【『Live!ロックちゃん2023』対談シリーズ②】芦沢ムネト×ハンバート ハンバート
良成そうかもしれません。
遊穂うん、そうかな。
良成まあでも、ハンバート ハンバートというもの自体は、いろんな失敗を重ねてここまで来たなっていう感じですけどね。
遊穂いろんなダイエット法みたいな感じで。
芦沢ははは。ロングブレスやってみたりブートキャンプやってみたりで(笑)。
遊穂でもだんだんそういうのもなくなってきた、はず。自分がこういうのが好きっていう基準みたいなものがはっきりとあるから、でもそればかりになると狭くなっちゃって。
自分の好きなものをどうやって形にするかっていうことを考えたら、こうかもしれない、こうかもしれないっていうふうに行くのが一番の近道なんですよね、結局は。
だから、この道しかないっていうふうに思って、そうしてしまうことが遠回りというか。いろんなトライ&エラーがあって、だんだんだんだん歩いている道がはっきりしてきたっていう実感はあるんですけど、でもそれも10年後にはどうなっているかわからないし。
――先にメロディがあって、その後に歌詞を書くというプロセス自体はずっと変わらないんですか?
良成そこは変わらないですね。ただ、それはこうしなきゃいけないとかっていうことではなくて、詞が先に出てくる気配がまったくないんです。