「話芸の一番トップは古典落語、それを基本として新作を作る」柳家小ゑんインタビュー
自由にやって欲しいっていうことですね。あまりいろんなことに捉われず。古典落語の基礎はちゃんとして、元のまんまやるのもいいし、変えてやるのもいいけど。僕の場合は感覚っていうものを一本持ってて、そこから外れるものは嫌だっていうのがあるので。特に今、女流の方が多くなってきたのですが、男とは違うので。女のかたしかわからないような目線の古典落語でもいいし、新作でもいい。そういうものに期待したいですね。
取材:文=浅野保志(ぴあ)
撮影=源賀津己
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<プロフィール>
柳家小ゑん(やなぎや こえん)
1953年9月15日生まれ、東京都目黒区出身。1975年1月、柳家小さんに入門「みのる」。