【『Live!ロックちゃん2023』対談シリーズ②】芦沢ムネト×ハンバート ハンバート
なんで好きなのかがわかったら新事実だよね。
ハンバート ハンバート・佐野遊穂
良成そうだね。たぶんそういうのが自分の琴線に触れて来るんでしょうね。
芦沢そのへんはご自身で掘り下げたりはしないんですか?
良成掘り下げたりはしないですね。
遊穂だから大体いつも新譜のインタビューなんかで、「この曲はどういう感じで作ったんですか?」って聞かれると、口籠る(笑)。わかんないって。
芦沢そうなんですね。でも良成さんが書いたものをまずは遊穂さんに見せるわけですよね?その時に遊穂さんは何を気にされたり、どんなことをチェックされたりしているんですか?
遊穂ハンバート ハンバートはこうでなくちゃいけない、みたいなフレームの中に入れるためにジャッジをするわけではないんですけど、私が最初に良成の曲を聞かされた時は、映画を観ているみたいな感じで見るんですよ。
芦沢へー。聴くというよりも見るんですね。
遊穂そうなんです。歌詞で描かれている物語がカメラワークみたいな感じで見えてきて、ここはもうちょっと細かな絵がいるんじゃない?とか、逆にここは細かすぎるんじゃない?みたいな感じでその時に感じたことを言っていくんです。