くらし情報『“香川照之の真髄、この映画にあり” 監督集団「5月」初の長編映画『宮松と山下』11月18日公開決定』

2022年7月27日 08:00

“香川照之の真髄、この映画にあり” 監督集団「5月」初の長編映画『宮松と山下』11月18日公開決定

ある日はあっけなく斬られて画面の端に消え、ある日はチンピラとして凶弾に倒れ……、そんな殺されてばかりの端役を一生懸命に取り組む目立たない男の生活を描き出す。

香川を支える共演者たちには津田寛治、尾美としのり、中越典子ら。口数の少ない宮松の謎に包まれた現在と過去を展開していく。

過去の記憶がない主人公。なにが好きだったのか、どこで何をしていたのか、自分が何者だったのか。なにも思い出せない中、毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を演じ続ける彼を香川がどう演じているのかに期待だ。

香川照之、関友太郎、平瀬謙太朗、佐藤雅彦コメント

<宮松役:香川照之・コメント>
『宮松と山下』は、具体名を出して申し訳ないが、2006年に撮影した西川美和監督の『ゆれる』という映画の脚本を初見で読んで以来の異様な衝撃が走った台本だったが、聞くとその映画のメガホンをとる監督が何と3人いると言う。2人は30代の若者。
残る1人は年齢不詳の男。若者の1人はどこまでも芸術的な感覚で世界を捉えていて、中世ヨーロッパの抽象画家のようだ。もう1人は、辛うじて演技の方向性を演者に伝えてくるが、目の奥では全く違う思考がカチカチと常に動いていて油断がならない。

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