フラワーカンパニーズ、2度目の武道館公演に向けてインタビュー「前回の感謝もあるし、今回は素っ裸で武道館に行く」
というテンションで出したんだけど、「いいじゃん、これ」という感じ……だったよね?
マエカワうん(笑)。
鈴木まあ、自分のことばかり歌ってきたからね。そういうものじゃないテーマを歌ってみたい、というのはあったかもね。いい歳こいて「自分自分」じゃないだろって。
マエカワ裏を返せば、今の言葉で言うところの鈴木の「推し」を歌っているわけだから、鈴木の歌だと思うけどね。
鈴木そうなんだけどね。私小説ばかり書いていても仕方がないから、ちょっと離れたいというのもあって。軽めに作ったら、すぐできちゃったんだよ。
――ラッコという存在には、どのような部分で惹かれるのですか?
鈴木それを話し出すと長くなるよ(笑)。
――かいつまんでお話しいただけたら……。
鈴木まあ、見に行ったらかわいかったんだよ。あと、ラッコが絶滅危惧種だということを意外とみんな知らないよね。俺も知らなかったし。日本の水族館にはもう3頭しかいなくて、あと数年でラッコは日本の水族館で見ることができなくなる。そう思うと余計、愛おしさは増すから。今はYouTubeでいろいろとラッコの映像は見ることができるから、まずはみなさん、見てくださいよ。