フラワーカンパニーズ、2度目の武道館公演に向けてインタビュー「前回の感謝もあるし、今回は素っ裸で武道館に行く」
という言葉が出てきたことだ。1歩足を踏み出そうとするとき、力を与えてくれるのはそういう思いなのかもしれないと、話を聞きながら感じた。
――まずは、2025年9月に10年ぶりの日本武道館公演を開催するに至った経緯を教えてください。
グレートマエカワ10年前の武道館をやり終わったときから、俺の中では「絶対もう1回やろう」とは思っていたんです。ただ、その後コロナがあったり、ツアーの動員なんかも含めて「もうちょっと状況がよくなったら……」と思っていたんだけど、なかなかそんなにはよくならなかった。年齢は重ねていくし、「どうしようかなぁ」という感じが続いていて。でも、この2年くらいかな、ライブの調子がすごくいいんだよ。確固たる自信が持てるぐらい、ライブの調子がいい。
特に鈴木(圭介)の調子が最高潮であることは肌で感じていて。「2度目の武道館をやるなら、ここだな」と思ったんです。
グレートマエカワ
――今年のツアーのタイトルが『今が旬』で、来年の武道館のタイトルが『超・今が旬』であるのは、そういうところから来ていたんですね。2度目の武道館の話が出たとき、みなさんはどう受け止められましたか?
鈴木圭介最初に話が出たのは、1年前くらいかな。