2022年9月28日 11:00
『イッタラ展』Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中 創立から140年の歩みを紹介する日本初の大規模展
創業当初のイッタラ社製品第1章「イッタラ140年の歴史」展示風景より
1930年代にイッタラに参画したアイノ・アアルトのデザインした製品
1940年代にイッタラに参画したカイ・フランクのデザインした製品
多くのデザイナーたちの力を得てイッタラは世界的なブランドへと成長していく。2002年以降はガラス以外にもコレクションを拡大。テーブルウェアとインテリアのトップブランドとして現在もその名を轟かせている
イッタラ社では、アアルト夫妻をはじめ数多くのデザイナーが活躍した。第2章「イッタラのデザイナーたち」では、イッタラの代表的なプロダクトを作り出した8名のデザイナーを紹介する。世界的な建築家でデザイナーとして知られるアルヴァ・アアルトは、イッタラのアイコンとなっている《アルヴァ・アアルト コレクション》をデザインした。有機的で優美な形の花器は今に至るまで全く古びることがない。
アルヴァ・アアルト《アルヴァ・アアルト コレクション》1936年
カイ・フランクは無駄を削ぎ落としたシンプルなフォルムと、華やかな色彩を追求。独自のカラーガラスの開発に携わった。その生き生きとしたガラスの色合いは多くの人々を魅了している。