くらし情報『『ゴミうんち展』21_21 DESIGN SIGHTで開催中 多彩なアーティストが世界の循環についてデザインを通して考察』

『ゴミうんち展』21_21 DESIGN SIGHTで開催中 多彩なアーティストが世界の循環についてデザインを通して考察

考えるきっかけをつくりたいと思いました」。

『ゴミうんち展』21_21 DESIGN SIGHTで開催中 多彩なアーティストが世界の循環についてデザインを通して考察

佐藤卓《TIME-B》。オレンジ色のボールを外さないとひっくり返せない砂時計で、一人ひとりの手でしか地球環境を循環に導けないことを表す。黒い砂は産業廃棄物の焼却後に残るスラグを砕いたもの
人類学的な視点から地球環境に関する研究・開発活動を行う竹村はポジティブに語る。
「日本文化には包丁塚や針塚など使い古したものの供養や、金継ぎのような修繕など、ものを循環させる仕組みがあります。江戸の歴史からさらに地球の歴史を見ると、エネルギー資源・有用な資源としてゴミもうんちも存在しない。それを“pooploop”の環と捉え、本展にはクリエイティブな視点の転換を多数用意しました」。


『ゴミうんち展』21_21 DESIGN SIGHTで開催中 多彩なアーティストが世界の循環についてデザインを通して考察

竹村眞一《未来を覗く窓》。使用した水の98%以上を再生して循環利用できる手洗いスタンドなど「循環」の取り組みを紹介
まずギャラリー1は、「驚異の部屋」ならぬ「糞(くそ)驚異の部屋」。リサイクル資源、化石や貝殻、190種を超える土、廃棄物・排泄物からつくられるプロダクトなど、身近なものから宇宙まで、700種を超える膨大な「ゴミうんち」にまつわるものを展示。岡崎智弘、北千住デザイン、ザック・リーバーマンらの映像作品も組み込まれている。

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