「いろんなことを思い出す。そんな歌ばっかりよ、やっぱり」 デビュー30周年に30曲分の思い出をかみ締めた4時間の軌跡 ウルフルズが4年ぶりに地元大阪で開催した最高の宴 『ヤッサ!やります!30曲 V』ライブレポート!
「ありがとう大阪!『ヤッサ!』最高!!ウルフルズでした~!」(トータス松本)
またも「世界の国からこんにちは」のSEを背に登場し、「イエーイ!『ヤッサ!』ー!大阪ー!みんなこんなに集まってくれて、ありがとうな~」とジョンB。あれ……?この風景、どこかで見たことがあるぞ。3時間半前に確かに見たぞ(笑)。耳慣れたあのギターリフにいざなわれステージに現れたのは、殿様姿のトータス松本!(笑)本日二度目のおかわり「ガッツだぜ!! V」で大興奮のさなか、途中で死んでしまう殿様を拍手で生き返らせる全力茶番劇から、「セルフカバーアルバムには入ってないけど、この曲をやらへんわけにはいかへんね。大阪の、大阪による、大阪のための!」とのトータス松本のお決まりのフレーズで始まった「大阪ストラット」では、ここにきて歌の入りを間違え笑ってしまった上に歌詞が出てこないというグダグダっぷり(笑)。が、それすらもエンターテインメントにしてしまうライブ力でとことん楽しませ、ついに『ヤッサ!』はフィナーレへ。
「『ヤッサ!』で30曲やりますと銘打って、場所はやっぱりここしかないからね。いろんな人が集まってくれて、僕らは本当に幸せ者です。