くらし情報『古田新太、自ら発案の舞台―ミュージカル『衛生』は“汚い”けどスカッとした気分になれる作品』

2021年6月22日 17:00

古田新太、自ら発案の舞台―ミュージカル『衛生』は“汚い”けどスカッとした気分になれる作品

歴史は、事実を知った上で勉強していくことが大事だと思うから。で、福ちゃんはそういったことも含めて、ポップに描くのがうまいんです。

――古田さんは、息子の大とし尿汲み取り業を営みつつ、徐々にのし上がっていく良夫を演じられます。

古田新太、自ら発案の舞台―ミュージカル『衛生』は“汚い”けどスカッとした気分になれる作品


非常に打算的というか、誰とつき合えば得で、誰とつき合えば損で、みたいな考え方が出来る男だと思います。それでも良夫はちゃんと順番を踏もうとするタイプですけど、大はぶん殴った方が早いと思っているタイプ。でも大はそんな良夫に対してリスペクトがあるし、良夫も大を頼もしいと思っている。だからあの親子は、自分たちのことしか信用してないんでしょうね。

――息子の大を演じるのは、歌舞伎界のプリンス・尾上右近さんです。


育ちが良いし、真面目だから、なにをしても綺麗におさまるんです。セリフの語尾にしても、「お前ら」であって、「お前ぇらぁ~」にはならない。別におさめる必要はないし、真面目なことが書いてあっても、真面目に言う必要はないんだからなってことを、福ちゃんもオイラもよく言ってます。逆に見得の切り方とかは教えてもらったりしてますけどね。それは(歌舞伎の見得を切りながら)こうじゃなくて、これ(すしざんまいのポーズ)

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