くらし情報『こまつ座初上演『夢の泪』開幕 舞台写真&演出・栗山民也、ラサール石井らコメント公開』

2024年4月8日 11:10

こまつ座初上演『夢の泪』開幕 舞台写真&演出・栗山民也、ラサール石井らコメント公開

『夢の泪』の初日を前に、劇中の心に強く残った言葉のうち「ほんとうの日本史が書かれる」というひとつのセリフが、何度となく頭の中を巡る。
この国は、自分たちのほんとうの歴史にちゃんと向き合ってきたのだろうか。稽古をしながら考えた。朝、テレビをつけるとどこも瓦礫の街。この地球の上の現実の風景だ。この公演は、ただ過去を描いたものではない。今、何を見つめるべきか、そんな問いが見えてくるとても大事な作品に思う。何かと出会える場になりますように。


■ラサール石井 / 伊藤菊治 役
いよいよ初日、沢山稽古したにも関わらず、これほど不安で緊張する初日は長い演劇人生でも初めてです。
今日は朝に鎌倉の井上先生のお墓参りして来ました。一緒に行きましょうと申し上げたので、劇場にいらしてると思います。頑張りまーす!

■秋山菜津子 / 伊藤秋子 役
稽古も後半に入った頃、演出の栗山さんが仰った 『いま、こんな戯曲はどこにもないよ。』という言葉が、初日が近づくにつれ、ひしひしと身体で感じ始めているところです。
そのような貴重な作品を多くの方に観ていただきたい、若い方にも知ってもらいたいと心から願っております。そして、キャスト、スタッフのパワーをもって観客の皆様にこの作品をしっかりとお届けできるよう、頑張るのみです。

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