丘山晴己×小野塚勇人×山口乃々華 韓国発ミュージカル『INTERVIEW』への挑戦を語る
彼らのことをもっと知りたくなるし、もっと理解したくなる。観る側も体力のいる舞台になりそうですが、いい体力というか、いい消費をしに来てもらえるんじゃないかなと思います。
――舞台ミュージカル初挑戦のふたりに向け、丘山さんからアドバイスは?
丘山そんな大層なことはできませんが、客席との一体感を味わえたらいいですね。これは僕がブロードウェイでミュージカルを見たときに一観客として経験したことですが、ある歌唱シーンの後、サッカーのゴールが決まったかのように客席から声が上がったんです。
小野塚へえ~。ライブみたいですね。
丘山お客さんが一緒に歌い出したりもして。そういった状況を目の当たりにすると、やっぱり観客の皆さんあっての舞台だなと思います。
小野塚客席が「ワ~ッ!」となるのを目指しますか!
――作品のテイスト的に「ワ~ッ!」はそぐわなそうですが(笑)。
丘山確かに(笑)。叫ぶよりは、内側でひしひし受け止めることになるかと。
小野塚内側での歓喜ですね。
――その点、山口さんが出演なさった映画『私がモテてどうすんだ』のミュージカルシーンは、歓喜を外側へと表現するものでしたね。