黒羽麻璃央×甲斐翔真、伊原六花×天翔愛が抜擢 舞台『ロミオ&ジュリエット』上演決定
(c)岡本隆史
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が、東京・TBS赤坂ACTシアターにて、5月21日(金)から6月13日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて7月3日(土)~11日(日)まで上演することが決定した。
2001年にフランスで生まれ、世界20カ国以上で600万人以上を動員。日本では2010年に宝塚歌劇団によって初演され、その大反響を追い風に、2011年に日本オリジナル版として新たに誕生したのが、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』<日本オリジナルバージョン>。2019年以来2年ぶりの上演となる今回、このメガヒット作が記念すべき10周年を迎える。
仇同士の家に生まれながら運命的な恋に落ち、争いの終結を願いながら、ひたむきに互いを愛したロミオとジュリエット――。言わずと知れたシェイクスピアの名作を原作に、更に本ミュージカルは“ティボルトの従妹ジュリエットへの密かな恋情”“ロミオに恋人の死をベンヴォーリオが伝える”といったオリジナルの設定を加え、登場人物の葛藤をより繊細に描き出した。特に全編を通じて登場する“死のダンサー”の存在感は強烈で、これによって愛と死、破壊と再創造といった哲学的テーマを表出させた点も、大きな特長となっている。