兼重淳監督が井ノ原快彦&道枝駿佑の印象を語る 『461個のおべんとう』インタビュー映像公開
毎日何か(アイデア)を持って、現場に来てくれる人で、『監督ここセリフなんだけど』とか『ストーリー的にここはこうした方がいいんじゃないか?』とか、提案してくれてやっていった感じです」と語る。一方、虹輝役に道枝を起用した理由については、「この話をいただいた時に彼の顔しか浮かばなかった。圧倒的な透明感と、17、18歳でしか出せない危うさみたいな。会った瞬間、この子で間違いないなと思った」と明かした。
映像では、福島での撮影で原作者・渡辺俊美が東日本大震災で人生観が変わったことを説明する監督と、その話を真剣に聞く井ノ原の姿も。さらに、本作に込めた想いについて、兼重監督は「親子の絆や、当たり前のことが当たり前じゃないということを去年撮影していた時も思っていたんですね。今年こういう風にコロナ禍になって、尚更それが強く感じられるというか。この作品を観てくださった方が何気ない日常って素晴らしいんだよということを感じて、(劇場から)お帰りいただければと思います」と、語った。
◆『461個のおべんとう』メイキング映像入りインタビュー映像(兼重淳監督)
『461個のおべんとう』
公開中