くらし情報『『愛するとき 死するとき』インタビュー【前編】小山ゆうな「物語の普遍的な部分に光を当てられたら」』

2021年11月5日 12:00

『愛するとき 死するとき』インタビュー【前編】小山ゆうな「物語の普遍的な部分に光を当てられたら」

主演・浦井健治の魅力
――主演の浦井健治さんとは1年ほど前にお会いして初めて話をされたそうですね? 今回のような複数のジャンルを横断する作品にはうってつけとも言えるキャスティングだと感じますが、小山さんは浦井さんに対してどのような印象を持たれていますか?

まさに、どんなジャンルも軽々と横断してしまうという印象がお会いする前からありました。先ほどお話した今回の構成も、浦井さんありきなんですね。浦井さんがやってくれるなら、こういう構成が面白いなと。

でも、本当に不思議な方ですよね(笑)。シェイクスピアをやったかと思えば、ミュージカルだったり、全くタイプの違うコメディをやったり、ジャンルもキャラクターも軽々と越えてしまう感じがして……。

1年前に初めてきちんとお話させていただいた際は、演劇の話はもちろんなんですけど、それだけじゃなく、社会情勢の話だったり、このコロナ禍で人はどう生きるべきか? みたいな深い内容の話までして、初対面だったのですごく意外な気がして新鮮で、本当におもしろい魅力的な方だなと思いました。

稽古場で接していてもすごく不思議なんですよね。これまでもストレートプレイでもミュージカルでも役を説得力を持って魅力的に立ち上げていらして、素敵だなと思って見てはいたんですけど、“背景”が見えないというか、どうやってその域までたどり着いたのかが見えないのがおもしろいですね。

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