世界の大物が集結、「東京・春・音楽祭」プログラム発表!
の生誕100年にも光を当てているのがかっこいい。
まず、ブーレーズがパリで創設した現代音楽集団「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」による 2 days。
初日は《カミングスは詩人である》(1970/1986、合唱+小オーケストラ)、《シュル・アンシーズ》(1996/1998、3台のピアノ+3台のハープ+打楽器群)のブーレーズ作品2曲に、スイスの作曲家ミカエル・ジャルレ(1958~ )の新作を含む2曲を合わせたプログラム[4月9日(水)・東京文化会館大ホール]。
2日目はオール・ブーレーズで、《二重の影の対話》(1985)、《12のノタシオン》(1945)、《アンシーズ》(1994/2001)、《アンセム 2》(1997)と並ぶ、独奏楽器および独奏楽器+ライヴ・エレクトロニクスのための作品の一夜[4月10日(木)・東京文化会館小ホール]。
現代音楽のコンサートというと、「わかる人にはわかる」的な、やや空席多めの客席をイメージしてしまいがちだけれど、アンサンブル・アンテルコンタンポランは、前回の2024年の公演が満席に近い盛況ぶりだったのが頼もしい。
そのアンテルコンタンポランをモデルにウィーンで結成された現代音楽グループ「クラングフォルム・ウィーン」