フラワーカンパニーズ、2度目の武道館公演に向けてインタビュー「前回の感謝もあるし、今回は素っ裸で武道館に行く」
――分かりました。
鈴木「ラッコはここがかわいいぞ」というポイントを最後にひとつ言っておくと、ラッコは、手で食べるんです。ラッコは、人間にものを渡すときも手で渡すんです。で、手が異常に短い。これが他の哺乳類と決定的に違うところ。愛おしいよね。
――来年のツアーのタイトルが『正しい哺乳類ツアー2025』であることも、ラッコに関係していますか?
鈴木うん、「ラッコ!ラッコ!ラッコ!」の歌詞に「正しい哺乳類」って出てくるんだよ。アルバムのタイトルも、『正しい哺乳類』。
――アルバムも、来年9月20日の日本武道館公演も、楽しみにしています。10年前にフラカンが武道館をやったことによって、バンドが武道館でライブをやることに新しい意味合いや物語が生まれたと思うんです。来年の武道館でも、すごくオリジナルな景色を見ることができるのだろうと、今日のお話を聞いて感じました。
マエカワ1回目の大成功はビギナーズラックだった部分も大きかったし、当時は大手のレコード会社にいたことで、バックアップもたくさんしてもらえたことが成功の一要因だったことも間違いなくて。でも今回は完全セルフにやっているわけで、「そこで俺たちはどんなことができるだろう?」