丘山晴己×小野塚勇人×山口乃々華 韓国発ミュージカル『INTERVIEW』への挑戦を語る
社会的な問題も題材に含まれていて、メッセージ性がありますし。それらを“気づいてあげること”が、物語の鍵にもなっています。
小野塚シリアスなテーマにどれだけのリアリティを持たせられるか。一方、ミュージカルというエンタテインメントにどれだけ寄せられるか。そのバランスが重要だと思います。あとは、客席が360度を囲むステージなので、そのユニークさを生かすことができれば。視点によって感じるものも違うでしょうし。座席によっては、僕のお尻をずっと見ることになるかも(笑)。
丘山お尻を見られる座席もあれば、見られない席もあると(笑)。
小野塚そのとおりです。それも観劇のポイントにしていただければ。
丘山&山口(笑)。
小野塚顔の表情じゃなく、お尻の表情をポイントにしていきたいんで。シンクレアの秘密も、お尻を見るだけで理解していただけるように。
丘山本当にそれが表現できていたら賞も獲れるよ!(笑)
山口確かに(笑)。でも、登場人物を理解していただくことがやっぱり大事ですよね。
韓国版を観させていただいたときに感じたことなんですが、謎が解き明かされていくにつれ、登場人物たちがどんどん魅力的に思えてくるんです。