朝夏まなと×田代万里生×廣瀬友祐 “ハッピーエンドの最上級”なミュージカル『モダン・ミリー』再演の魅力
朝夏ミリーは一生懸命なところが魅力。前回はライトな感じでお届けしていましたが、今回は2年前よりこの時代の女性の立場など、時代背景にも重きを置いて作っています。それにより、最初のナンバーからして、田舎から出てきてNYで困難に立ち向かっていくガッツが伝わるようなエネルギッシュなミリーになっていると思う。より、芝居重視になっているなと感じますし、それは一度経験したからこその深みだなと思っています。あと、2年経って、ミリーの設定年齢も2歳上がりました!
田代ふたつ上がって22歳なんだ! ってことは、前回は20歳だったんですね。
朝夏そうなの(笑)。だから演出家にも「めっちゃ若い! と意識しなくていいよ」と言われたので、ありのままやろうと思います(笑)。
――田代さんはジミー。
ミリーと反発し合いながら次第に惹かれていく、というようなキャラクターです。
田代最近僕が演じた役の中ではかなり若くて、20代という設定。実年齢より若い役だというのは楽しみですね。僕は40歳になりましたが、30歳ころから背伸びをしてその役にたどり着くような役が増えていたところ、ここ数年は逆行するような役も出てきた。