豪華ラインナップで上演 歌舞伎座新開場十周年「十二月大歌舞伎」

歌舞伎座新開場十周年「十二月大歌舞伎」チラシ


12月3日(日)、歌舞伎座新開場十周年「十二月大歌舞伎」が開幕した。

三部からなる公演は、第一部が『旅噂岡崎猫(たびのうわさおかざきのねこ)』と『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』、第二部が『爪王(つめおう)と『俵星玄蕃(たわらぼしげんば)』、第三部が『猩々(しょうじょう)』と『天守物語(てんしゅものがたり)』と、師走を彩る豪華ラインナップとなっている。そんな、歌舞伎の多彩な魅力が詰まった本公演の初日オフィシャルレポートが到着した。

第一部の『旅噂岡崎猫』は、化け猫伝説を題材に趣向が凝らされたひと幕。本作のもととなるのは、三代目市川猿之助(二世猿翁)が昭和56(1981)年、エンターテインメント性を取り入れて154年ぶりに復活上演して以来、人気作として上演を重ねてきた『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』。当月、おさん実は猫の怪を勤める坂東巳之助は、平成28(2016)年の全国巡業公演にて、猫の怪を初役で勤めている。今回は「岡崎無量寺」の場に新たな趣向を取り入れている。

岡崎の無量寺にやって来たのは、由井民部之助(中村橋之助)と幼子を連れたお袖(坂東新悟)夫婦。

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