パーカーズ「あなたのナンバーワンになれますように!」 キラッキラなエネルギーで埋め尽くされたツアー初日をレポート
とレスポンス。早くも、息の合った関係性が伝わってきた。
ハンドクラップに迎えられて、豊田賢一郎 (g/vo)、ねたろ (g/cho)、ナオキ (g)、フカツ (ds)、そしてサポートベーシストのたくおが登場。とにかくメンバーがニッコニコで、オーディエンスもニッコニコ。「勝ち負けのない平和な世界が好き」と言って始まった「あいこでしょ」が象徴しているように、終始ピースフルな雰囲気だった。
「Love is over」は「イエ―!」「フゥー!」と盛り上がり、「怪獣万歳!」では手の波が揺れ、パーティームードも全開。それが最高潮に達したのが「中華で満腹」。中華料理のコール&レスポンスに加え、ナオキがオーディエンスに仙台名物を問いかけて返ってきた答えだった“ずんだ”のコール&レスポンスも巻き起こる。
オーディエンスはタオルも回し、ステージもフロアも一体となって楽しんだ。
仙台のご当地的な和やかなやり取りは、MCでも登場。中でもねたろは、自身の先祖が仙台藩主・伊達政宗の家臣であることを明かし、フロアを大いに沸かせていた。
しかし、パーカーズの魅力は、ピースフルなパーティーバンドという枠には収まらない。