2021年上演こまつ座『日本人のへそ』に井上芳雄、小池栄子ら。コメントも到着
挑戦しつつ、苦悩しつつ、そしてやっぱり最後は楽しんで演じられたら幸せだなぁと思っております。
また新たな『日本人のへそ』をお楽しみ頂ける様、スタッフの皆様、キャストの皆様と共に挑んで参ります。
山西惇(教授役)コメント
山西惇
私が初めて栗山民也さんとお仕事させていただいたのは2011年の新国立劇場『雨』でした。それ以来、何度も井上ひさしさんの作品でご一緒させていただきましたが、栗山さんはよく「井上さんの戯曲の中で最も好きなのは、やっぱり『日本人のへそ』なんだよ。」と話されており、私もいつか機会があればと願っていたものが遂に実現する事となりました。奇しくも2011年以来の再演です。
日本人が、いや世界中の人たちが元気を取り戻そうとしているこの時期に、この作品を上演出来る事に運命と必然を感じます。猥雑さと毒とパワーと人間への愛とそして笑いと。その後の井上戯曲の魅力の全てが詰まっているこの作品に、最高のスタッフ、キャストの皆さんと共に、全身全霊を掛けて挑みたいと思います。
上演は2021年3月に東京公演(紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)、同4月に横浜公演(関内ホール大ホール)